どうするどうなる今後の「有ジェネ」「勇者ああああ」「ガリベンガーV」

「ガリベンガーV」「有田ジェネレーション」「勇者ああああ」3つの気にしていた番組に変化がある。

不安だ

まず有ジェネだよ有ジェネ!

「♪桐野~の近くに密着した~ら、番組が~つぶれました~♪」
チクショー!ですよ。
令和のあらびき団的な番組で、ここでしか見れないマイナー芸人が意外な爆笑を起こしたり、ポンコツっぷりも有田&小峠が絶妙にさばく。

桐野安生、スルメ、ムラムラタムラという、他では見れない3人が、本人なりに試行錯誤してる様子は面白いと思ったんだけど、厳しいかー。マツモトクラブとか河邑ミクとか、「この人の新作が毎週見れるの?」ってほどの引きがある人なら…。桐野とスルメ…。

「くりいむしちゅーが引き継いだボキャブラ天国」みたいな形で、ちゃんと勝ち上がった人が美味しい展開になれば、ほかのネタ番組とも十分戦えそう。

あ、どうやら終わらないっぽいぞこの番組。よ~しよしよし。

桐野安生。
ベテランなのに、コントの途中で恥ずかしくなってやめたり、うけなかったら収録後にカットをお願いしたり、ウケたいのにプライドの高さがじゃましてバカになりきれず、余計なナレーションを入れたりしてしまう。
その弱さとか、バカに徹しきれずかっこつけてしまうところをみんなは批判する。俺だけ共感してしまう。
「嫉妬マンはあなたの中にいる」そうだけど、有田さんは「桐野はみんなの中にいる」と言った。
人気者になりたいけどかっこつけたい。プライドを捨てきれない。松本りんすやザコシショウは、かっこ悪い自分をさらけ出して、一周まわって「あそこまでできるのはかっこいい!」と思われ始めている。

「ガリベンガーV」は時間帯がド深夜から深夜に上がる。
お笑い×教育番組×Vチューバーを、「彼女らは人間社会を勉強している」という設定と、小峠のツッコミで、バチッと一発で接続した番組。

Vtuberの設定や発言のヌルさに突っ込んでいいんだ! テレビに初めて出る女の子もバーチャルの体なら思い切って発言できるんだ! 
そんな感動があった。ただ、時間帯があがるのは一見いいことに見えるけど、時間帯が上がると、その分求められる視聴率も上がるので、昇格後に終わるパターンもあるという。
心配。

テレビ関係の仕事をしていた人が書いてたんだけど、
「ゴールデンタイムに近づくほど盛り上がる番組」と、
「どの時間帯でも変わらない、一定の人しか見ない番組」
があって、ガリベンガーって後者じゃねえか?
そもそもテレビ持ってない人が配信アプリで観てるイメージで、時間帯が早くなったからってVtuberに興味なかった人が見る?

「勇者ああああ」は配信番組として継続。
eスポーツの番組ではなく、ゲームの番組として貴重だった。
競技じゃなくて、ゲーム発売当時の思い出を話したり、そういう話が楽しくできる人が意外と少ない。映画やマンガの世界には語り手となる人がたくさんいるのに。

出演芸人の人選がお笑いマニア寄りで、この芸人は不仲でこういう過去があって…と、ゲーム以外の人物関係も知ってないとわからなかったり、だいじょうぶかなあと思う回が多々あった。

だけど当たり企画が出れば相当面白い。
ゲーム好き芸人が好きな作品をプレゼンする企画では、学生時代がうまくいかなかった芸人が思い出の作品のクリエイターと会えて号泣する展開があったり、野田クリスタルは地上波でエロゲーを紹介したり、自作ゲーム紹介で「変な人」から「ストイックな人」に覚醒して、R-1ぐらんぷり(ひらがな)のグランプリの足がかりになった。

クイズコーナーの発想もよくて、ゲームソフトを並べて発売順や値段を予想するクイズで、グラフィックの質を見たり、レア度を予想して推理していくのが楽しい。
どんな番組でも、わずかなヒントから正解ににじり寄っていく展開が好きです。

このあとに電脳少女シロ様からフォローしていただいたので、今度の感想はビシッとしたの書こうと燃えてます。

読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。