みなもっちサンシャイン

ついに離婚した!三児の母。保育の世界に十数年。元夫と離れる過程でいろいろ解毒し、いまが…

みなもっちサンシャイン

ついに離婚した!三児の母。保育の世界に十数年。元夫と離れる過程でいろいろ解毒し、いまが人生で最も輝いているアラフォー。子育ては乳児がいなくなり、対人間として関わる日々。映画や音楽、美術館鑑賞、読書にスケッチ。日本酒とおいしいおつまみを少し。毎日最高に楽しい!!

最近の記事

余裕を失った人に「お食べよ」とごはんを差し出すことの優しさについて。

息子の育て方、こと炎上しがちだけども。 うちの次男は、しょっちゅうキャパオーバーで2歳から寝ても覚めても癇癪魔だった。 特に空腹に弱いのはわかってたから、キレ散らかしてるときは相手にせず「とにかくなんか食べな」とまずごはんを食べさせることに尽力していた。 そしたらある日、私がキャパオーバーでなにもかも辛くなり、「もう無理‼️あっちいって!母ちゃんを1人にして!」って仕事終わったあと布団にもぐりこんだときに、末娘と協力してごはん作って、一時間後に、「母ちゃん、ごはんたべな」

    • アンパンマンみたいだった長男が、無事に思春期に突入したはなし。

      アンパンマンのようにまっすぐで優しく正義感に溢れた子だったうちの長男、 無事思春期に入りました。 曰く「うるせえ!」「あっちいけ!」。 そしてごはんを食べない。 母ちゃんに声をかけられる程頑なに食べない。 うーん。 次男とは長年、理不尽バトル千本ノックみたいな戦いを繰り広げてきた私。 ここにきて、長男のケンカへの語彙力の低さ、自分の気持ちへの解像度の低さ、あるいは母ちゃんと自分の境界線の甘さ薄さにびっくりする。 あんたまだそんなとこにおるんかい。 次男は癇癪大魔王

      • 思春期の息子に対峙したら実母のことを思い出した

        長男思春期の反抗期、親側を経験するにあたり、「ああ、これ、自分が反抗したことなかったら、キツイやろうな」と、実母のことを思った。 「自分がゆるされなかったことを受け入れる」って、自分の人生否定することになるもんな。 最も、私は別に反抗を許されてはなくて全否定でこてんぱんにとっちめられて、それでも抵抗をやめないから母が先にあきらめた。「もう好きにしなさい」と。 でも、母を意識せずにいきられるようになるまで数十年かかったし、いまもまだこうして思い出したりするから、傷は深かっ

        • 私は私が責任を背負えるように、サポートしてほしかった

          いまの仕事。 正社員やろうとしたら少なからず「育児丸投げできる身内がいないと無理」というレベルに拘束時間が長い。 でも、 「私は自分で育てたかった」からパートになったって話をきいて、ハッとした。 私もそうかもしれない。 いや、違う。 本当は 「夫婦で育児当事者」になりたかった。 でも元夫はそれを望まなかった。 結果、育児の比重は私が正社員でいれるキャパをとうに越えた。 実家には基本頼らず保育園とファミリーサポートと病児保育を駆使しても限界はきた。 三人目の育休から復帰

        余裕を失った人に「お食べよ」とごはんを差し出すことの優しさについて。

        マガジン

        • 負の連鎖を断ち切るノート マガジン
          7本
          ¥500

        記事

          声が小さい人の「やりたくない」は、声が大きい人の「やりたい!」と同じだけ重さがある。

          夏休み最初の日曜日。 のんびりおきて思い思いに朝ごはんを食べる。 次男が言う。 「きょうどっかいきたい!!!」 「おでかけかー」 「でも暑いよ?」 「習い事増えたからお金たくさん使うのは無理よごめん」 「じゃあ自転車のりたい」 「自転車ならいいか」 「暑いから9時には出発だな」 みんなで話し合って、 自転車で20分くらいの神社に行くことが決まった。 で、 いち早く準備した次男。 他の二人はまだご飯が終わらない。 見ると、誰もいない子供部屋にまた電気がついている。

          声が小さい人の「やりたくない」は、声が大きい人の「やりたい!」と同じだけ重さがある。

          別居した翌日ポインセチアを買った。

          ※この記事は去年秋に一度公開して消したものです。離婚成立したから改めて載せます。 引っ越して最初に、ポインセチアを買った。 家具でも洗剤でもなく植物だった。 引っ越し屋さんはもちろん、 両親が手伝ってくれてようやく終わった引っ越し翌日、 ダンボールが積み上がった部屋をでて 精神科にいき報告をして 帰りに駅前の大好きな花屋で植物を買った。 ここから先は有料にします(´ω`*)

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          別居した翌日ポインセチアを買った。

          「0歳から預けるなんてかわいそう」といわれる度に思ってたこと。

          我が子。 0歳から保育園に預けて働いた。先生を後追いするくらい慕って大好きなのをみて、寂しいより安心した。 だって、私がいなくなっても子によりどころがあるじゃない。 後に「0歳から預けるとかかわいそう」といわれびっくりする。 なぜ? 我が子はあんなにも愛されているのに。 私は私を、子の期間限定な同居人としか思っていなくて、産んでからもずっとそう思ってて。 だから逆に、 自分が持つ「親としての強すぎる権力」にしばしば戸惑う。 「ママから離されてかわいそう」をいう人は、自

          「0歳から預けるなんてかわいそう」といわれる度に思ってたこと。

          ご機嫌の天才

          三週間やむなく自宅保育になった娘。 長男が高熱下痢で寝込んだり次男が密室に発狂したりする中、 唯一健康で穏やかで、かあちゃんにべったり甘えては一人で黙々遊び、二時間とか平気で散歩してたくましくなり、ほっぺは一段とつやつやもちもちになり、 存在が私を真っ向から肯定してくれて拝みたくなる。 社会と繋がりが絶たれ働けない母は自己の存在意義が曖昧になりはじめ、 次男の制止にエネルギーを使いすぎて磨耗し、朝起きたら涙がとまらないところまで来てしまったが。 時間があってももはや

          財布を落としたくらいで、人は、死ななくていいのだ。

          昨日落とし物して警察に問い合わせたら 「その期間おなじものを落とした人が県内に32人いて…」みたいなんいわれて、 世の中のうっかりさんは私だけではないんだと妙に安堵した。見つからなかったんだけどね。 ずっと思ってたけど、 「私は無能なんだ」と、精神的自傷をするきっかけを与えた人は、みんな私を凝視していた。 見つめすぎてまわりなんか見えてやしない。 たとえ同じ失敗を自らがしていても。 そんなことは見えない。 ただ、目の前の私がした失敗を責めることに夢中で。 こどもが失敗した

          財布を落としたくらいで、人は、死ななくていいのだ。

          家族でいたければ、大切にする以外、道はないのだ。

          朝。保育園ついたら号泣する子、 「ママー」って泣く。 泣くけど、泣かれてもはいはいそうよねえママがいいよねえ、と、保育士の私は引取り、 お母さん行ってらっしゃい!と見送る。 しばらく泣き続けることもあるが、 慣れてもらうしかない。 って他人の私でさえ思うし、できる。 だからリアルでもツイッタでも 「ほらあ、ママがいいんだよ」のパパに対しては殺気だつ。 なに甘えたこと抜かしてんだ、と。 そりゃあ、保育士は専門職だ。こどもの関わり方について勉強もするし、先輩にも習う

          家族でいたければ、大切にする以外、道はないのだ。

          任せれば、いいや。

          疲労を極みに揚げ物食べたからか唐突に眠気に襲われて布団で撃沈してたら、 長男が「あ、かあちゃんねちゃった」って布団をかけてくれた。 寒い…湯タンポほしい… とつぶやいたら湯タンポ作ってくれて、 朦朧としながら 「娘ちゃんは…」ときいたら 「ああ、次男がお風呂入れてぼくが薬飲ませた。歯磨きは娘ちゃんが一生懸命自分でしてたよ。」って。 わたしはそれを聞いて安心して気絶した。 夜中2時に起きたら真っ暗。 ちゃんと我が子らは布団に入って寝息を立ててた え、すごくない? すご

          任せれば、いいや。

          実母が立った!

          いまちょっと大きめの転機にさしかかり、 母と話していたら、 ひとしきり思いをのべたあと 「わたしは、そうおもうのよ。ごめんね、わたしのはなしばっかりで。」 といったんで、 らーらーらーらららー ことーばにーできなーいー♪ 母は基本的に自分の話しかしない人で、 自他境界が溶けていて人の心配で眠れなくなり悩んでる本人にそれをぶつけてくるやばいひとだったんだが。 そうかー 「わたしがいくら心配しても、こうした方がいいと思っても、結局一番大事なのは、みなもと、こどもたちが

          「そういうおまえはどうなんだ?!」

          小さいとき、 手を振りほどいて走る娘を制止し、 「危ない!走ったら車にぶつかるよ?大変😱!だいじな娘ちゃんがケガしちゃう!」 って日々繰り返していた。 そしたら4歳になったころ 「まって!」に止まってくれた。 わたしはびっくりして、 「待っててくれたの?」ってきいたら、 「だってね、だいじな娘ちゃんひかれちゃうからね( ・`д・´)」 「そう!そうなんよ!よかった😭これでだいじな娘ちゃん轢かれなくて済むわ😭」 得意気にいう娘を抱き締めて、 私はちょっと泣きながら娘

          「そういうおまえはどうなんだ?!」

          綾野剛の"ヤクザと家族 The Family"を見た。

          綾野剛主演の映画、 『ヤクザと家族 The Family』をみた。 すごく久しぶりに、 ツイッターの140字では足らん! なんか、なんか書きたい!という衝動に駆られたので数年ぶりのnoteをひっぱりだした。 ↓↓↓ここから先はネタバレです。↓↓↓ まあ、ネタがバレたところで面白さが半減する映画ではないが。 いまからみる人はご注意。 さて。 ポスターにある通り、 物語は、 1999年、2005年、2019年で語られる。 綾野剛演じる山本賢治が、 10代でヤクザの家

          綾野剛の"ヤクザと家族 The Family"を見た。

          『負の連鎖を断ち切るノート7話~ただ、今より一つ上を目指す~』

          こんにちは、篠原みなもです。 よっしゃ!今日は更新間に合ったぜイェイ! やったーカンパイフー!! そう、前回何故か時間はあったのに締切が2日遅れるという事態に陥りまして、 今回は6話に登場したC先生を脳内に召喚しては励ましてもらって今に至ります。 なんかね、前回も前々回もすっごく書くのしんどくて、 前っ全進まなくて。 せっかくやから原因考えてみたんですけど、 明確に2つありましたね。 1つは、 過去に親とあった辛いことを思い出して、 そっからどう抜け出したか書くか

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          負の連鎖を断ち切るノート6話~自分を攻め立てる正論との付き合い方~

          こんにちは!篠原です。 いきなりですが、今日は木曜日。 『負の連鎖を断ち切るマガジン』を楽しみにしてくださってるかた! 更新が遅れてごめんなさい! 昨日はぎっくりごしになってヨボヨボと原稿書いてたら息子たちが起きてきて、 『きょうえんそくだねー。あ!よういなんもしてないや!かあちゃんてつだって!! 』 なんでなんやー( ;∀;) てかお弁当作らな!! 集合時間いつもより早いやんけ!! とかやってたらバイトの時間まで一瞬でしたね。 まあ、更新日の早朝に書いてる時点で息

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