見出し画像

いつでも会える

本棚を整理してると
絵本が出てきました。

『いつでも会える』

20年くらい前に買った本です。

当時、白い犬を飼っていて
絵本に出てくる
犬の〝シロ〟と似てるのがきっかけでした。

犬のシロは みきちゃんが大好き。
2人は いつも楽しい時間をすごしていて
とても幸せでした。
ずっと一緒にいられると思ったのに
みきちゃんは 
シロを残していなくなってしまいました。

『どうしてかな。なんでかな』

いくら考えても、探しても
みきちゃんはどこにもいません。
シロは、いつもさみしくて 不幸でした。

ある日、シロが目を瞑っていると
みきちゃんの声が聞こえてきました。

『いっしょに
 あそべなくなったね。
 ごはんもたべれなくなったし
 あたまもなでてあげれない。
 でもね、そばにいるよ。
 いつでも あえる。
 いまも これからも
 ずっと、かわらない』

いつも呼んでくれてた懐かしい声。

大好きなみきちゃんのことを考えると
いつでも会うことができます。
まぶたの裏では
変わらないあの頃のまま…

今、読んでも泣いてしまいます。
シンプルな絵と文ですが
すごく心に残る本です。
大人が読んでも、心に響く本だと思います。

大切な人とのお別れは
誰にでもあると思います。
大切な人との時間を 
改めて考えさせられた日でした。

最後まで読んでくださって
ありがとうございました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?