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データ分析で見る、文京区の保育園への預けやすさ

こんにちは、とうごう源です。

文京区の子育てに関して、データをもとに考えていきたいと思います。
文京区には、124の保育園があります。
では、それらの保育園は「預けやすい」状況になっているのでしょうか。2016年には「保育園落ちた」というブログの記事が話題になったこともありましたが、それから数年経った現在の文京区では、保育園の募集状況・応募状況はどのようになっているのでしょうか。

今回は、文京区が公開している、保育園ごとの「募集予定人数・申込者数」の統計、および令和5年度の保育園ごとの「内定指数一覧」を分析しました。そうすると、以下のことがわかりました。



0歳児については半数以上、1歳児については3割の保育園で、一次募集の時点で定員割れが起きていました。
定員割れを起こしていた保育園の募集人数は、全体の募集人数に対して、0歳児では62%、1歳児では40%にのぼります。
保育園の入園選考に用いられる「選考指数*」について、定員超過した保育園に内定したお子さんのうち、各園での最低の指数を平均すると、0歳児では25、1歳児では26でした。

*選考指数とは:保護者2人それぞれについての就業状況等で計算される「基本指数」と、世帯に対して計算される「調整指数」の合計値のことです。例えば、2人の親がどちらも一日8時間以上働いており、かつ文京区に在住している第1子が、初めて保育園に入園する場合、その選考指数は25になります。
これらからわかることは、文京区の保育園は、決して「入りにくくない」ということです。

もちろん、ご家庭の近くにある保育園を選ぼうとすると、定員超過を起こしている場合があります。しかし、場所にこだわらなければ、文京区内でお子さんを預けることが可能なのです。2024年度入園を希望されている方は、この結果を活かしてぜひ応募してみてください。今回お示ししたデータは、こちらにあります。

https://www.city.bunkyo.lg.jp/kyoiku/kosodate/okosan/nicchu/ninkahoikusho/tokei.html


文京区は、3〜5歳児の保育料は、すべてのお子さんについて無償化しています。子どもたちにとっての昼間の居場所があれば、親御さんも安心して働くことができるようになります。

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