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文京区が、現役世代にとって住みづらい街になっています

こんにちは。とうごう源です。文京区議会議員に立候補しております。
今回は文京区の人口にスポットを当ててお話しさせていただきます。

文京区から現役世代が減り続けています

日本は超高齢化社会を迎え、文京区もその影響を受けています。
文京区の人口は年々増えていますが、実は経済を支える生産年齢人口(15歳から64歳までの人口)は年々減少傾向にあります。
2013年の生産年齢人口比率は69.4%でしたが、2023年には68.2%と微減しています。国立社会保障・人口問題研究所によると、
文京区の生産年齢人口の減少傾向はこのまま続き、2045年には63.4%まで減少する見込みです。

生産年齢人口の減少がもたらす影響

生産年齢人口の減少は、様々な社会問題を引き起こします。例えば、労働力不足が生じ、企業の生産性の低下につながります。また、医療・介護・福祉などの社会保障費の増加も予想され、財政面での問題が生じる可能性があります。日々の生活においても、若年層の人口が減少することで、地域の活力が低下することも懸念されます。これらの問題を未然に防ぐため、どのような対策を打つべきでしょうか。

転出者の半分が「本当は住み続けたかった」と思っている

別の統計を見ると、文京区から転出した人の50%が「本当は住み続けたかった」と思っていて、その方々の25%が住宅事情を理由に転出しています。
住宅事情と言ってもさまざまですが、転出理由の一つに、家賃が高いことが影響している可能性があります。文京区は東京都心に位置し、住宅価格が高い傾向になります。そのため、ライフステージが変わり、より広い住居が必要になった際に、文京区で住み続けることが難しくなっているのではないでしょうか。

この問題に対しては、住宅政策の見直しが必要です。若い世代が住みやすい住宅を提供し、ライフステージが変わっても文京区で暮らし続けられる環境を用意する必要があります。
住み続けたいと思っているのに引っ越しを余儀なくされるのは転出されるのは悲しく、もったいないことだと思います。

この文京区を、誰もが住み続けられる街にしませんか?
そうすれば、生産年齢人口の減少問題にも一定の解決策が見出せるかもしれません。

みなさんのご意見を聞かせてください。


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