「メキャベツ」って小さなキャベツだよね? エッ、違うの?

お店でもちょくちょく見るけれど、キャベツの小さいやつでしよ?

家庭菜園している人の良く知っているキーワード「間引き」ってやつでしょ?


違うんです!

写真をちょっと見て下さい。メキャベツは茎にたくさん付いているのです。

だから大きくなってもキャベツにはならないんです。

よく知っているあの大きなキャベツとは品種が違うんですよ。

でも、正直どうやって食べるものか分からない・・・・


メキャベツって?

メキャベツは、「芽キャベツ」って書きます。

別名「子持甘藍(こもちかんらん)」ともいい、直径が3~4cmほどのミニキャベツです。でもキャベツがまだ大きくならないうちに収穫したものではなく、キャベツと芽キャベツは同じアブラナ科の野菜ですが、異なる野菜です。

芽キャベツは一株から伸びた茎の側面に生える「わき芽」が結球したもので、一株で50個程度、ミニシュークリームのような形が鈴なりに実ります。


そのまま食べる? どうやって食べよう?

キャベツとは違い、堅く少し苦味もあるので加熱調理するのが基本です。芽キャベツはキャベツに比べてアクが強いため、下茹でなどの処理が必要ですが、シチューなどの煮込み料理の場合は、そのまま煮込んでしまうので下茹では不要です。新鮮な芽キャベツの場合、加熱することで苦味よりも甘みを引き出しますので、新鮮な芽キャベツを探しましょう。苦みが気になる場合、根元に入れる十字の切れ込みを少し深めに入れたり、長めに加熱すれば苦味がやわらぎます。


断面はやっぱりキャベツ

でも栄養がすごい野菜なんです! キャベツもビタミンCが豊富で、免疫力を高めて風邪を予防したい冬場には積極的に食べたい野菜のひとつですが、芽キャベツには、その4倍ものビタミンCが含まれています。レモンと比べても1.5倍以上もの量です。体内で全身の粘膜を構成する上皮細胞の形成に欠かせないビタミンAになるβカロテンはキャベツの7~10倍、ビタミンKはキャベツの2倍含まれています。葉酸の含有量は野菜のなかでもトップクラス。むくみを改善してくれるカリウムなども含まれています。他の栄養分としては、緑黄色野菜の色素であるカロテノイドの一種である「ルテイン」が多く含まれています。このルテインは、抗酸化作用が強く、ガンの予防に効果的と言われています。また近年、芽キャベツを含むアブラナ科の野菜が多く持っているとされているイソチオシアネートが、ガン予防にとても役立つ事がわかりました。あまり知られていませんが、芽キャベツはまさに栄養の塊のような野菜なのです。

すごく小さいのに、普通のキャベツよりも栄養価が高い。


パックにたくさん入っているので余ってしまう・・・

用途が決まっていない場合は、とりあえず下茹でして保存しましょう。

芽キャベツは、鮮度が落ちやすいので、買ってきたら湿らせたキッチンペーパーで包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫に保管しましょう。キッチンペーパーを毎日取り替えるようにすれば一週間程度は持ちます。冷凍保存する場合は、一度固めに茹でてから小分けして冷凍します。使う場合は自然解凍してから使うようにしましょう。


こんな野菜もおすすめです。

芽キャベツとケールを交配した「プチヴェール」です。


緑以外に、紫や赤系の芽キャベツもあります。

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みなとのごちそう野菜

最年少野菜ソムリエプロ。 2017年3月、野菜ソムリエに8才で合格し、最年少記録を更新しましたが、2018年7月、野菜ソムリエプロに10才3か月で合格。こちらも最年少記録を更新です。

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これ大好き!でも緑以外のものがあるとは知りませんでした。
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