ネヴァーダイズ サワタリさん周辺感想

物理書籍のサバジョのラストランを見届けたので、思いの丈を吐き出し。
以下箇条書き。


  • ソイ〜の時から、匂わせて、最終盤で明かされた真のジゴク、想像のジゴクだった。

  • 本編でごはんものスピンオフめいた食事情を披露してきたクランの最終目標が未曾有の飢え殺し。人の心とかないんか案件

  • 野球回>128点でUNIX爆発みたいに、ヨロシサンを一撃で葬るには一体どうすればって、モーゼズさんに相談したんですか→〈本社総破壊プログラム〉。デウスエクスマキナが過ぎる

  • 戦争勃発以前からの年単位、相談相手は副将だけ(Nファイルズ)。デス・トラップで、シリアスな陰りが見えだしたのも納得

  • オムラやウチコワシといった、ニンジャソウルの暴走も加えて、時代のあだ花とばかりに破滅の道を突き進んで散って行った各組織。そこにサバジョも名を連ねそうな勢いだった

  • 出した結論は「やめ……にする!」。サブジュも殺さない、ヨロシサンを潰すチャンスもふいに。

  • 二部までの活躍が主に、運とフィジカルに任せてどうしてたので最終盤で発揮されるのが理性と奥ゆかしさだとは露ほども予想できなかった

  • バイオ筋力とアーチソウルの全能感でイキってた退職日から隔世の感。学んだ、知恵をつけたという奥ゆかしさは、フォレスト・サワタリというニンジャには最も縁遠くて、他のキャラの領分だと思ってたので。移り変わってくのがこの作品読んでて良かったと何回でも言える

  • 「自分の目で見て、自分の頭で考えろ」の三部のテーマのひとつにも合致する結論。

  • ここで特に好きなのが、サブジュゲイターを仕留めたら仲間二人の仇が取れるだとかを、この場の誰も言わないし、そんな次元にいないこと。

  • 「0点だ! 今日の大将はよォ!」ハイドラの言ったこの何気ない言葉も刺さる。今日ってことは、昨日にも、そして明日にも地続きになってそうだ。じゃあ明日の大将には何点付ける?

  • バイオカエルの一言も、フロッグマンを思い出させる。きっと苦笑いを浮かべて

  • ラスボス担当がサブジュゲイターなのもCEO対末端サラリマン  エリート対野蛮人

  • ニンジャスレイヤー対アガメムノンと同様に、ヨロシサン側でも「上下」の対立構図を担っている。

  • ここまでの感想って、4部のサワタリ・カンパニーの状況(バイオインゴットの代替品を製造できる)知ってるから、大団円で全肯定の眼差し向けてられるんだろうなとも思う。命あっての物種とは言い条、代案もなく先延ばし現状維持とくれば文句の一つは出てくるもの。ハイドラの憤りも尤も

  • 研究者としての先行き不透明ながら、かれがバイオ生命体への生命倫理はあることがはっきりした。

  • 10月更新スレイトで、バイオ白ワニの亡骸に弔詞を残したのも、そんな信条に基づくからだといい


現時点でネヴァーダイズ編を締めくくるトランスジェネシスを残すのみなので、サバジョに向けての感想は残しておきたかった。

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