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【投資】アメプラとSPGの同時保有のメリットとは?【ホテル編】

 最近、アメプラを保有することになったので、それの付随するホテルでのサービスについて述べたいと思います。私は以前からSPGを保有しており、アメプラを追加で導入した形になります。アメプラとSPGは提供される価値は被っていることから、SPGはアメプラと同時に解約予定でしたが、結局SPGはサブカードとしてエクステンションで保有することに決め、アメプラへ追加投資を行い、メインカード保有としました。

 実際のところ、SPGはサブカードとは言っても、元々サブカードで、メインカードはVISAのプラチナを使っていました。そのため、実際の使用形態からすると、アメプラはこのVISAとの入れ替わりになった形になります。とはいえ、SPGとアメプラがホテル特典でサービスが被ることは間違いありません。その中でどうして私がアメプラを所有し、SPGも継続保有に至ったのかを説明したいと思います。今回の記事ではマリオットとヒルトン系列(ステータスマッチができるため、ヒルトンも併記)のみのメリットを扱います。

1. アメプラがあるのに、どうしてSPGの保有するのか?

 ここでは、アメプラ導入しながらもSPGを保有する理由について記したいと思います。まず、アメプラを導入した場合に、SPGがエクステンションになる理由は、非常に簡単で、2年目以降は実質"無料"だからです。継続時にカテゴリー6までのホテルが無料宿泊特典として付帯するため、その利用方法によっては、ROIはそれだけで1を超えます。また、無料宿泊に加えて、プラチナチャレンジ(チタンチャレンジ)を既に終えている場合は、客室アップグレード、朝食無料、ウェルカムアメニティ、ラウンジの利用ができるかと思います。それを考慮した場合、場合によってはROIが1.5から2にもなります(リッツカールトン系列は除く)。と加えて、東京やアジア太平洋の主要都市に住んでいる場合、レストランの利用により、SPGカード保有だと、15%から20%のディスカウントが受けられ、また、宿泊の場合だと、1米ドルあたりのポイントリターンが10ポイントにもなります。アメプラではこのポイントリターンはありませんので、マリオット系列の利用頻度が高い場合には、このSPGカードを持っておくことが重要になります。その意味で、アメプラとSPGの共存というよりも、どちらかというと、「SPGアメックスを手放すメリットが特にない」ということが言えるかと思います。

2. アメプラの追加保有によるシナジー

 これは主にWやLuxury Collection、リッツカールトン、セントレジスを利用する場合になりますが、SPGで保有しているカード会員特典に加えて、プラチナの特典についてくるFHRとのコンビネーションが見込めます。FHR会員ですと、既に保有している会員特典に加え、100米ドル相当の館内で使用できるクレジットを無料でもらえます。これがアメプラ保有のメリットです(しかも、マリオット系列だけに留まらないメリットがありますので、他の記事で紹介します)。また、マリオットで保有している会員レベルはヒルトンに横展開できるため、チタンをもっていれば、ダイヤモンドにアップグレードされますし、ウォルドーフ・アストリアやコンラッドをFHR経由で利用すれば、コンビネーションでシナジーが生まれることが理解できるかと思います(ホテルによっては利用できないので、要確認ですが)。

 この説明により、SPGアメックスのみを保有していた方にとっては、その本源的価値に加えて、アメプラのFHR特典によるシナジーが見込めることが理解できるかと思います。結局のところ、単体の所有は純投資、複数での所有の場合は投資に加えたM&Aでいうストラテジック・バイヤー的な観点からシナジーを考えるのが良いかと思われます。

私がアメプラとSPGを同時所有する理由は上記理由になります。SPGは実質無料の為、エクステンション保有。それに加えたアメプラへの追加投資による保有シナジーの最大化ができることが本記事にて伝えたいことになります。


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