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ギラギラの太陽の下でマインドフルになる方法

各地で35°を超える真夏日が続いていますが、体調を崩したりしていませんか? 暑いと頭もぼーっとするし、身体の調子も悪くなるし、なんとなく気分が優れないですよね。今日も暑いな〜、嫌だな〜と思っている時に、「外が暑い時にマインドフルになる方法」というコラムを過去のNY TIMESで見つけたのでシェアします。

太陽が身体に照りつけて、珠のような汗が出て、肌がべたべたする時は、心地よいとか、心地悪いとかジャッッジしないでそれらに意識を向けてみましょう。最悪な気分だという心の声に流されないように、それらの感覚を感じてみましょう。

何でもよいので心地のよい感覚を感じることができるか観察してみましょう。心地よい暖かさを身体の中に感じますか?肌に当たるそよ風が気持ちよく感じますか?

よい感覚も悪い感覚も優しく受け入れることによって、自分が経験していること自体は、自分の評価によって変わらないと思いますか? あなたはもっと寛容ですか? 好奇心が強いですか? 素直に受け入れるタイプですか?

もし、暑さのせいでイライラするようなら、足に意識を向けてください。外の日陰を見つけて裸足になってみて下さい。土や砂、草の葉がつま先をくすぐる感覚を味わって下さい。マインドフル(今この瞬間の自分の感覚や感情に意識を向けて観察する)に数歩歩いてみてください。地球の上を歩きながら、すべての感覚によく注意を向けて歩いて下さい。

できれば、日中に休憩をしてください。暑さが最高潮に達すると、私たちのエネルギーは落ちてしまいます。気候の変化を素直に受け入れてみてください。疲れと戦うのではなく、スローダウンして呼吸をする機会と思って下さい。呼吸が、蒸し暑い日にも、つかの間の涼しさと活力を与えてくれるかもしれません。

もし、また心地悪い暑さのことを考えてしまったら、ただそれに気付いて下さい。自分の心の変化を観察するのもマインドフルネスの練習のひとつです。反応せずに、またマインドフルになることにトライする機会と思ってください。

マインドフルネスを練習するということは、今の状態から研ぎすまされた感覚を使って、またトライすることです。そうすることによって、安らぎと喜びが自然に訪れるようになるのです。

暑過ぎて嫌になってしまう時も、ちょっと心の平静を取り戻せます。暑い夏にマインドフルネスで見つける安らかな心と喜び。ぜひ、試してみて下さい。

写真は昨年、インドのゴアの滞在先のホテルで撮ったものです。気温は35度以上あったかと思います。そんな気温の時でもこんな風に涼しい顔で過ごしたいですよね。