何を撮ればいいのかわからないマン
そんな僕の記録です。
僕がカメラを買ったときの気持ちは、カメラがなんかカッコいいし、なんかボケた写真カッコいいし、記録に残すってなんかいいし、なんかカメラほしい。
みたいな動機でしかなくて高尚な気持ちはつゆほどもない。とくに決意もない。アートにも触れてきていないから、何が美しいとされるかも知らないし、いらないわけじゃないけど『いいね』にもさほど興味がない。
そうすると陥ります。何を撮ろう……みたいな気持ちに。
理由はたぶんシンプルで、下手だからです。センスがないからともいう。
撮った写真がそれなりにすらなっていないとき、カメラってとっても楽しくないです。少なくとも僕はそうでした。
で、上述したようにアートに触れていないので、アートの文脈を知りません。
アートとは言ってしまえば壮大な身内ネタです。身内どころか顔見知りですらない僕のような人間は、ルートもゴールもよく分からないんです。
そうするとどうなるか? 写真の良し悪しが自分のも他人のも分からないわけなので、機材スペックを信じるしかなくなります。
f値の明るさや解像度などのレンズスペックを知るためにレビューサイトとかみる。おぉすごいぞ、このレンズは歪曲が少なく非点収差もかなり抑えていて星景写真もこなせるのか、なるほど。星撮らないけど。
センサーサイズが大きければノイズも出ないんだろう、そしてそれは綺麗な、高画質な写真なのだろう、見ても大して違いは分からないけどたぶん。
みたいなスペック信仰。
なんせ審美眼がない中で客観的な指標が欲しくて欲しくて震えています。この手の情報はとっても好物でした。まぁ今も好きですけど。
そんなこんなでなんとなく続けているうち、いい加減客観的に僕の写真がちゃんとしているかどうか確かめたくなりました。
ここから少しずつ進歩していきますが、長くなってきたのでまた次回。シリーズものだ!
仮に頂いたら……フィルムを買うか写真の本を買うなどしてレビューします