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タンドリーチキンから広がる夢

LINEのグループ名「タンドリーチキン」

はなちゃんとさえちゃんのお泊まり会を機に、計画が始動した。お店並みの美味しい「タンドリーチキン」が作れたと連絡をくれたはなちゃん。未だに私はそのタンドリーチキンを味わえていないのだけれど、「これみんなにも食べてもらいたい」「よく行っていたファーマーズマーケットみたいなところを借りて売ったらどうか」という言葉に私も共感し、仲間に入れてもらった。元々、ファーマーズマーケットは大好きだし、つくる人の気持ちに興味をもった

まだコートを着る寒い季節、さえちゃんと初めまして。3人で青山ファーマーズマーケットの市場調査を決行した。運営の人に物怖じせず質問している2人に「すごい」と純粋に思ったのを今でも覚えている。夢はどんどん広がり、こんなものを売ってみたい、どういうコンセプトがいいか、たくさんたくさん作戦を練った。本当は春先にお店をやってみる予定が、コロナが蔓延し延期となった。感染拡大はなかなか収まらないが、「このままやらないと、一生やらない気がする」というのが3人の想い。

いろいろと場所探しをした結果、下北沢のボーナストラックで3時間限定のお店を開くことを決めた。(桜木さん、T&Tさん、FRYDAY NIGHTさん、有難うございます)夏を満喫できていない人が多いのではないか、なかなか会えないご時世だから・・・「失った夏を、取り戻そう」をテーマに提供するものを考えた。人の家のキッチンを覗くような感覚できてほしいなと。

旅行好きのさえちゃんは、サンフランシスコで一口惚れしたチャイを

はなちゃんは、大好きな茨城の農家さんのハーブを使ってモヒートを

わたしは、フードでMine家の黒糖蒸しパンとチャリティスイカを(夏祭りをイメージしてトマトすくいも)

事前試作や提供イメージも3人集合で平日の夜中までやって、苦手な予算管理も頑張った。ポスターははなちゃんがつくってくれて、暖簾は私が手で縫った。前日は、LINEグループ「タンドリーチキン」が鳴り止まない。さえちゃんは予定より多くのチャイを仕込んで、準備もまるごと楽しんだ。

当日は、最高気温37度の真夏日。

じりじりと暑い中、たくさんの、本当に大勢の人が足を運んでくれた。TOSHIKI NAGASAWAくんが会場を音楽で盛り上げてくれ、みんなの暖かい空気がなんとも心地よかった。はじめは、赤字覚悟の開催だったけれど(笑)常に誰かがいて、笑顔あふれる空間。バースデーサプライズもできて、無事に閉店。

終わって3人で、近くの中華料理店で反省会。お待たせしたり、ゆっくり話せなかったり、反省点もたくさんだけど、周りの人たちへの「ありがとう」をずーっと話してた。実は、さえちゃんとは、この作戦会議でしか話ができていないことにも気づく!(笑)改めて、ゆっくりね!

とにもかくにも、このゲリラ出店は「タンドリーチキン」から始まった。タンドリーチキンを売ることは叶わなかったが・・・第二弾を前向きに検討中!

LINEのグループ名は変わらず「タンドリーチキン」

またお会いできる日を楽しみに。
みなさん、ありがとうございました!

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