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母との関係で人付き合いを学ぶ

昨日も今日もとてもいい天気だ。洗濯物もよく乾くし、外を歩くのも気持ちいい。

この前職場で、美術館のペアチケットもらった。
ポケモン工芸展なので面白そうって思ったけど、ペアチケットもらっても行く友達いないし、1人で行って1枚余らせるものダメだし、それなら誰かにあげようと思った。

でも一応、姉に「ポケモン工芸展のチケットあるんやけど、一緒にいかへん?」って聞いてみたら、「行ってもいいよ」って言ったので、一緒に行くことになった。

姉とは、仲が悪いわけじゃないけど仲がいいというわけでもない。近すぎないほどほどの距離感で接するようにしてる。母親ともそうかな。

昔は母が嫌いで、喧嘩どころか話もしなかった。でもうつ病になって外に出られなくなって、家にいても落ち込むだけなので母の店を手伝うようになって、それで必要に迫られていろいろ話すようになった。

最初は喧嘩ばかりだったけど、カウンセリングの勉強始めて、自分のことや母のことをよく観察するようになってから、嫌いとか憎いとかいう感情がなくなった。

良くも悪くも「母はこういう人だし」で受け入れるようになった。変に期待もしないけど、雑に付き合うわけでもない。

母はどうあってもわたしの母なんだし、代わりなんていないんだから、受け入れるしかないんだと思う。

母には期待しないけど、その代わり、自分のことは自分でわかってあげるようにしている。

たとえば母が介護が必要になったとして、わたしが「無理だ。やりたくない」って思ったら絶対やらない。見放すようで冷たいかもしれないけど、そうやって無理して合わせると相手を恨んでしまうから、自分の気持ちには素直でいないとダメだと思う。

そうは言っても、多少は無理してしまうんだろうけど、でも「やらなければならない!」って思っていない分、気が楽かもしれないと思う。「やめたっていい」っていう選択肢があるのは、気持ちに余裕が出来ると思うんだ。

今の職場の人付き合いは面倒なことが多いけど、特にトラブルもないのは、母との関係からいい距離感を学んだからかもと思う。

他人に良くも悪くも期待しない。でもちゃんと誠意をもって接する。期待するのは自分自身だけでいい。
そうやって人と付き合うのが一番だと思う。

うつ病になったのは苦しかったけど、母とちゃんと向き合える時間が持てたのは、ほんとによかったと思う。

だから、今うつ病や他の病気で外に出られない人は、「近くの人や自分自身と向き合う時間なんだ」って思って、のんびり過ごしてたらいいと思う。

急いでがんばってたって、良くなるときは良くなるし、ならないときはならない。「こんな時もあるよね」って思って、のんびり過ごすのが一番いいと思う。


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