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はじめて簿記というものがわかったかもしれない(仮

何度となく簿記の勉強を始め、挫折してきましたが、2024年1月、初めて続きそうな教材に出会いました。
この記事はPRでもステマでも何でもなくて、ただの個人の感想です。
結論から言いますが、その教材は「CPAラーニング」と言い、日商簿記の公式サイトのバナーで知りました。なんと完全無料です。


疑うから迷子になる

簿記3級の勉強を始めるたびに立ちはだかる壁、それが「仕訳」と「転記」、そして右と左。
今や仕訳は経理システムに登録すれば済み、手で転記することもなく、データは常に最新化される。なのにこの簿記の教科書は「転記せよ」という。これって何のため?今でもこんなこと必要なの?この教科書1冊走り切ったら意味が分かるの?
と思いながらいつも挫折してきました。

先に結論がほしい派

CPAラーニングの日商簿記3級の動画講座のうち、#0~#3 を見ました。
ここまでで、やっと、これまで他のテキストで引っかかってきた「意味」みたいなものが見えました。簿記をつけることで最終的に何が出来上がるかの目的物から逆算して、端的な例が#1~#3にありました。
自分が知りたかったのはこれだったのかも。
これまで見てきたテキストは、まず仕訳、日々の取引の記録をつけましょうから始まり、「まずは仕訳」方式のものばかりでした。
CPAラーニングの講座の、最終成果物(財務諸表)から逆算して考えた場合の仕訳(勘定科目と左右)は、単に数をこなす訓練よりわたしには理解しやすく、自分の中で「簿記」というものが腹落ちした感じがします。

教室に通うほどではなくても講義形式の受講はいい

これまで本だけで勉強しようとしてきたけど、動画、いいですね。テキストだけだとさらっと流して理解できてなかったこと、重要な点とか「ここは今はスルー」とか「後でわかるようになる」とか、初心者が理解するまでのシナリオをわかって説明に強弱付けてくれるのもよいです。
もともと会計の講師をしている方ということで、きちんと講義形式になっていてスタイルが確立しているのも聞きやすいです。

とはいえまだ受かってない

これで受かれば、いいですね。
今年度の最終試験(会場)が2024/2/25。近隣のネット試験会場のスケジュール見てみたら、ネット試験はそれより少し早く終わりそうです。
まずは講義を全部1月中に走り切りたいですね。
#23まであり、トータル約16時間。途中途中で動画を止めて例題を解いたり、問題集をやったりするので、倍の32時間くらいはかかりそうです。
明日からフルタイム勤務が始まる自分にできるでしょうか?

本当に無料でした

無料なのは一部コンテンツだけだったり、景表法ギリギリじゃねーかみたいな商材って、世の中にけっこうありますよね。もちろん疑ってかかりました。
残念ながら(?)本当に全部無料です。
テキストは書籍になっているので、それを買うこともできますが、すべてPDFで入手できます。画面上でよければ別に買う必要ない。
無料アプリで出てくるような広告もない。
なんで無料なんだこれ、どうマネタイズしてるんだこの事業、って謎なくらい。

商工会議所のサイトにもPRとしてお知らせが出ていて、あれもこれも無料なんですよね。


おわりに

うまくいけば、2月下旬には簿記3級の受験結果が出ます。
合否にかかわらず、簿記、経理の知識は持っておきたいので、2月受験目指して頑張ってみます。

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