サイコパスが激突。ヤバいマンガ「亜人」

 「亜人」は劇場アニメ、テレビアニメ、実写映画になったほどの人気作品なので名前を聞いたことがある方も多いと思います。かく言う僕はぶっ飛んだ登場人物、ストーリーが大好きで最近ドはまりしています。
 そこで、本作を読んだことがない方に、その魅力をマンガアプリ「アル」のコマ投稿を利用して、3分程度でご紹介したいと思います!

一言でいうと
不死の「亜人」主人公 永井圭と、同じく亜人の戦闘狂 佐藤。この二人のサイコパスが激突するマンガです。

主人公 永井圭。こんなセリフ言う主人公見たことない

最大の敵 佐藤。ゲーム感覚で人を殺す戦闘狂

 ストーリーは、戦闘狂の佐藤が仕掛けるゲームに仕方なく、主人公の永井が巻き込まれる形で展開していきます。
 二人は不死である「亜人」であり、何度でも復活するため、体のダメージを気にしないぶっ飛んだ戦いが特徴です。
 むしろ、僕が「亜人」をオススメしたい人は「もう普通のバトル漫画見飽きたよ。もっとすごいバトルが見たい!」という人です。

亜人って?
亜人の特徴はざっくり言って2つです。
1.死なない。死ぬと元通りに復活する

 一回死ぬと完全復活するので、彼らはダメージを負うと躊躇なく「リセット」します。亜人は殺しても死なないので、どう無効化するかというのも大きな問題になってきます。
 他のマンガにも「不死」の存在は出てきますが、「亜人」ほど不死の存在をどう倒すかを考えているマンガもありません。

2.黒い幽霊(IBM)が使える
 「黒い幽霊」は亜人が使える相棒のような存在で、未知の物質によってできており、基本的に亜人にしか見えません。黒い幽霊は亜人ごとに特徴が違っており、雨が降っていると動かしづらいなどの独特のデメリットもあります。

亜人の象徴「黒い幽霊」。顔が見えないのも特徴的

黒い幽霊の戦いも「亜人」の魅力の一つ

亜人の唯一無二性
 上記の2つの特徴を使って、亜人は他のマンガにはない展開をしていきます。亜人が復活する際にはこんな現象が起きるから、こんな死に方をしようとか、そういった計算をしながら主人公、永井圭や宿敵、佐藤は行動します。

簡単に切断とかしちゃう

 ここまで読んだ人ならそろそろわかっていただけたんじゃないでしょうか?「亜人ってヤバいマンガだな」。そうなんです。ヤバいマンガなんです、亜人は。ドンドン普通の人は死にますし、亜人たちは人体の損傷率まで細かくコントロールして戦いますからね。
 なので、亜人の特徴を使おうとすると、主人公と宿敵はどうしたって合理的だったり、サイコパスじゃないと成り立たないんですよね。

最大の魅力は主人公 永井圭
 その合理的すぎる思考のために、妹にクズとか言われたりしちゃっている永井ですが、その人間性が本作の最大の魅力なんです。

主人公なのに、こんなこと言っちゃう‥

 でも、本当にサイコパスなのか?場面場面で、人間らしさが見えてどんどん好きになっていっちゃうんです。

主人公らしさが見える一面も

普段冷たい永井に褒められると嬉しい‥

宿敵 佐藤がヤベー
 僕はマンガが大好きです。なので、これまで何千冊と読んできました。そんな中で、佐藤はNO1で最凶のラスボスです。彼には「愚かな人類を根絶やしにする」とか崇高な使命は全然ありません。全部ゲーム感覚です。
 楽しいことがすべて。しかも不死。その思考と行動は清々しすぎて、恐怖です。

佐藤、恐すぎ‥

ヤベーマンガ「亜人」をぜひ一度読んでみてください!
 「亜人」のヤバさをこれまで書いてきましたが、この作品は永井、佐藤以外にもぶっ飛んだ魅力的な人物がめちゃくちゃ登場します。普通のマンガに飽きた人、ぜひ一度読んでいただけると嬉しいです。

永井の親友カイ(左)とその友人の亜人 琴吹 武。魅力的な登場人物が山盛り

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