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学生起業家のSRCグループの代表へインタビュー


SRCグループ 会長 横山 剛
Kiss FM KOBE(兵庫エフエム放送株式会社) 代表取締役社長
特定非営利活動法人 神戸ファイニーズ 専務理事
全国FM放送協議会 理事 株式会社ジャパンエフエムネットワーク 取締役
甲南大学文学部卒 神戸大学大学院経営学研究科修了 (MBA) 同博士課程後期在学中。近畿大学・流通科学大学・神戸芸術工科大学 講師(非常勤)。神戸市「デザイン都市・神戸」創造会議委員 兵庫県「阪神南地域産業戦略研究会」委員等を歴任。現在も『学生起業家』として新規事業に挑戦しながら地域の若者教育と起業家支援にも力点を置く。学術領域における専門はマーケティング。大学では事業創造論・企画デザイン論・サービスマネジメント論・マーケティング戦略論などの講義を担当。好きな学問は西洋哲学と心理学。趣味はラグビー(未だ現役)。自称「愛」研究家。

~インタビュー~


学生「学生時代に企業したきっかけは何ですか。」
横山代表「モテたいという理由からです。当時バブル、第一次企業ブームと言われるヤングエグゼクティブという言葉が流行っていて、そんな社会の風潮もなく、たまたま入ったフルコミッションの教育教材を売るバイトが面白くて、例えば一日3つ売れば9万円、時給のバイトには考えられない、そこにビジネスの面白さというものが見えたからです。」

学生「リーダーにいる能力とは何ですか。」
横山代表「高い逆境指数を持っていることです。昔は力が強ければリーダーであったが、次第にIQをなくしてリーダーは厳しいとされています。しかし頭がよくても、人当たりがよくても逆境指数がなければなりません。人は逆境に立たされたときに5つのランクがあり、逃げ出す人→なんとかしようとする人→対処する人→マネジメントする人→逆境に楽しめる人で逆境に楽しめるがリーダーに必要です。」

学生「一番挫折を味わったことはありますか」
横山代表「経営者として死んだほうがマシと思ったことがあります。そして一番嫌なことはお金がなくなることです。寝られなくなり、やる気がない、前へ進めなくなったりして、薬を処方してもらったことがあります。それで気持ちだけでも前にして頑張りました。しかし、経営者というのは折れられない状態、挫折すらできない状態であります。」

学生「学生は就活において企業のどこを見ますか」
横山代表「相性です。いくらよい企業であっても相性が悪いなら行くべきでありません。会社側も相性があわない社員には気づいているので、出世も厳しいです。お互い不幸になるだけです。」

学生「今回インタビューをどうして受けてくれましたか」
横山代表「頼まれたことは断らない性格であり、もともと頼まれる、頼りにされることが好きな性格です。極端な話お金を貸してと頼まれても喜んで、と何でも断りません。だから肩書きばかりが増えていきます(笑)。頼まれるということは人から頼りにされている証だと思うから自分のできることはすべて協力します。」

〜まとめ〜


今回、マーケティング戦略論の授業でもお世話になっている学生起業家の横山代表の話を伺い、生き方や人生観、倫理感などたくさんのことをインタビューすることができました。特に逆境指数のお話は感動し、私たちもこの先どんな逆境の環境になったとしてもあきらめたくないと強く思わせてくれました。インターンシップや就活についての学びを得たので、自分を今よりもより追い込みながら努力を重ね続けたいです。