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顧客へのヒアリング能力を武器に急成長を続けるIT企業の社長へインタビュー

社長インタビュープロジェクト第2回目の記事となります。今回は株式会社ライズサービスの南篤志社長にインタビューをお受けして頂き、お話をお伺いする事が出来ました。

株式会社ライズサービス
IT システム開発会社。大手 SIer(エスアイアー)や公共機関における常駐案件と エンドユーザー取引との直取引による受諾取引の両方を手がける。そのなかで も EC システムの開発と最近は特に Web マイグレーション多く手がけてお り、企業の業務効率化や情報共有の円滑化を図る手助けをしている。
https://riseservice.co.jp/

•社長紹介

南篤志社長
大阪生まれ大阪育ち。個人事業主として 24 才で事業を始め、エンジニアとし て様々なプロジェクト、エンジニアと関わった経験をもとに自分なりに会社像 を纏めていく。エンジニアが常に高い技術を学べる環境を提供できる会社を設 立したいと思い、31 才の時に株式会社ライズサービスを設立。Web 系をはじ め、様々な技術を取り入れ大阪、東京を拠点とする事業拡大、会社規模拡大を 目指す。

:社長に質問:

「経営者は妄想を現実にするのが仕事」

経営に対しこう答える南社長。 事前にインタビュー記事があったのでそれを踏まえて質問させていただきました!

https://www.nishinihon-venture.com/company/riseservice/

https://www.nippon-shacho.com/interview/in_riseservice/

学生「Web マイグレーションは顧客にどのような効果、メリットがあるので すか?」

南社長「昔は東京・大阪と会社があるとすると、データは東京は東京、大阪は 大阪のデータベースで管理していました。そのデータを共有するにはデータを ファイル化して共有していたのですが、東京の人が大阪の人のデータを見るの に時差が生じてしまいます。そこで、データベースを Web 化すると、すぐに データを共有できるため仕事効率が上がります。」

学生「Web 系を多く手がけているということです が、通信系、ソフトウェア系、ハードウェア系、情報処理サービス系などいく つか業界がある中で Web 系が多いのにはどういった理由があるのでしょうか?」

南社長「1 番とっつきやすくてかつ、人手が足りない業界だからです。ライズ サービスは平均年齢がやく 30 歳と若く、入社してイチから IT の勉強をする未 経験者も採用しています。入社の際未経験でも IT の技術者を目指すことは全然 可能です。」

学生「IT 業界は営業利益率が高いとされていますが、実際の売り上げと利益は どのくらいですか?」

南社長「IT 業界のいいところは仕入れがない、在庫を持たないところです。だ から一般的に利益率は高いとされているけど商流が下に行くほど利益率も下が ってしまいます。ライズサービスは現在、売上が 200%以上の伸び率で、今年 (2019)の売上は 3 億円くらい、来年(2020)は 5 億円くらいと予想しています。」

:採用・就活系の質問:

学生「コミュニケーション能力を特に重要視して採用の時に見ておられるとい うことですが、そういった人材が具体的にどのように活躍されているのでしょ うか?」

南社長「ライズサービスには(1)ど素人コース(2)プチ素人コース(3)経験者コース があります。昨年入社でド素人だった 2 人は現在、1 人は大手企業のシステム 開発に携わっており、もう 1 人は C 言語を使い制御系の開発に携わっていま す。」

学生「なぜコミュニケーション能力を重視されているのでしょうか?」

社長「人と会話ができない人は伸びないからですね。コミュニケーション能 力が高い人はたくさんの人の力を借りることができ、多くのチャンスが回って きます。加えて質問がきちんとできないと考える時間ばかり過ぎてしまって成長のスピードが遅いです。」

学生「もし自分が学生に戻って就職活動するとすれば自分のどのような点をア ピールポイントとされますか?」

南社長「エンジニアの知識を生かして面接の時に何かを作っていったりしてと にかく目立つことを意識します。とにかく採用担当の意識に残したいですか ら。」

:まとめ:

今回伺わせていただいた株式会社ライズサービス。南篤志社長は熱心でユーモ アがあり私たちにたくさんの細かいことまでお話をしてくださったとても優し い方でした。また人材育成にも力を入れており若手が早くから自分の力を成 長、発揮できる、そんな会社に感じました。そして南社長の言葉で私たちの印 象に残った言葉が

「五角形は好きじゃない。みんな同じだと個性が活かしにくい。」

人にはそれぞれ役割があり、何かの部門で突出するものがあるとその人その人 で活躍できるフィールドが違うことで、結果的にとてもバランスのとれた強い チームになるということ。私たちは自分の強い部分を改めて見つけもっともっ と伸ばすことが特別な魅力になるのでは、と感じました。