見出し画像

サウナの今後を予想する~消費者の視点から~

最近仕事が忙しくてぜんっぜん記事をかけていませんでした💦妻と大洗に旅行行ったりと休日はエンジョイしてたんですけどね。一日14時間くらい働いてたわ・・・

さて、久々の日記となりましたが、サウナの資格を取り、毎週必ずサウナ行くくらいにはサウナが好きな自分がサウナ界?の今後について思ったことを書き連ねてみます。専門家ではなく一消費者として、これからのサウナはこうなるだろうな、という感想になりますがいかがでしょうか。

1 個室サウナの閉店が相次ぐ(開店も相次ぐ)


マイサウナ暖力閉店は本当に残念

少々前から言われていることですが、これから都内の個室サウナはいくつか閉店してしまうと思います。理由は個室サウナの開店ラッシュで供給が需要を大きく上回っていることと、個室サウナの新規開店によりその性能がインフレしているからですね。特に、都内一等地にあり値段がそこそこするのにあんまり広くない、水シャワーしかない、みたいなところは結構厳しいとみています。これからの個室サウナは、①住宅地ど真ん中にあるような地元密着型②格安個室サウナ③思いっきりラグジュアリーに振り切ったサウナなどが生き残るとみています。あと、個室サウナ最近は地方都市に結構できてるんですよね。都内より郊外、そして地方に今後もいくつか開店は相次いでいくと思います。

2 銭湯の閉店も相次ぐ(リノベする銭湯も相次ぐ)


パラダイス三田みたいなところは実際増えると思う

サウナはブームになって、銭湯サウナを求めて人が殺到・・・することもあったのですが公衆浴場はこちらのグラフを見るとわかるように減り続けています。

理由としては後継者不足や施設の老朽化、というのもありますがここ数年のコロナ禍やウクライナ侵攻による光熱水費の高騰もあると思います。前者は通い続けていた高齢者を中心とした固定客を奪い、後者はただでさえ収益がきついところに維持費がめちゃくちゃかかって経営を圧迫、となり経営者の心を折ってしまうには十分であったでしょう・・・。

デザイナーズ銭湯へのリニューアルとか、SNSの活用とかビアバーを併設したりとか新しい人が来やすいようにしているところもあるのでそういうところはこれからも存続すると思います。ニュースにも時々取り上げられていますね。

ただこういう誰でもウェルカムな銭湯ばかりでなく常連のために続けていて特段新しい人を受け入れるのに積極的でないところもあります。こういうところは店主が元気なうちは続けますが、もう無理ってなったら閉店するでしょう・・。
さて、銭湯のサウナってどうかというとリノベしたところはサウナを売りにしているところが多いですね。三田のParadiceとか錦糸町の黄金湯とか池尻の文化浴泉とかどれも本当に素敵です。伝統的なところでも駒の湯や八幡湯のサウナ(三軒茶屋)は味があって時々入りたくなります。
ただ銭湯のサウナなんですが、個人的に不満なのは人気の施設は人が多くて順番待ちに悩まされるし、それ以外の所は休憩スペースがあんまり充実してなくて今一気持ちよくなれないところでしょうか。休憩スペースなんて潤沢に取れる方が少ないですが、サウナ施設やスパ銭と比べるとここが弱点なのは確かです。安いのは大きな魅力なのですが・・・。
とはいえ先ほど申し上げたように最近リノベした銭湯はどこも素晴らしく、銭湯の数は全体としては減少するでしょうが、サウナを売りにするところは今後も増えていくでしょう。

3 郊外、地方への出店が相次ぐ、都内の開店は落ち着く

最近開店した中でめちゃくちゃ満足した施設として↑の朝霞のサウナ和があります。湯舟がちゃんとあるだけでなくサウナが複数あり休憩スペース滅茶苦茶充実、休憩所食事処あり値段安めと神がかった施設です。都内だったら値段をここまで抑えるのは難しかったでしょう。
ここ最近は都内でも施設の開店はありますが八王子の毎日サウナ、朝霞のサウナ和、草加のサウナヘヴンと埼玉や西東京だけでなく千葉の下総中山にプライベートサウナ、鶴見にゆげ蔵、小田原に山賊サウナ、といった感じで郊外への出店が本当に多いです。この流れはしばらく続くと思っていて、都内と異なり、施設は広く、サウナも大きく個性が出せて、それでいて駅近なので都心からでも電車乗り継いでいきやすいみたいな良い要素が満載な気がします。
一方都内は過熱した需要に供給が追い付いてきたのか出店は控えめな気がします。この前吉祥寺にできたモンスターサウナの休憩所問題とか見ていると結構都内の出店って規制キツキツでなかなか難しいのかもしれません。あの辺の騒動はサウナブームがひと段落したことを示しているかのようでした。とはいえ郊外や関東以外でのサウナ施設開業の流れはしばらく続くでしょう。差し詰めタピオカブームが落ち着いたころに地方に広がったように。

4 ウィスキングサービスが定着する

そのうち日本でも資格が・・・と思ったらもうできてたw
ウィスキングとはベッドの上に横たわりヴィヒタで全身を叩いたり、押し当てたり、なでたりするマッサージのことです。
都心の近くだと、船橋のジートピアとか有名ですね。最近では渋谷のSAUNASとかもやってます。

受けられる施設はまだ限られていますが、アウフグースサービスがほとんどの施設で行われ、熱波師で客を呼び込んだりしているように、海外のサービスが定着する例は珍しくないのでウィスキングも色んなところで行われるでしょう。アカスリとかは古風な感じがしますがウィスキングだと何かチルくてイケてる感じがしなくもないwまあ私はアカスリ受けて感動したのでアカスリも残ってほしいですが。
サウナは時々健康に悪いと言われますがウィスキングは相当なリラックス効果がありその効能にも注目が集まっているそうです。サウナは健康にいいんだ!というのを証明する流れが出てきたらウィスキングには注目が集まると思います。そのうちウィスキングの大会とかも開かれるんじゃないでしょうか。何にせよこのサービスが広まってもっとみんなにこの良さを認知してほしいです!

5 日本のサウナに海外の観光客が殺到する

日本のサウナは世界から見てもかなり異質のようです。上記記事によるとサウナに泊まれて、漫画や食事も楽しめて、テレビがあったりとそんなんありか!?一度来てみたい状態だとか。
コロナ禍が終わり海外からの観光客は日本に殺到しています。前は中国や韓国の人が多かったけど最近は国を問わず日本に来て、主要なとこだけじゃなく色んな所に来ている印象。そんな中、日本のサウナの情報がサウナの国際会議で発信されているので、日本のサウナイキタイ!ってなる人も多くなることが予想されます。実際赤坂のサウナとか行くと海外の人とか結構います。この流れは今後も加速するでしょう。

とはいえ日本人だけでなく海外客もサウナに行くようになってサウナ施設はウハウハ・・・とはならないと私は予想します。文化の違いによるマナー問題もそうなのですが、それ以上にタトゥー問題が立ちはだかるでしょう。海外ではファッションとして一般的なタトゥーですが日本ではまだまだ・・・というか受け入れに向かっているというよりはタトゥーデイというのを設けて対応しているのでどちらかというと完全拒絶から隔離?になっている印象もあります。タトゥーに対する拒否反応はまだまだ根強いところがありどこまでタトゥーを受け入れるかというのも今後のサウナの動向で注目すべきところの一つ。海外客が増えれば英語表記などへの対応もあるでしょうし、老舗やスパ銭などは対応に追われそうな予感。そういえば豊洲にインバウンド客向け?と言われている千客万来施設があり、そこの温浴施設がどうなるかも気になりますね。

いずれにしろ日本のサウナの魅力が海外に発信されることは良いこと。いくつか混乱は発生するでしょうが、多様性は界隈に柔軟性と持続力を与えることになるので今後の動向を見守りましょう。

他にも色々ありますがとりあえず以上です。そんなビックリ予想はないですが、サウナブームが終わりつつあるとはいえ、1年で大きく変動している印象があるこの界隈。まだまだどうなるか読めません。
まあもっと複雑なところに目を向けるとLGBTQに対する問題、サウナ健康悪説への対応、相変わらず続く光熱水費、など楽観視していられないところもあるのですがそこは新しい世代が何とかするでしょう()。

こんな感じで予想してみましたがいかがでしょうか。色んな話を聞いていきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?