ゲームと算数・数学の学びの共通点

算数・数学の話をしましたが、
子どもたちがゲームをしているところ、どのくらい想像ができますか。

子どもたちは、時間が経つのも忘れ、ゲームに夢中になり、
最近はオンラインゲームで友達とゲームの中でもつながり、
本当にあっという間に長時間没頭し、毎日を過ごしているかもしれません。

何においても、無自覚無意識にゲームをただただやっているだけでは、
ちょっと、前向きにその状況をとらえるのは難しいかもしれません。
実際、時間のメリハリも付けられず、
自分でコントロールできないくらい
子どもたちがゲームにはまってしまう状況であれば、
やはり上手に対応していく必要があると思います。

基本的には、そうなる前に、
積極的にコミュニケーションをはかりながら、
時間のコントロールを約束したり、ゲームをすることに対して、
上手にルールや仕掛けを用意していくことができるかもしれません。

今日は少し目線を変えて、ゲームをしていることは、
何かプラスになることはないかと考えてみたいと思います。

ゲームのジャンルによって、また様子が変わってくるかもしれません。
アクション系のゲームであれば、なかなかクリアできないものに対して、
もっとこうしたほうがいいと試行錯誤を繰り返しながら、
上手にできるようになり、攻略法をつかみ、繰り返すことで習熟し、
どんどん先のステージに進んでいくことになります。

この部分だけを取りあげると、どこかで聞いた感覚がありませんか?

算数や数学で、問題が解けるようになるプロセスと近くないですか。
見方はどのようにもできますが、勉強自体ゲームのような部分があり、
勉強自体もゲームと同様に、はまっていくと、
時間を忘れてできるものです。

攻略本を見て、攻略方法を知って、それを実践することもあるでしょう。
攻略法を自分で試行錯誤する中で見つけ出して、
習熟するケースもあるでしょう。

であれば、自分で攻略法を見つけて習熟したケースは、
勉強と同じであれば、それを認めてもらった方が、
子どもたちもうれしく、なおかつ、ゲームを通して
自分の成長を「自覚」できるのではないでしょうか。

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