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マスクをしていてもわかる

防犯上やっておこうとある時間から
ある店舗とスカイプを繋げていた。

次の日は、研修があるから早く寝ないと。
だから早く帰ろう。と
早めに締め作業をしていた。

するとお客様ご来店。受付時間ギリギリ。
「受付時間終了しましたー!」と言いたかった。
しかし、受付終了まであと2分。
そういうわけにはいかない。
あぁ、予定通り終わるかな……。
頭の中は予定のことでいっぱい。

無事接客が終わったけど、
少し時間が掛かってしまった。
さっさと事務作業して片付けちゃお!
と急いでたら、ミスをしてしまった。

あーー、やっちゃった。
久々にイライラな私が出てきた。
これじゃあ絶対予定通りに帰れないじゃん…!!

すると、パソコンの向こうで
なになにー?○○さん、怒ってるの〜??
すごく怖い顔してるよ〜?

という声が聞こえてきた。
スカイプの向こうで、
先輩社員が私の機嫌が悪いことに気づいていた。

他の社員に“サイコパス”と言われる先輩社員。
私の機嫌が悪いのを見つけて、何だか楽しそうだった。
「ねぇ、何怒ってるのー?」
その明るさが逆に私の機嫌を取り戻した。
マスクを下にずらし、
「怒ってませ〜〜ん!」と笑顔で返してみせた。

いつもよりも少し帰るのが遅くなった帰り道
ふと気づいたことがある。
「あれ?マスクしてた上に、パソコンのモニター越しで機嫌悪いのがわかったの??」

“目は口ほどに物を言う”とはこのことか。
マスク生活になって、表情筋が衰えたとか、
マスク美人・イケメンが増えたとか言われてる。
でも、本質や中身は変わらないんじゃないかな。
そういう第六感的なのはマスクをしていてもわかる・伝わってしまう。

ムカつく人がいたら、目はできるだけ笑顔で、
マスクの中であっかんべ~とかしてたけど、
一番やっちゃいけないことだ。と今は思う。
(それ以前に子どもっぽすぎる行動。。)

マスクをしていても、大切なことが伝わるように。
マスクをしていても、人が嫌だなと思うことはやらないように。
本質・中身が素晴らしい人に私はなりたい。

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