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【特集統一地方選】鳥取県、風の吹かぬ砂丘

 早くも戦勝ムードに湧く統一地方選。大明復興委員会のオウンドメディア(御用媒体)である明華社通信では、全13回の特集で各道府県知事選、政令市長選の解説を行う。第5回目は鳥取県知事選。

 「コナン空港を湖南空港に改称します。以上です。」

 鳥取県知事選候補者である劉福氏はJR鳥取駅前で一言、こう発言し早々に解散した。
 劉氏は無派閥の地方議員。八頭町議から鞍替えして知事選に出馬する。

 鳥取県と隣県の島根県知事選は全くの無風。大明委も大物人物を割かず、地元に地盤を持つ党員の出馬を促している。
 大明復興委員会では、削藩政策の名の下道州制を志向している。既に人口減少が加速化し、選挙制度でも1人前と扱われなくなりつつある鳥取島根両県については、将来的に廃止する意向であり、議席(資金源)獲得程度にしか見ておらず、党内対立ですら無風の状況だ。

 鳥取県知事選にはほかに5期目を目指す現職の平井氏と共産党公認の候補者が1名が出馬する予定。いずれも得票率3%に届かない見込み。

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