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摂食障害をこじらせて20年目の人間は何を食べたら美味しいと感じるか

タイトルそのまんまの内容です。

わたしは中学で拒食症になって、過食になったりいろいろしながら20年余り生きてきました。

そんなわたしは何を食べたら美味しいと感じるのか、今日初めて気づきました。

一言で言うと、バランスの良い健康的な献立です。

野菜中心で、一日に必要なタンパク質を十分に摂取できる量の肉や魚などがハイカロリーにならないよう調理されていて、白飯は100gくらい。

なんで20年も経ってこんなことに気づいたかというと、今まで美味しいか美味しくないかを考えたことがなかったんですよ。

最近職場環境が変わって、食欲がなくて、食が細って、「もっと食え」と周囲に言われるんだけども何を食べても味を感じないという状態が数か月続きました。
その後食欲が回復したので、何を食べたいか考える必要がありました。
家業が飲食店なので、店に行けば食材は豊富にあります。選び放題です。
今わたしは何を食べても別に美味しいとは感じません。
じゃあ美味しいか美味しくないかは別の問題として、単純に何を食べたいかだけを考えたら、野菜中心で肉と白飯をプラスした献立になりました。

要するにこれは、わたしにとって安心できる献立なんです。
栄養バランスが整っていて、健康的で、太る心配がない。
これがわたしにとっての安心であり、
安心して食べられるものであり、
美味しいものなんです。

以前、友人が作ってくれた食事が美味しかったという内容のことを書きました。
これも心理的安全が確保されていたから美味しいと感じたわけです。
つまり友人との信頼関係があり、安心して食べることができたから、美味しいと感じたんです。

わたしが今回作った料理はもう跡形もなく食べちゃったので、また次回作った時に追記で投稿しますね。

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