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【保存版】6か月後の成果が変わる学習戦略の立て方 ~基本編~

こんな人におすすめ
勉強計画なんて立てたことがない人 / 勉強がいつも終わらない人
いくらやっても身につかない気がする人 / 長丁場の試験を受ける人

資格勉強や期末勉強のみならず、どんな勉強にも然るべき目標と達成期日があります。そのような制約がある中で結果を左右するのは『学習計画』です。果たして今のままがむしゃらに勉強を続けていれば成果はでるのでしょうか?

今回は、① 無駄がなく効率的で ② 無理もなく③ 成果を出せる、勉強計画の立て方をお伝えしていこうと思います。

ステップ①(所要時間5分)ゴールと期日を決める

このステップは簡単。何月何日までに、何をするかを決めましょう。

Ex1)10月20日までに宅建の勉強を終わらす
Ex2)期末試験までに全科目の勉強を終わらす

ここでの「終わらす」は人によって違いがありそうですが、私の感覚では「合格する」だったり「そこそこいい成績をとる(親に見せられるくらいだったり、友達に自慢できるだったり)」です。※ここで目標が決まらない、という方は別途記事で目標の定め方をお伝えします。

ステップ②(所要時間:書店に行ったりする30分)やることを決める

やることを決める、とは、使う教材を決める。ということです。

Ex1)宅建の参考書と一問一答セット
Ex2)各教科の教科書の該当範囲と配られたプリント

ここで、教材は、『充実したもの』を『1種類』であるべきです。

たくさん暗記してたくさん問題を解いたら、いい点が取れる!と考えがちですが、それは間違い。なぜなら、参考書間で重複があり量が膨大になる
上に、一つの参考書に使える時間が短く、定着しにくいからです。基本的には実際に書店にいって、自分にしっくりくるもの、かつ、範囲を網羅しているものを選びましょう。

※教材の決め方も後日

ステップ③(所要時間15分)やらないことを決める

このステップが最重要です!このステップを踏むことで大きく総勉強時間を減らすことができます。やらないことを決める、とは、重要性の低いものを捨てるということです。

Ex1) 重要度A,B,Cの時 ⇒ Cはやらない
Ex2) 重要度1~5の時 ⇒1・2はやらない
Ex3)「コラム」「補足」「豆知識」は読まない

まじめな人ほど陥る罠なのですが、細かいところを見なかったところで、99%合否や点数に関係しません。(経験則です)
参考書や教科書はすべての読者に対応するためになるべく多くの知識を盛り込んでいますが、重要度やレベルが書いてあるのはそういうことです。

ステップ④(所要時間15分)小さめ日数で逆算する

ここから、前回の内容を期日までの日数に配分していきます。ただし、毎日同じ時間同じ集中力で勉強をすることは難しいため、「余裕」を作ります。

具体的には、
≪期間が2週間以内程度の場合→1週間に1日程度≫ ≪それ以外→1週間に2日程度≫
は少ない日数とみなします。

Ex1)試験まで後10日→9日
Ex2)テストまで3か月(90日)→77日

その日数に、均等に「やること」を分けるのですが、この時の注意点は、
① わかりやすい分け方をすること
② 反復・復習する時間を設けること
です。

Ex1) 180ページを90日で→1日6ページで3回
Ex2)5科目を10日で→1日2科目で2回

初めから複雑な分け方をしてしまうと、勉強途中で混乱するので避けましょう。

応用編にて別途書きます。
+α 前倒しできる計画を立てる
+β 優先順位でさらに傾斜を立てる

ステップ⑤(所要時間5分)余裕を加える

いよいよ最終ステップです。ここは簡単。先ほど減らしておいた日数を計画に加えます。加えるのは「みんなが遊びそうな日」にしておくとよいでしょう。遊びの誘惑に思う存分負けられます。

Ex1) 社会人→金・土の夜
Ex2) 学生→サークルの集会、合宿

まとめ

いかがでしたでしょうか?今まで、しっかり計画を立ててこなかった人は、このステップに則って計画を立ててみてください。一度1時間強の時間を割くだけで、今後の勉強が格段に楽になります。ちなみに、1日のスペースが大きい月割カレンダーに書き込むことをおすすめします。

このNOTE内ではお伝え出来なかった部分がありましたが、前述のとおり今後追加していきます。読んでくださった方は、読んだ感想・実践した感想を教えていただけると幸いです。ありがとうございました。

羽川理衣
Twitter @MNGchottostudy

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