コナンオタクでミニマリスト 推しキャラを語る
ミニマリストとオタクを両立する私、一体何のオタクなのかというと「名探偵コナン」がめちゃくちゃ好きなんです。
サスペンス、刑事ドラマを見て育った女
元々は私の母が推理ものが好きで、その影響をもろに受けました。
子どもの頃から不謹慎なドラマばかり見て育ったのですが、最後にしっかり犯人が判明して事件が解決するので、怖いというよりすっきりした気持ちで見れていた気がします。
特にお気に入りの刑事ドラマが「はぐれ刑事純情派」でした。子どもながらに渋い・・・。
そんな私が小学5年生のときにアニメ放送が開始したのが「名探偵コナン」です。
アニメが始まる前からそういう漫画が連載されていていることは何となく知ってしました。読んだことはありませんでしたが、小学生の頃の私は漫画家になりたかったので、情報としては一応知っていたかんじです。
でもアニメを見るまでは詳しい内容を知らなかったんですよね。それが第一話の放送を見るや否やドはまりですよ。
だってただ事件を推理して犯人逮捕じゃないんですよ。主人公が薬で小さくなるんですよ!斬新!!
日々の事件を解決するだけじゃなく、主人公自身に降りかかった事件まで解かなきゃいけない。もうワクワクですよね。
子どもながらに憧れたイケメン高校生探偵
普段は小学生として登場するコナンくんですが、正体は高校生探偵。しかもイケメン。正義感も強くて頭も良くてサッカーも得意。
かっこよすぎるでしょうが!!
でも実は音痴だったり、好きな子のことになるとポンコツになったりするのがまた魅力的ですよね。
当初は主人公の新一や怪盗キッドなどの高校生キャラがかっこよくてハマっていました。プリクラに「新一LOVE」とか書いてましたね(笑)
突然現れて消えていった松田刑事
最近「警察学校編」や今年の映画でもカギとなる人物として注目されている松田陣平というキャラがアニメに登場したのはかれこれ20年くらい前ではないでしょうか?
「揺れる警視庁 1200万人の人質」で一話だけ登場し、それがものすごくかっこよかったんです。多くの市民を守るために犠牲になってしまったんですけどね。そこに至るまでもかっこよかった。
しかも「松田」という名前ですよ!あの名優松田優作様からとった名前ですよ!
高校生の頃「探偵物語」の再放送をテレビで見て松田優作様のかっこよさの虜になった私。松田優作様の写真を部屋に飾り、携帯の待ち受け画面も探偵物語の工藤ちゃんにしていました。
「揺れる警視庁 1200万人の人質」が放送されたのも同時期だったような気がするんですよね。めっちゃタイムリー。
今まで新一やキッドなど10代のキャラをかっこいいと思っていた私が、初めて刑事キャラで好きになったのが松田刑事でした。まぁ良く考えてみると松田優作様の影響が強い気もするけど。
コナンの面白いところは、有名な推理小説家や小説・ドラマの登場人物などの名前をもじったキャラがたくさん出てくるところなんですよね。「あ!あの人の名前からとってるんじゃん!」って思うとなんか楽しいんですよ。
ただ、この松田刑事は登場した時すでに亡くなっているという設定でそれっきりだったのが残念でした。その当時は。
まさか時を経て「警察学校編」や映画で見られる日が来ようとは。
自分が大人になり、大人の魅力にハマる
月日が流れて私も大人になり、仕事でアニメをリアタイ出来ない日も多くなっていきましたが、好きな気持ちは変わらず続いていました。
そんなあるとき登場したのが私立探偵安室透ですよ。
安室さんといえば映画「ゼロの執行人」が大ヒットして、それまでコナンをあまり見ていなかった人たちをも夢中にさせた人気キャラですが、登場した時から「ええええええ!何このかっこいい人!」ってかんじでした。
しかも声を担当されているのが古谷徹さん。古谷さんといえばセーラームーン世代の私はタキシード仮面様の印象が強く、まさに「イケメンの声」のドンピシャだったわけですよ。
あと単純に金髪の男性が好きっていうのもあります(笑)
こうやって自分の好みが徐々に変わっていくのを俯瞰してみると、「私も大人になったんだなー」なんて思います。
はじめは私立探偵として登場した彼が、その後黒ずくめの組織の一員バーボンだということがわかったときは地味に落ち込みました。敵・・・だったのか・・・。と。
でも本当は潜入捜査をしている警察官だと判明してものすごく嬉しかったんです。
安室さんの好きなところは見た目のかっこよさやミステリアスな雰囲気というのもありますけど、一番は警察官としての姿勢かなと思ったりします。
安室さんは両親のどちらかが外国人で金髪であることから、子どもの頃見た目のことでからかわれていたという描写があります。
そんな彼が日本人として日本を守る警察官になったというバックボーンがかっこいいと私は思うんですよね。日本人であることを誰よりも誇りに思っているというか。
映画「ゼロの執行人」で放った「僕の恋人はこの国さ」というセリフもオタクをキャーキャー言わせましたけど、彼の生い立ちを思うととても深いし重い。
めちゃくちゃ覚悟をもって職務に当たっているんだなと思えるんですよね。
まさかの推しが同期
そんな安室さんがまさかあの松田さんと警察学校の同期だったとは。これが発覚したのは映画「純黒の悪夢」ですが、もう二度と登場しないと思っていた松田さんが再び登場したのは歓喜でした。
安室さんが実は警察官だったっていうだけでも私的にかなり嬉しかったのに、その上をいく歓喜ですよ。
そことそこがつながっていたのかー!!!って。
こんなに好きなのに本当にグッズはいらないのか
コナンの話をし始めると止まらないオタクですが、こんな私を見て「そこまで好きなのにグッズは本当に要らないの?」と驚かれます。
特に女性のオタ活の内容は主にグッズ集めという人が多いらしいですから。
確かに、私が好きなキャラはかっこよくてビジュアルが良すぎるからグッズを手元に置いて眺めたい気持ちもなくはないです。
でも初めに書いた通り、私は「名探偵コナン」という作品にドはまりしているのであって、グッズが好きなわけではないんですよね。
コナンの世界観が好きで、その世界の中に存在している安室透(降谷零)が好きだし、松田陣平が好きなんです。
私の部屋に飾られているのはなんか違うし、私の持ち物の一部になっているのもなんか違う。
それでもどうしても持っていたいものや、普段使いできるもの、思い出のあるものは残しておくけど、自分の物欲を満たすためにグッズを買うことはしないです。
確かに私も以前は自分の好きなものを所有することで心が満たされると思っていたことがあります。でもそれ結局物欲なんですよね。
私が大事にしたいのは作品愛なんです。もちろんグッズをたくさん持つことで作品愛を示すことはできるかもしれないけど、持っていなくても好きな気持ちは変わりません。
これまでもずっと好きだったし、これからも好き。
せっかくグッズを持っていても量が増えれば手入れが行き届かなくなるし、大好きなグッズがほこりを被るようなら大事にしているとは言えないと思います。
私は自分が持っているグッズは毎日ハンディモップでほこりをはたいているし、定期的に拭き掃除もして証拠隠滅する勢いできれいにしています(笑)
毎日のお手入れが苦にならない程度の量しかグッズは持たない。これが一番快適かなと思います。
楽しみ方は人それぞれです。オタ活に正しいも間違いもないと思います。だから推しに財産をつぎ込むのもまた人生でしょう。私はしないけど。
私はあくまで「名探偵コナン」という作品のエンタメ性が好きだから、消費するより楽しみ重視でいきたいのです。
その中で推しキャラの活躍にこれからも期待していきたいなぁと思います。
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