建前

企業献金を受けたからといって便宜を図ることはない。
企業も見返りを求めるものではない。
よく言われてますね。

企業献金がもし便宜を図ってもらうことを意図しているのではなく、
正しい政治のため、より良い国づくりのために使ってほしいというなら、
企業献金は一旦国に預ければいいのではないか。
そのお金を、必要な政治政策の実行のために、
使ってももらえるようにしてもらえば良い。

そうなった時に、企業献金が減るのであれば、
それは残念ながら、便宜を図ってもらいたいという意図が本音ということ。
まあ、ほぼほぼそうなんだろうが。

形式的に建前の話をするのではなく、
ルールを変えれば、本音が見えてくる。

ただ、このルールを変える、変えさせることができるのは、
結局政治家であるのだが、
そろそろ本気でそういうことができる政治家を選ぶ時なんだろうな。
政治なんて9割が建前なんだろうけど、
それを変えられなければ、結局騒ぐだけ騒いで何も変わらずになってしまう。

話題の裏金問題だって国会で色々同じような質問を繰り返しているけど、
じゃあ、国民が領収書もなく使途不明なものを経費にして、
納税を控えめにしても良いんですねってなんで誰も聞かないんだろう。
突っ込まれたら言われたところを修正だけすればお咎めなしってことですよね。


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