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名前の由来

「オリンポカーサ」の由来

「オリンポカーサ」は「オリンポの家」という意味です。

「オリンポ」は、南米のパラグアイ共和国の街、「フエルテ・オリンポ」に由来します。この街に少々ご縁があって、この地の名前を挙げさせていただきました。いずれはこの街に活動拠点を持つつもりで活動を進めます。

「カーサ」はスペイン語で「家」の意味です。パラグアイ の公用語がスペイン語であり、スペイン語の「カーサ」を用いました。

 国際交流の理想形は、「世界が家族になる」ということだと思います。「世界は一家、人類はみな兄弟。戸締り用心火の用心」の世界ですね。

 そこで、日本からすると地球の真反対のパラグアイにも、家族と一つ屋根の下で過ごす「家」を作り、現地の人と家族としての関係を作り出そう! という志をこめたネーミングです。

 2022年春現在、ウクライナ・ロシア情勢を見る中で、真の意味での国際交流、姉妹都市活動の意義がほんとうに重要だとことさらに感じます。
 わたしたちは、親しい友人・家族が生活する街にはそう簡単にミサイルを打ち込むことはしないでしょう。だから、世界中が家族に、友人になることがとても重要です。

以下、蛇足ではありますが・・・

八紘一宇=一つの家、は、昔からのスローガン

 八紘一宇(はっこういちう)という言葉があります。
 この言葉は、日本の初代天皇である神武天皇が即位の際に掲げたスローガンとして語り継がれています。

 「八紘」は四方とか四隅、東西南北つまり世界とか天下のことを意味する言葉です。
 「」は「」を意味する字。
 「八紘一宇」は「世界を一つの家にする」という意味で、このような言葉が2600年以上も前から我が国のスローガンだったということになります。

「八紘(あめのした)を掩(おお)ひて宇(いえ)にせむ」

 「八紘一宇」には、歴史性も含めて様々な解釈があるかもしれませんが、ここでは純粋に「人類一家族」の意味としてご紹介します。
 初代天皇、つまり日本の国ができた時からのスローガンが「八紘一宇」=「世界一家」だとすると、日本の伝統に照らし合わせても、わたしたちNPOの名前は例えば「オリンポホテル」ではなくて「オリンポの家」を意味する「オリンポカーサ」にするのが、良いのではないかと思います。
 ハサミは使いよう、よく使って活動の励みとします。

「カーサ」はスペイン語の「家」の意味ですが、「カーサ」という音は「かあさん」を連想させます。
 子供たちを優しく包んでくれる「お母さん」のような役割ができるわたしたちの組織・活動になれば、これに勝る喜びはありません。
 「オリンポカーサ」はもう一つのテーマとして、「オリンポ母さん」も目指します。

以上

 


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