人の心に寄り添うメディア

始めての投稿ですね。
現在Voicyファンラボというグループに所属することになり、その流れでこの記事を書いています。

突然ですが、皆さんは普段どんなメディアに触れていますか?

テレビ、新聞、雑誌、、、、
これは一昔前のメディアです。
インターネットの登場で、私達が得られる情報は大きく変わりました。
今は殆どのニュースはWebで見れるし、個人のブログを見ればマスメディアからは発信されないニッチな情報だって得られる。特に最近はスマホの普及もあり、外出先でも、ベットの上でも、どこでも自由に情報が得られるようになった。

これって凄く革新的ですよね。
ただ視点は変わりますが、今も昔も変わらないことってあるんですよね。
それは何だと思いますか?

現代人は視覚のみを酷使している

私達が得る情報って、殆どが目から入ってくる情報なんですよね。

もちろんテレビは音声もあるし、ラジオもありますが、私達が普段情報を得る媒体のメインストリームは活字、もしくは動画です。特に携帯やスマホが普及してからは、私達のコミュニケーションのうちテキストが占める割合は確実に増加しています。

職場だと、隣の席に座っている人にメールを打ったりするじゃないですか。
既にアラサー世代の僕たちですら、中高時代に始めてできた彼女と距離を縮める最初の手段も、直接の会話ではなく、メールのやりとりです。

これってよーく考えてみると、異常な状態だと思うんですよね。
神様が僕達に与えてくれた視覚だけじゃない。
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、この五つの感覚を通して、私達はこの世界は体感し、情報を得て、考え、生活しています。

(ただし、この五つのうち後半の三つ、触覚、味覚、嗅覚はコミュニケーションとは関係の薄い感覚です。肌で季節を感じる、美味しいもの食べる、部屋にアロマを炊く、、、これらの感覚を通じて僕たちは色々な幸せを感じることができるのですが、今回テーマとは話がそれるためおいておきたいと思います)

僕が話題にしたいのは残りの聴覚です。

音声で伝えるメディア

最近Voicyというボイスメディアにハマっています。

これは個人が自由に発信できるラジオのようなもので、パーソナリティが個人の好きな長さで録音をし、それをネット上にアップロードし、リスナーが好きな時間に聞けるものです。
こういうサービスって、あるようで実は今まで無かったんですよね。それここそYoutubeのような動画配信ができるwebメディアはあるものの、音声メディアで有名なものはない。通信容量から考えれば、動画よりもっと先に流行っても良かったはずなのに。

聴覚だって視覚と同じく、言語と結びつく感覚です。
我々は言語を用いて現実世界の物質や事象を定義している。そして人に伝え、知識を伝承することや、共感という喜びを与えることができる。
これって必ずしもテキストで伝える必要はなく、声でもできることなんです。

でも僕たちはいつもスマホやPCばかりを見ている。目を酷使している。
これってもったいないと思うんです。

声は人の心に寄り添う

これはVoicyを使い始めて気付いたことなのですが、"人の声"って人を癒したり、元気づける力を持っています。
声ってその人の個性が人格や感情がでると思うんです。声そのものっていうより、話し方にその人となりがでます。話すトーンだったり、間のおき方だったり。
音声メディアだと、活字メディアよりもそれが良く伝わるんですよね。文章だと書き手がどんな表情で文章を書いているのかいまいち想像がつかない。
それが音声メディアよく伝わってきます。
スピーカーから発せられるその声は、まるで自分に向かって語りかけられてるかのように聞こえてくる。声を基に相手の表情を思い浮かべる。
だから活字の情報より、心に響くんですよね。
そして肩の力を抜いて、リラックスして話を聞くことができる。

視覚を通じて情報を得る時って、僕たちが想像している以上にエネルギーを使っていると思います。特に現代では情報がそこに集中しているから、凝り固まっている。
そういう意味でも、たまに情報の仕入口を変えてみるのは、頭のリフレッシュにも繋がります。

聴者と向き合うパーソナリティ

ここまで音声メディアの良さを書いてきましたが、これまでの性質はラジオやPodcastも一緒。
それでもVoicyが飛びぬけていると思うのは、パーソナリティの人が聞き手を強く意識しているのが感じられるからです。
これは何でなんですかね。
ラジオやPodcastと違いパーソナリティの自由度が高いからなのか。
それとも芸能人とかではない、もっと身近な人が発信してくれてるからなのか。

Voicyのパーソナリティは、聞き手に寄り添ったコンテンツの発信をしてくれてると思うんですよね。


ってなわけで最初の投稿を終わりにします。
なんだかVoicyの廻し者見たいですが(笑)、実際に良いメディアだと思うので、是非聞いてみてください!