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ママ向けメディアの編集者を卒業しました

私は2年ほど前から、ママ向けメディアで編集者・ライターとして仕事をしてきました。
この2年間、「育児で悩むママに正しい情報を届けたい」という気持ちを持って仕事をしてきたつもりです。

そんなママ向けメディアの編集のお仕事を、7月いっぱいで卒業することとなりました。

思えばこの2年ちょっとの期間、たくさんの記事を世に出していきました。世の中の編集者としては決して多い部類ではないと思うのですが、自分としては思い出に残っている記事がたくさんあります。

その一部を紹介したいと思います。

ぱぱしょー先生の育児コラム

ママ向けメディアに編集者として関わった中で、本当に勉強になったなと感じているのが、ぱぱしょー先生の育児コラムです。先生のコラムのvol.3からvol.12までを担当させていただきました。

ぱぱしょー先生は、「SNSで子ども達とパパママをサポートすることを目指して」いらっしゃる小児科医の先生です。医療者という立場から正しい知識を伝えるでけでなくだけでなく、子どもを持つひとりの親としてパパママに寄り添った視点で情報を発信してくださっています。

編集者として、先生の伝えたい内容を正確に汲み取り、それを読者にわかりやすく届けるためにはどうすれば良いか考えるのは、本当にやりがいのある仕事でした。
医療の知識がないママやパパが読んでわかる記事にするために、文章の流れはこれで良いか、ここには図解が必要なのではないか、先生の文章の内容をよりイメージしやすくするためにイラストはどうするべきか・・・
とにかく試行錯誤の毎日でした。

どの記事も思い入れがあるのですが、特に読んでいただきたいなと思うのが、下記の記事です。

先日、初めてぱぱしょー先生とお会いする機会がありました。お医者さんというと緊張してしまうことも多いのですが、先生は優しいパパという印象で、本当にあたたかい方でした。

これからも先生はSNS等で発信されていくと思います。今後もどんな発信をされるのか、ひとりの読者として楽しみです。

オキエイコさんのマンガ

マンガ作家の方の担当もさせていただいていました。Twitterで大人気のオキエイコさんはそのひとり。

3歳の娘さんがいらっしゃるオキエイコさんは、とても温かく面白いマンガとエッセイが魅力です。
子育てのオモシロネタはもちろんですが、子育てをしているママの等身大の気持ちに、共感させられることが多いと感じています。

働く母として特に共感したのが、子育てに対する夫の態度へのモヤモヤと、それを解決したできごとを描いた下記の作品。私自身、夫との関係を改めて考えるきっかけとなりました。

今後も、ひとりのママとして女性として、素敵な発信を続けてくださることを楽しみしています。

chiikoさんのマンガ

Instagramの育児マンガで大人気のchiikoさんの担当もさせていただきました。1歳になる男の子ぐっちゃんの子育ての中で出会った、ちょっとしたオモシロネタを題材にマンガを執筆いただいていました。

chiikoさんのマンガの魅力は、chiikoさんのぐっちゃんへの愛と、chiikoさんの優しいお人柄が伝わってくることなのではないかな~と思っています。
関西人らしいオモシロネタでクスッと笑える一方で、すごくすごく温かい気持ちにもなれるのです。

これからも、ぐっちゃんへの愛情たっぷりのオモシロマンガ、ひとりのファンとして楽しみにしています!

yukkoさんの水彩画エッセイ

水彩画が素敵なyukkoさんのエッセイも担当させていただいていました。実はTwitterとnoteをきっかけにつながったご縁です。

悩みながら不安を抱きながら、それでも一生懸命子育てしている。そんなときに子どもの笑顔でホッとしたり、救われたり・・・子育ての中で出会う「#忘れたくない瞬間」をテーマにしたyukkoさんのエッセイ。子育てに不安を感じることのあるママやパパに、ぜひ読んでいただきたい作品です。

保育園の園長先生へのインタビュー

多くのママやパパが直面する子育ての悩みについて、保育園の先生にインタビューさせていただいたこともあります。2年ちょっとのお仕事の中で、取材はあまり経験する機会がなかったので、自分自身、とても勉強させていただいたインタビューでした。

これからのこと

この2年ちょっとで、ママ向けメディアの編集者として(ときにはライターとして)多くのことを経験させていただきました。
ここまで頑張ってこれたのは、二人三脚で一緒に記事を作ってくださった作家さんやライターさんなどの方々の力によるものだなと、本当に感謝しています。

これからは別のステージになりますが、私自身楽しみながら新たな場所で頑張ってみようと思います。

今後はWebメディアを離れることになりますが、いつかまた、子育てに関する情報発信などに関われたらなぁという気持ちは持っています。
もし今後、子育て分野での情報発信で手が足りないなどあれば、ぜひお手伝いさせていただければと思っています。
もしそのような方がいらっしゃいましたら、ぜひお声掛けください。
(しばらくのあいだは、新しい仕事に慣れるまで、そちらの勉強で余裕がないと思いますが・・・)

これまでお世話になったみなさん、本当にありがとうございました。

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