0817 学習メモ

今日からスパルタキャンプ当日まで
起業やビジネスモデルに関して勉強した内容を
メモとしてこの場に残していこうと思う。

目的は日々起業に関する学習の質と量の両方をしっかりと確保するためである。

『ビジネスモデル 2.0 図鑑』という本の読書が
2周目に突入したため、
新たな学びと発見の連続だった1周目の時よりかは視野も価値観も広がったようだ。

これからスパルタキャンプに向けて
さらに自らの士気を最大限に高めていきたいと思う。

また、これらのメモが溜まりに溜まって
単に「ボリューム化」してしまったと思ったタイミングで、

ここで得られた学びを改めて人に伝わる形で
アウトプットできたらなと思っている。


事業 本

1. 学生の身分である(スキル、資金、経験不足)自分が、どの経営資源に着目してどのような順番で社会に対してどのようにアプローチをしていくのか。

2. 自分の強みと弱みを常に可視化、更新する。
(課題、新しいビジネスチャンスや応用方法、構造、他の事例との掛け合わせやちがいを把握する)

3.志は複数色んな種類があっていいと思う。
いやむしろ、自分が稼ぐ目的だけにはとどまらず色んな志、思いを持っていていい気がする。

4.学生でも、社会の仕組みを大きく変えるような「逆説」を考えていい。自己資金でやろうとしているからと言ってまだ自分で勝手にブレーキをかけない。

5.「逆説」は1つではない。今の世の中で持たれているイメージや当たり前に対して幅を利かせよう。

6.「逆説」は単なる「逆張り」ではない。
逆説を唱えることによって変動した基準は何か。
(俺のフレンチ)

7.世の中の人が持っているニーズをただ考えるのではなく、自分と同じように、それぞれが自分の中で可能な限り合理的に生きるために持っている色んな感情や思考を捉えよう。
(警察にとって処分するメリットがない/ Humanium)

8. 「逆説」をひらめくことだけに注力するのではなく、あえて「起点から定説」の部分をしっかり読み解く。

9.この「起点から定説」はあくまでも現在を基準にしているため、時代の流れの中でそうなったと言えるし、過ぎ去った「昔」(現在における「逆説」)にこそヒントがあるのかもしれない。

10.技術革新・イノベーションによってもたらされる「自動化」は人々の「時間」を生む仕組みである。

11.企業価値の本質は無形資産すなわちのれんを作り出す力にあるという。

ビジネスモデル 本 1


1. オンラインが主流になりつつあるがゆえに、「従来型への憧れ」は存在する。また従来型は「手段化」しつつある。

「値段が高い」のではなく、そこには値段を高くせざるをえない背景とそれによる影響が存在する。

時間と場所を細かく刻むことによって一人一人異なる需要にハマりやすくなる。

顧客側は「このサービスはMOQ(最小ロット数の確保)のようにそれ以上小規模で提供することができない」と思い込んでいる。

2.お店側からすると「返品」することはコスト。
人件費や在庫の管理。
それならもう返金するから物は返さないでの方がまだマシという見方もできる。

「返品」目的の購入を防ぐために、最終的な判断をする権利は「サービス提供」側に持たせる。
お店側がモノによって自由に選り分けることができるスタイル。

3.工夫によって安く顧客に提供されると、その分イメージの反動がやってくるので、実は安くすることは長期的にみると「負債」にもなりうる。その分どのようなメリットに目が向くのかを考えることが必要。

「中国人は日本人女性より髪を洗う回数が少なく、脂っぽい感じになるという悩みを抱えている」ように、文化や価値観の違いによってその悩みの原因を見落としている場合、そこに可能性がある。

ターゲットをおもいっきり絞るからこそ、
大多数はそれを一度は体験してみたいと思い、その中の潜在客にアプローチをすることができる。

→そのためには年代や価値観に沿ってその人に刺さるかどうかのデザイン設計が大切。

4. 家の中に物を置くというのは、高額で払った家賃のうちその物を置いている部分(スペース)に払った金額をそれに充てているということ。
その分のコストを購入者は負担しているということ。

預ける上で必要な「安心感」に対して
一定期間のペースで写真を撮り、Web上でいつでも
確認することができる。
→「安心感」を埋めるためにはなにも「ライブで監視」をする必要がない。

「別の角度」や「動画」を求める人の要望に対して金額を設定すればまたビジネスの幅は広がる。

このビジネスの本質は
「お金を出して預けたモノ」を清潔に保管することではなく、実は「希望によっては簡単に出品できる、もしくは代わりに出品してくれる」というその可能性をストレスなく(選択肢に対するイメージの流動性が感じられるから)考えることができるそのきっかけが得られるからではないかと思う。

5.毎月飲むべき量の薬が送られてくるシステム、薬を自動で分配放送するロボットを自社開発。
→「分配」は過剰摂取を防ぎやすいという利用者側のメリットとは別に、薬剤師の手間を減らすことができるというメリットが存在する。
→「プロ」の手間を減らして、それによって「利用者」にも良い影響が生まれる。逆も然り。

正式な機関や国、自治体などの正式なグループと
協力をするタイミングの一つにおそらく
「新たなビジネスを展開したことによる既存のサービス提供者のライバル化(お互いをつぶしあう関係)を防いで、共通の範囲の中で半ば協力している関係性を作るべき」な時があると思う。

「法律的なハードル」を気にするばかりではなく
自分のビジネスをきっかけに世間的に明らかに
「その法律邪魔じゃね?」的に変えざるをえない状態を作ることを目標にしてもいいと思う。

6. そのお店の仕組みを知ったうえで来店するお客様を増やす、そういう情報は全てオープンという特徴を持った事業をする。

"コストの面から"現段階ではまだまだITの力では「大きく現状を変えることができない」とされる業界をターゲットにして、非効率で敬遠されがちなことをあえて実行するための施策を考えていくことが出来たら可能性広がる。

顧客側からみても
「一人一人の要望に合わせて自由度が利くことが良いもの」もあれば、「統一されている世間一般的に知られているものを食べたい」場合もある。
今回の定食屋さんでは、コスト的に後者が望ましい、むしろそれが定食屋の「特徴」とされている。しかしこれは、そんな後者の特徴を持つ中であえて「あつらえ(注文をしてから作ること)」、つまり前者を実現するために動いた事例。

→価格は400円に固定し、「おかず2品まで」という制約をつけることで顧客にとっても分かりやすい。

7.提携相手が誰もが手を出しづらい高級店だからこそ、高級店の抱える問題を解決しにいけ。

背景
高級なレストランやホテルは主に夜がメイン。
昼間のランチで採算を取るのは難しい。

田舎暮らしはメリットがない(安い家賃以外)ではなく、都会に比べて少ない。

田舎は都会に比べて地域ごとのちがいがわかりづらい。
(田舎は共通してあたり一面の緑と茶色の馴染みのある景色で構成されるものだから)

海外観光客からすれば、
いくら国土的に「狭い」日本とは言えども
少しでも「移動」をしたら目に映る「景色」は多少なりとも変わっていてほしい。
もしくは自分たちが望む景色が広がっていてほしいと願うはずである。
特に、そうではないかもしれない、というネガティブな感情が一瞬よぎったタイミングに効果的なはずである。

海外の観光客が日本を旅する目的はもちろん
日本の文化や日本らしさに触れることなんだろうけど、目に見えるもの、手に取るもの全てが「日本」である必要はない。
必要はない、というか自国で行う通常(日常)の娯楽を交えて異文化を楽しみたい、という需要も密かに存在するはずである。
→京都の紅葉を見ながら川辺で自国の慣れ親しんだビールを飲む体験など

ヒト
・Welive
シェアハウスの中に居住者同士の交流を手助けするコミュニティマネージャーがいる。...

8. 自分流に農産物をカスタマイズ、受注生産、じぶんのためにキープができるからといって、みんなわざわざ体験したくなるだろうか?
→このビジネスのように、日本もしくは田舎の魅力が一目でわかるようなアクション(田んぼアート)で大なり小なり魅了をし、そこから「限定品」を購入できる仕組みをつくるのは有効。

9. このビジネスのように、日本古来の日本らしさ全開の(感情1文字で"魚"と筆で書かれたのれんや看板)お店ではなく、あえて日本のその土地の中で同じものを売っている「オシャレで手を加えた」お店が近くに存在することによって、日本らしさをより感じやすい、そしてどちらのお店にもお金が落ちる可能性があるのではないだろうか。

農林水産省のデータから
日本の漁業者の数が年々減っていることが分かるらしい。
→人の数が減っているということはすなわち
人手不足で経営が成り立たなくなっていくところが増えて、その業界自体が絶滅危惧種のごとく破綻してしまう最悪の可能性がある。

→売り上げがたたないから辞めるというケースも考えられる。
その場合は「副業」的に、専門知識を持った漁業者だからこそ手伝える別のビジネスがあるのではないか、その可能性を追求していくことには価値がありそうだ。
仲介業者を介さずに繋がったところのビジネスをお手伝いするというやり方も考えられるのではないか。

→それは要するに、「売上が立たないから辞める」を辞めるための仕組みである。

10. この北海道の、北海道による、北海道のためのコンビニのように、店舗ごとで売上を競い合うようなフランチャイズではなく、部門全体で収益をカバーすることができる直営スタイル

"お客様からみた"直営店の良さは商品ラインナップの価格帯が揃うという点。

→お客様/お店側からみたフランチャイズ/直営のそれぞれのメリット、デメリットを洗い出してみると何かアイデアが浮かんでくるかも

明らかにこのコンビニ(直営店スタイル)は地域に「根差し」ている。
セイコーマートの場合、田舎の現状課題である人手不足による「営業時間の短縮」を人件費を抑える上で好都合と捉えて、さらにそこに「品数を豊富にすることでリピート率を上げる」というメリットを加える形で地元民に寄り添っていることが分かる。

→根差し方は様々だし、完全に現状の課題を100%解決するために取り組みを行う必要はない。
この例のように一般的にネガティブな課題を都合よく捉えるのも一つ。

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