0818 学習メモ

今日も昨日に引き続き、
本『ビジネスモデル 2.0 図鑑』
2周目の学習から展開したメモを残しておく。


ビジネスモデル 本 2

11. パッキングとはそれなりに手間のかかる作業。
それなりに時間と労力をかけて、どのように詰めれば納得のいく整理ができるのかを多少なりとも考える作業である。
そんな中、一度自分で詰めた荷物を「出」されるということは、「自分の上をいくパッキングをしてくれないと不満」という状態に陥りかねない。
→その分それを乗り越えた、顧客側の「労力」をものともしない質の高いサービス、というのは響きがいい。

福利厚生サービス
「いつでも好きなタイミング」というのも実は反動がある。
→「それを利用してサービスの恩恵を受けている、自分が得をしている時間」とそうでない何でもない時間のせめぎ合い
その「差」を意識しはじめて自分にストレスがかかる。

ゴルフ道具を預ける
必要な時に配送してくれるだけでなく、掃除やメンテナンスを行って保管してくれる。

でもそれがもし「車」だったら
どれだけ小さいキズや汚れも気になってしまう。

→その心理的な差は単なるモノの「大きさ」なのか
他人にメンテナンスを任せるのには大きすぎる。

12. 「循環型消費」に関与する店舗を物理的に増やしていくためにはどうすればよいか。

マッドジーンズは「借りる」という一種の消費活動を根幹としてビジネスを展開している。
そのため、提供するモノの「権利」は保有するものの、豊富な選択肢と質の高いサービスの提供を欠かしていない。

その他に、メーカーもしくは第一人者として単に商品を売っている店舗に、サーキュラーエコノミーのトレンドに参画してもらうやり方もある。
売上向上とは相反するが、売るために準備する商品の数を物理的に減らしたことによって、「循環型消費」からも利益を得られるという仕組みをつくれば悪くないはずである。

・所有物で自身のライフを定義する
・体験や精神的な要素、友人やコミュニティで定義

レンタルサービスの利用者層は
64%で18歳から38歳のかたまりが1位である。
50歳以上のかたまりと比べて4倍。

一人「暮らし」そのものを定期的に変化させる。
生活にべったりなものもしくは生活そのものを定期的に変化。
→本質としては「転職」ブームと変わらないはず。
トレンドとして流行って世の中の一部として定着していくポテンシャルはあるはず。

13. お店側が店舗を持たなくてもいい。
単に商品を提供する場所をオフラインからオンラインに変えただけではなく、
商品を「作る」場所すらも「自分の店舗」である必要はないという画期的な事例。

消費者だけでなく、「お店側」サービス提供者も
「シェアリングエコノミー」の恩恵を受ける、投資をしてそのサービスを受ける、という動きである。

14.お客側からすれば、ライザップの「器具使用」は単なる「対価」を得るための手段にすぎない。
他のジムは、その手段を得る、利用することを「対価」として「利用料」としてお金を払う。

お客側もお店側も
そのお店のサービスの価値の本質が利用した「結果」にあるという共通の認識を持っているからこそ、お客様側も高額に納得が行くし、お店側も「失敗した時の全額返金」に納得が行く。

ライザップは
受けるサービスのレベルによって料金を変えるのではなく、あくまでもサービス内容は変わらず、値段の変動は「回数」のみに起因するという特徴がある。
→サービスの質(グレード)によって値段を変動させない。
サービスを提供する量によって変える、感覚的にもいたってシンプルになる。
そこには「オプション」という概念もない。

「英会話」サービスにどうしてお金を落とすのか?
→消費者が論破、行動をするだけの気力があれば別に、お金を払わずとも巷に溢れる外国人や知り合いに頼んで無料で英語を話す、教えてもらうことができる。
それが世の中の「当たり前」になった時、このサービスの価値はだいぶ薄れてしまうはずだ。

→そのようなサービスの本質というのは
それを利用した「結果」に宿っているべきである。

→「結果」のためにお金を落とすという消費活動が増えていけば、途中で「断念」をした人たち(多数派?)に対して新たなサービスの提供をすることができるかもしれないし、「体験」という目に見えないものに対して顧客が本当に価値を感じるかどうか、そのような懸念を解消するための「アフターケア」や「アフターサービス」の意義もより豊かになっていくのではないか。

15. 「贅沢」というのは必ずしも部屋の全てが「高級」なもので構成されている、でなくてもいいはずだ。
時代の変化に合わせて「贅沢」「高級」の形を多様化したらもっと可能性が広がりそう。

体験として新しすぎるから「贅沢」
その他「模範的」や「統一感」、「あからさまに手が凝った("全振り"感)」、「絶妙」、「快適、(快適の)要素の取捨選択(要素を厳選する考え方)」、「見た目がくっきり」など

これは、従来の国内の「贅沢」に集まってくる海外観光客、という一辺倒な未来の日本の見映えを変える策になりうる。
また、国内の日本人がヒーヒー言っている「値上げ」対策にもなりそう。
だが、果たしてそれが日本の現状の根本的な解決になるのかどうかは吟味。

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