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みんコレ!医師国家試験 予想問題(一般問題編) 第1問

みんコレ!事務局が作問した医師国家試験 予想問題です。
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問題

がんのリハビリテーションについて、正しいのはどれか。


a:開胸・開腹術施行予定患者への呼吸リハビリテーションは、術前では効果が乏しい。
b:前立腺全摘術後の患者への骨盤底筋体操で、尿失禁は増悪する。
c:骨軟部腫瘍患者に対するリハビリテーションは禁忌である。
d:脳腫瘍の高次機能障害に対して、認知リハビリテーションは有効である。


≪この下は正解・解説です≫


正解

d:脳腫瘍の高次機能障害に対して、認知リハビリテーションは有効である。


解説

×a:術前からの指導で、呼吸器合併症の減少や入院期間の短縮などの効果は見込める。
×b:尿失禁は改善する。
×c:リハビリテーションを実施することを考慮してもよいが、効果、適応症例、具体的な介入方法について、十分な科学的根拠はないとされる。禁忌ではない。
○d:文章の通りである。正しい。

総説:
2003年に約300万人であったがん生存者は、年を経ることに増加傾向である。例えば肺癌であれば、分子標的治療薬や、免疫チェックポイント阻害剤など、近年の進歩はめざましく「不治の病」の時代から、「がんと共存する時代」になりつつあり、がんへのリハビリテーションが近年益々注目されつつある。

参考文献:日本リハビリテーション医学会編:がんのリハビリテーションガイドライン


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