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腹が据わる。

昨日書いてた通り、卑下と尊大をテーマに
子どもらに話をした。いつもなら前もって
この話をするって決めてても思った通りの
時間を確保できなくて端折ることが多いん
だけど、今日は意地でも時間を確保しよう
と計画的にことを運んだ。

子どもたちの反応はあまり良くわからないけど、
一部あの話に該当してくる生徒が居た堪れない
感じになっていた様子は少し伺えた。

教員やってて一番避けたかったのは生徒たちから
嫌われること。担任を始めた当時はとくにその
思いが強かったし、今でも同じことを考えて
いる。
でも、今年の子たちを見てて感じるのは、
何か良くないことに気づいたその時に指摘して
あげないとなかなか改善は難しいこと。
嫌われるのは嫌だけど、早期に手を打つことで
改善できる可能性を潰してまで好かれていたい
かっていうとそうではない。
一番大事なのは彼らのためになることをする。
そういう考え方にシフトチェンジできてきてる
今だからこそ、なかなか打ち明けにくいこうした
話題を取り上げることができた。

自分の指導方針を良く理解してくれてる先生が
今日も自分を庇ってくれるようなことを子ども
たちに話してくれてたみたい。どれだけ担任が
細かいところまで見てくれてるか分かる?と。
そしたら子どもたちはしっかり頷いてたみたい
で。でもだったらちゃんとやれよって思うけど、
そこがうまくいかんのが彼らなんだよね。
しっかり行動に反映するのは難しいかもだけど、
自分が思っているより彼らは頭では自分の
思いを理解してくれてるのかもしれない。
だとしたら尚更彼らを思うこその厳しい話が
大事。
今は響かなくても、こっちの思いが真っ直ぐで
ある限りはいずれ大人になった時に響いてくれる
と信じてみたい。

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