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歯が抜ける(夢分析) (無職日記9日目)

歯が抜けた!えらいこっちゃ。
タイトルでは夢としているが、夢ではなく現実の話。
しかし、私の歯の話など読んでも面白くないと思ったので、ちょっくら歯の抜ける夢分析の話でもしようと思う。

その前に、リアルの話。
これまでに何度か修復に修復を重ねてきた前歯。次にやったら、差し歯にした方がいい…と言われていたので、慎重に慎重を重ねて付き合ってきた前歯!

なのに油断してキンキンに冷えたリンツのチョコを前歯で噛んだところ、豪快に根本からガッキーーーーーンと折れた。
リンツに負けた、前歯なんていらん!と強がりながら鏡を見る。
前歯が折れた顔って、どうしてこうも悲壮なのだろう。
貧乏くさい…と言っても良い。

前歯を治すことすらできないのを、私の友達は貧困の象徴と言っていたのだが…。
無職✖️前歯なし
そこはかとなく漂う無敵感。
鏡の中の自分は、大友克洋のマンガの中にいても違和感がなさそうだった。

まだ新しい保険証が来ていない。慌てて行きつけの歯医者に事情を説明して、治療は可能になったのだが、予約が取れるのは結局一週間後。
あまりの私の落胆ぶりを気の毒に思ったのか、受付のお姉さんは「キャンセルが出たらすぐに連絡しますね」と優しく言ってくれた。

だが一週間も、大友克洋タッチの顔で過ごさねばならんのか…。
いや、出勤する必要はないのだから、なんとかやり過ごすこともできそうだ。

そんな、ことは良い。
夢分析の話をしよう。

心理学的に、夢判断といえばフロイトとユング「夢分析」である。
すごく簡単に言ってしまうと、夢にはその人の無意識が反映されていると考え、その夢の中身を分析することで治療に活かしていこうという試み。

私は昔からよく、歯が抜ける夢、歯がグラグラする夢を見ることがあった。驚いて目覚めて、歯がしっかりとしっかりと付いていることを確認し、ほっと胸を撫で下ろす。
それにどんな意味があるか、ちょうど最近のYahoo!の記事になっていた。



これによると、歯が抜ける夢というのは、一般的によく見られる夢のようだ。
不安な時に見る夢で、加齢への恐れや、活力の喪失への不安がそんな夢を見させるらしい。

あるいは、古い習慣を捨てて、成長の道を切り開くための再生の必要性を示している可能性もあるという。

つまり、歯が抜けるということは、今ある不安を古い慣習とともにぬぐい捨てて、成長のための習慣を再構築していく暗示ということか。

ならば、私の歯が抜けたことも、これまでの古き習慣に別れを告げて、新しい生き方を獲得するprediction(予知)!
吉兆じゃないか!!

…て、なるか〜い!!
大体、夢じゃないし…。
現実に歯っかけなんだよ…。

* * *

歯が抜けるとか欠けるって、どうしてこうもテンションが下がるのか。
とりあえず、来週の診察まで、童夢に出てきそうな誰かの顔でひっそりとやり過ごしたいと思う。
(明日のweb会議は、マスクだな…)



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