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大好きな読み物を。「ほぼ日」オススメコンテンツ4選

許して欲しい。
3つくらいにしたかったところを、4つにしてしまった。

1つくらい、いいだろう、というツッコミ、ありがとうございます。

それは自分が、ほぼ日刊イトイ新聞を、かれこれ10年以上読んでいるからだ。10年も読んでいたら、だいたい、10年ぶんのコンテンツ量になる。

そりゃあ、そうだ、というツッコミ、ありがとうございます。

ほぼ日の塾 3期生のスガネガスこと、白草優です。前回#ほぼ日の塾とわたし では19歳でしたが、20歳になってしまいました。二日酔いに苦しみながら、これを書いています。私が憧れていた大人とは、なんだか、大きく違うような‥‥。

このnoteのきっかけは、ほぼ日の塾で私の先輩にあたる、noteディレクター・水野さんのnoteでした。

なんだか、楽しそうなことをやっていると、寄ってみたくなるものです。ちらりとお祭りの屋台が見えたら、覗き込んでしまうようにして。
そんな具合に、私は水野さんのnoteを開きました。

見てみたいなあと言われてしまったら、書かぬわけには参りません。オススメコンテンツ、挙げようではありませんか。(おおっと、言い忘れておりました。塾生のみなさんからは、「パリピさん」と呼ばれているのです)

小学校1年生のとき、はじめてほぼ日を読みました。そんな自分がオススメする「ほぼ日」コンテンツは、以下の通りです。どれもこれも、5回は読んでいると思います。

糸井と永田の思い立ったら、雑談。満を持して禁煙を語る編。(2010)
ほぼ日ミステリー劇場 AB事件(2010)
『さよならペンギン』復刻記(2011)
こんなにも、スマホを触ってしまうぼくらは。(2015)

糸井と永田の思い立ったら、雑談。満を持して禁煙を語る編。(2010)

当時禁煙8年目の糸井さんと、当時禁煙3年目の永田さん。ええっと、当時の私は小学校6年生です。

小学生が、なぜタバコのコンテンツなんか読んでいるんだと。それは、一度端に置いておきまして。

禁煙とは、多くは非喫煙者が、喫煙者に勧めるものだと私は思うのです。それはきっと、みんなの健康を思った、善意の気持ちであることでしょう。しかし喫煙者からすれば、悪い言い方をしてしまうと、「押しつけがましい」と感じる場合がある。

私は吸ったこと、ないんですけれど。

このコンテンツには、「ぼくは禁煙できたので、みんなも頑張りましょう」とか、「禁煙はいいことばっかりです。あなたもやってみてください」とか、そういう押しつけがましさが一切ありません。これが、読んでいて気持ちがよかった。

永田:吸いたいっていうよりは、ほんと「仕事になんないぞ」っていう自分のささやきが、困った。
糸井:実際、それを理由にやめてない人はぼくぐらいの歳の人でも、けっこういるからね。
永田:「仕事になんない」の言い訳が通っちゃう人は禁煙しないほうがいいと思います。
永田:ニコチンのパッチをつかった禁煙は、「簡単ですよ」って人におすすめできます?
糸井:そうは言えない。

これでもかというくらい、禁煙中の辛さやら、難しさやらが出てくる出てくる。「禁煙に完全に成功しました!」とは、糸井さんも永田さんも言っていないんです。とても、正直なコンテンツに感じます。

最終的に行き着くところはおっぱい理論。小学生だった私でも、なんていうか、こう、わかりやすくぶっとんだ理論です。何せ、おっぱいですから。当時小学生の私の頭には、おっぱい理論しか残りませんでした。しかしおっぱい理論、糸井さんが救われただけあって、私は結構うまくできていると思います。

 

ほぼ日ミステリー劇場 AB事件(2010)

いわゆる「読者参加型」コンテンツです。ほぼ日の読者参加型コンテンツといえば、なんとなくリアルタイム性が重視される傾向にあります。観たぞ!シリーズとか、オンリーでロンリーとか。しかしAB事件に関しては、いつ何時読んでもおもしろい。「ほぼ日ミステリー劇場」と銘打たれている通り、ミステリー仕立てのコンテンツになっています。

AB事件のABとは、血液型のABのことです。このコンテンツが掲載された2010年当時、ほぼ日の乗組員にAB型は6人だけ。この6人は、定期的に「ABの会」と称して飲み会を開いていました。

この日も、彼らはABの会を、それはそれは楽しんでいたそうです。

2010年5月14日22時。
──メールの着信音がしました。

ひとつの携帯電話から。
ほとんど間を置かずに、もうひとつの携帯電話から。
またひとつ、もうひとつ、つぎつぎに‥‥。

要するに、居合わせた6人全員の携帯電話に、
同時にメールが着信したのです。

(中略)

そのメールには、カタカナで短い文章がひとつ、
記されていました。

書き出しは、こうです。

「コノナカニ ヒトリ・・・」

続く文章を読んで、6人はあわてました。
冗談でしょ、と互いに思いました。

このコンテンツの凄いところは、ノンフィクションであるところ。至る所に、その旨が繰り返し書かれているのです。

ノンフィクションである、つまり、最初はコンテンツにすることを意識していなかったということになります。第1話のタイトルは「当日深夜、記す。」であり、

いまは、2010年5月15日。午前1時15分。
深夜です。

とある通り。そして第1話が掲載されたのは、2010年6月16日です。身近に起きた「おもしろい」を、コンテンツにする企画力と素早さに驚かされます。もちろん、事件の内容もわくわくするものになっていますので、解決してみてください。

因みに、私もAB型です。AB事件の執筆者であり、ほぼ日の塾講師でもある永田さんにはお伝え済です。

 

『さよならペンギン』復刻記(2011)

「さよならペンギン」という、絵本がありました。湯村輝彦さんと糸井さんが1976年に出版し、長らく絶版になっていたものです。私もこの「復刻」があるまで、絵本の存在を知りませんでした。

絶版になっている上に、当時の出版社は倒産。原画も無く、ほぼ日には1冊しか絵本が無い。そんな絶望的な状況から、「さよならペンギン」が復刻されるまでが細かに書かれています。

全部で26回と、記事の量も膨大。主な連載期間は2ヶ月もありました。

ひとつのコンテンツとしておもしろいのはもちろん、ほぼ日のコンテンツ作りの一部始終や、絶版本の再出版のストーリーを覗けるといった、ひとつぶで3度おいしいコンテンツです。同時並行でグッズも作っているから、ひとつぶで4度ですね。

執筆者であるモギさんの、(つづく)も独特でおもしろいので、注目ポイントのひとつ。

そうそう、「さよならペンギン」なのですが、復刻版を発売当時だったか、一年後くらいだったかに読みました。

モギは、倉庫の中で絵本をめくり、
一人しずかに「ぶっとんだ」。

(中略)

どうやら、永田も「ぶっとんだ」のではなかったか。

私もまた、「ぶっとんだ」。まだ読まれていない方、「ぶっとんで」みてはいかがでしょうか。

 

こんなにも、スマホを触ってしまうぼくらは。(2015)

まず、はじめに言っておこう。
ぼくらはスマホが大好きだ。超便利だと思う。

私も大好きです。暇さえあれば、Twitter、Twitter、Twitter、Facebook、Twitterです。え?LINE?誰も連絡してこないけど。Instagram?使っていないけど。パリピの必需品アプリだから、触らないのはおかしいって?いいじゃん、開く必要がないんだもん!‥‥ゲフンゲフン。

ほぼ日社内で、「スマホ禁止」を一日やってみたらどうなるかという実験企画です。スマホだけではなく、スマホと同時期に普及したSNSの類いも禁止。パソコンでFacebookのメッセンジャーを見るのも、Twitterでつぶやくのもアウトというルール。それを乗組員のみなさんが、テキスト中継していきます。

スマホで写真を撮影して、スマホでテキスト中継をアップ!ができないので、デジカメやらパソコンのカメラやらで写真を撮っています。パソコンのカメラ組は不慣れそうで、なかなか味のある写真を上げてくれているのです。

スマホサンクチュアリも作られており、どうしてもFacebookがないと仕事ができない!という、気仙沼のほぼ日を担当しているサユミさんなどが利用していました。コーヒーサーバーやお菓子に加え、緑まであるのでかなり素敵な空間です。(そういえば、スマホサンクチュアリのTwitterアカウントは、現在凍結されている模様。コンテンツに大きな影響はないようです)

では、ついついスマホを触っちゃった人はどうなるのか。
「スマホ罪人」として、社内の一角で写真を撮られます。そんな罪人のみなさまはこちらです。罪状を手に持っているのですが、何せスマホ罪人なので内容がシュール。みなさま、ムスっと撮られているのがいいのです。

 

そういえば、この「スマホ禁止デー」から丸3年経ったようです。当時が2015年11月12日なので、今日は‥‥

ほぼ日の塾 5期生のエントリーは、本日 2018年11月12日 午前11時までです。

まだ応募してないよー、書けていないよーという方、お急ぎください。あと10時間を切りました。

上に挙げたコンテンツの中で、サクッと読んで参考にしたいなら前半2つ、じっくり読み込める自信があるなら後半2つをどうぞ。一個だけと言うのであれば、『さよならペンギン』復刻記をぜひ。ほぼ日という会社が、どのように物事を進めていくかは、あまり事細かには載らないことが多いのです。ほぼ日という会社のやり方が、実はここでコンテンツ化されていたことに、私は塾を終えてから気付きました。

もっともっと紹介したいコンテンツはたくさんあるのですが、締め切りもあるのでこれにて。また語れたらいいなあと思います。たぶん、そのうち勝手に語ります。

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