なぜ、同人活動を?まずは自己紹介♪

 わたくしが、まず“何者”か、っていう大前提がないと、このnoteそのものの意味をなさないので、ほンの少しだけご紹介♪

 とは云え、商業プロである絵描きとしての素性を明かす事は出来ませン、ざンねン……
 理由は、このnoteが“同人活動”をメインとしたモノだからッ!
 そう、ワケ分からン同人活動が関係各位に知れたら、仕事そのものに影響はなくとも、まぁ~、叱られるだろう、多分w
 ほとんどの方は笑って済ましてくれる筈だが、まぁ~、全てが全て許してくれるとも限らン!
 なので、ドコの何者で、どンなところで描いていて、如何な作品群をこさえてきたのかってのは、永遠の謎、というスタンスでお届けさせて頂きます!w

 詮索しても、検索しても、リンクを辿っても、仮に住所・本名が分かっても、商業でのペンネーム群を探る事は出来ませンので悪しからずw
 元々、そーいう風に活動してきたンで、ネットで探しても何の情報も出てきませン♪
 ペンネーム群と俺個人は、完全に切り離している、そう思って下さい(そもそも、俺のようなスタイルの絵描きは、業界探しても“ほぼ”いない!w

 さて、かれこれ30年以上、絵描きの世界におりますが、趣味として絵を描く事なンて、それこそ30年はしていませンでした!w
 頼まれて、致し方無く、タダで描かざるを得ない事は確かにありましたが、そりゃもう嫌々w
 絵を描く事が好きだから絵描きになった訳ですが、それ故、びみょ~なアホっぽいプライドが御座いまして、それが“受諾”で御座います!w

 学生時代に、イラストレーターとして商業デビュー(直後に漫画家としてもデビュー)致しましたので、プロデビュー後、絵というものは“お仕事として引き受け、ギャラ(金銭)を賜る確約があって、始めて描くモノ”と定めました。
 デビュー以前にも、漫画のアシスタントやデザイン事務所に所属する等、絵を描くのは、お金を頂戴する事が大前提、乃ち、無料で描くものではない、タダで描くのはスキルアップの為の勉強のみ、人様に見せるべき絵ではない、という謎の信念をもっておりましたw
 基本、このスタイルは今もあまり変わりなく、実際、お仕事の方では受諾ありきです。

わたくしは、絵描きではありますが、画家さンではありませンw
 あくまでも個人的見解ですが、イラストレーターや漫画家はお金を貰って絵を描く者、故に好きなようには描けず、画家はお金を貰わず好きなモノを描き、後に買ってくれる人を待つ、或いは、途轍もないスポンサーを得て、好き勝手描き、たまに要望に応える、そンな区別を自分なりにしています。
 イラストレーターや漫画家は受諾、画家は売り手です。この違い、分かりづらいかも知れませンが、少なくとも俺自身には確固たる線引きがあり、だからこそ、画家ではない、と自信をもってお伝えできるのです!(なンの自信?w

イラストレーターとは?

 ここでちょっと、“イラストレーター”についてご説明させて頂きます。
 流石に、漫画家は誰でも分かるでしょうし、今と昔、それ程解釈の違いもありませンw
 ただ、イラストレーターに限って云えば、今と昔で大分解釈が違います!
 そう、今のが断然、イラストレーターと呼ばれる者達の解釈が拡がり、誰も彼もがイラストレーターになっているのです!?

 何を云ってるンだ?
 そう思われる方が殆どだと思いますが、まずはこの点を少しだけ解説♪

 ざっくり、絵描きと括りますと、画家/イラストレーター/アニメーター/漫画家/絵本作家などが思い浮かぶと思います(壁画家や日本画家ほか、CGクリエイターやAI絵師(AI生成画家?)など絵描きにも色々いますが……
 中でも、イラストレーターという区分は益々拡がり、昔っから絵を描いとる俺からすると、、みたいな絵描きも全部ひっくるめて、イラストレーターと呼ばれ、あるいは、名乗ってるワケです。

 まず、昔のイラストレーターは、受託した案件の契約に基づいた絵を描く商業画家、で御座います。
 先述、イラストレーターと画家を殊更区分したにも関わらず、いきなり画家で括ってしまうのもイミフですが、実の処、そうなンです!w
 敢えて、別途区分するなら、芸術畑の絵描きが画家、商業畑の絵描きがイラストレーターですw
 要は、絵画のスキルやテクニック自体は、画家もイラストレーターも区分なく、その純粋な技量、現在で置き換えるのであれば、アナログ的な絵画の力量があってこそ、成立する業種、また、それに従事する者、という訳です。

 しかし、今も昔も、技量が未熟な絵描きという者は沢山おりまして、画家でもなく、イラストレーターとも云えない、要は、喰えない絵描き、というものが御座いました。
 それが、カット屋キャラデ屋と呼ばれる方々です。

 ペンネームの載らない、サインを付記する事もできない、個人で仕事を請けられない、ロット単位の大量発注を引き受ける絵を描く方々、それがカット屋/キャラデ屋です。
 前者は挿絵をメインに、後者は作品に登場するキャラクターやメカのデザインを、ざっくりと描く絵描きであり、イラスト界隈やアニメ界隈、ゲーム界隈に多く存在していました。
 対象は多岐に亘るので、一概には云えませンが、往々にして、カラーが描けない/クオリティの高い絵が描けない/一人で仕上げられない/背景が描けない他、欠点が多くみられる絵描きの方々です。
 また、アナログオンリーの時代、兎に角、画材が高いですから、表現法に限界もあり、更に今のようにネットで簡単に情報を得る事ができず、絵にまつわる解説書や専門書も限られる上、これまた高級であった為、どうしてもスキル的に劣る絵描きが沢山おりました。
 実際、わたくしが業界に入った時点では、まだまだこの類の絵描きがわンさか存在しておりました(今、何をしているのでしょう?

 わたくしがプロになった頃、絵や音楽は遅めのバブル期に突入します。
 世間のバブルはとっくに弾けたものの、エンタメ界の裾野は広がり、絵や音楽など、エンタメに限って云えばバブルに突入しました。
 そんな中、とある出版社が新たな小説ブランドを立ち上げます。
 まだ、ラノベという概念すら存在しませンでしたから、今風に云えばラノベの走りだったのでしょう。
 簡単に申しますと、文章としての表現力は乏しいものの、読み易いので斜め読みしやすい。しかし、やはり小説としては力量不足故、パンチが弱く、当然、新規ブランドなのでファンがいない。
 そんな中、矢面に立ったのが、絵は上手いが人気がなく、連載のない漫画家達です。
 彼らを、イラストレーターの代わりに、扉絵と挿絵を描かせたのです。

 それまでは、画力のあるイラストレーターが扉絵を、画力はないが手が速い(仕事が早い)カット屋に挿絵を、というのが通説でしたが、漫画家を起用したのが功を奏し、その新規ブランドは一応の成功を見ます(但し、肝心の小説家達が育たず、そのブランドは間もなく消えましたが……

 漫画家、特に画力のある漫画家というのは兎角、“決め絵”が上手いものです。
 止め絵、ではありませン、決め絵、です。
 止め絵の上手いイラストレーターは当時でも沢山いましたが、殊、決め絵の上手さは漫画家に軍配が上がりますw(逆に、止め絵が下手な漫画家もうじゃうじゃいますw
 止め絵と決め絵の違いについては、長くなるので割愛w

 この成功はすンなり業界に浸透し、決め絵の描ける人材をイラストに起用する流れになります。
 漫画家に次いで、そのターゲットとなったのが、アニメーターです。
 アニメーターも決め絵が上手いンです。決め絵のクオリティ自体は漫画家には及ばないものの、それを埋めて尚余る程、絵をこしらえる(それらしく見せるの)が速い!w
 アニメーターをイラストに起用する事が当たり前になった時点で、その次に起用されたのが、ゲームのキャラクターデザイナーキャラデ屋)です。
 カット屋は淘汰されてしまいましたが、キャラデ屋は“塗り”がアニメーターとほぼ同じだった為、生き残りました。
 生き残ったと云うより、キャラデ屋が覇権を取るという現象が起こりました!!!w
 気付いた頃には、イラストレーター業界は、アニメーター上がりとキャラデ屋上がりが席捲していた、そンな感じです(今尚、現在進行形です!w

 一時期、真新しい技術として、CGが頂点を取りそうな時代もありました。
 単純に、パソコンのスペックが上がり、CGへの期待の高さから手描きは消え失せる、とまことしやかに囁かれましたが、クオリティの高いCGを生み出すには膨大な時間とコストがかかる為、結局、覇権とはなりませンでした(ゲーム業界では予算の大きさに伴い、CGが覇権を取りましたがw
 マンガやイラストは予算が小さいので、高スペックのCGを発注する程、また、その膨大な数をこなす程、CGは軽やかではない、と云う事です。

 話を戻します。
 アニメーターやキャラデ屋がイラストレーターとして確固たる立ち位置を築けたのは、PCの性能の向上が第一、と云えます。
 同様に、ソフト(Photoshopに代表されるレタッチソフト)の向上がキーです。
 加えて、ネットの登場、乃ち、デジタルオンリーで作画から塗り、そして、披露(掲載)まで網羅できるインフラの充実、これが全てです。

 高価な画材、しかも、消費する画材を手に入れる/使う必要がなく、ペン慣れや塗り、タッチなど、手先/指先の修練を必要とせず、ソフト/アプリの機能を試すだけで表現法が広がる上、リテイクが簡単、背景や効果の素材も売買され、そして、描き方やテクニック集がネット上で簡単に手に入る時代に突入し、イラストレーターの数は膨大に増え、新たな称号“絵師”の誕生(登場)です!w

 残念ながら、俺は絵師ではない。
 絵描きだし、イラストレーターだし、マンガ家でもあるが、絵師、ではない。そンなオシャレな存在ではない。

 世はまさに、絵師、の時代!
 しかし、そンな絵師の前に立ち塞がった恐るべき驚異、それが“AI絵師(AI生成屋)”なのです。

 果たして、絵師vsAI絵師、勝ち残るのはどっちだ?
 どちらが、イラストレーターとして生き残るのか?

 かみんぐす~ン♪w

おまえ(俺の事ネ)は何なンだ?

 随分と前置きが長くなりましたが、わたくしの本業の内の一つに、絵描きの事務所が御座います。わたしは単に、2Dデザイン事務所、と呼ンでます(3Dデザイン事務所も営ンでいるので便宜上、云い分けているだけですw

 この2Dデザイン事務所、いわゆる、絵描きの事務所(他所様はスタジオだとかアトリエだとか呼ぶ事が多いンだけど、俺、実業家なンで別途法人の“事務所”と呼ンどるだけw)、何をするかって~と、イラストと漫画をこさえる会社ですネ。
 こう答えると、地方の自治体案件や企業PR用、広告とかで見るようなマンガ風の絵をこしらえてるように聞こえるかも知れないけど、ま~ったく違う!
 そう、純粋に漫画!
 各出版社が刊行している漫画雑誌にて連載を持ち、単行本が出る、いわゆる、誰もが目にするナチュラルなマンガw
 イラストの方は色々やっとるけど、上述のような小説の扉絵から挿絵、企業の広告からゲームのキャラデほか、まぁ、純粋なイラスト&キャラデまで、幅広くヤッてます。
 要は、イラスト業と作家業(漫画家の事を作家と云う、小説家だけじゃないのよ作家ってw)がメインの事務所。つまり、絵描き!w

 他の事務所(スタジオやアトリエ)との違いが、作家やイラスト家を沢山雇ってる。敢えて、絵描きを雇ってる、としない理由は、アシスタントさンを雇っている作家ってのは極々普通。寧ろ、アシスタントさンを雇っていない作家の方が珍しい!w
 基本、漫画って一人では描けないのよ、〆切的にw
 絵描きを雇うだけでなく、作家やイラスト家も雇っているかと云うと、それは俺が膨大なペンネームを使い分けているから!
 そう、多分、日本一、ペンネームが多い絵描きなのだ、俺はッ!(自称w

なぜ、ペンネームを使い分けるの?

 これを説明するには、この余白はそれを書くには狭すぎる……いや、全然書けるな、デジタルだからw
 とは云え、全ての理由を書くのは時間が掛かり過ぎるし、何より、俺の手の内をバラす訳にはいかない!w
 何せ、まだ、喰っていかにゃ~ならン、絵でもw(他の商売で稼いでンだからイイだろ、はNG!!!w

 なので、分かり易い理由を1つだけ。

 絵に限らず、音楽(俺、音楽事務所も営ンどる)や小説ほか、クリエイティブの多くは、その作品ごとに“個性”が現れる。
 絵で云えば、画風(タッチやペン線、色彩、絵柄、表現、効果、構図ほか)。作家(漫画家)であれば、画風に加えて、作風(演出やコマ運び、セリフ回し、キャラ設定、脚本ほか)もある。
 確立された画風や作風をもって、絵描きや作家は個性とし、披露された作品をして読者や閲覧者はそれを認識する。
 つまり、画風や作風という“目に見える形”にした個性が「ブランド」になる。ここで云うブランドとは乃ち、ペンネーム、だ。
 要は、絵描きや作家というモノは、ペンネームをブランディングする種の仕事であり、それは偏にタレントなどの芸能人や、それこそYouTuberやインフルエンサーも同じ。
 名前(個人の看板)をブランド化する、それが絵描きや作家であり、それが正しい!
 それでイイ!それがベスト!

 ベストなのだが~……
 ブランド化されると、厄介な事がおこる。大抵の絵描きや作家は、この厄介事を、厄介、と認識しないし、問題なくクリアし、且つ、益々のブランディングを求める。
 だが、俺はコレがムリ!w
 俺が困る厄介事とは、確立されたブランドってのは、新しい事や実験的な事、革新的な事、或いは、与太や悪ふざけの出来ない“縛り”になってしまうこと。

 例えば、全盛期の小室哲哉。
 小室サウンドという特徴的な楽曲で日本中を席巻し、大人気になる一方、アンチやこれを好まない層のオーディエンスは、いつも同じ曲、と揶揄する。
 この、いつも同じ、と揶揄する事自体、本来はナンセンス。何故なら、それがブランディングだから。
 ブランディングを確立する事が商業媒体で売れ、また、作り続ける術であり、同様にクライアントが望む姿なのだから。

 ブランド力=個性、その個性を、より多くの人が認知する事が人気に繋がり、仕事を得られる。
 それが基本であり、大前提。だから、人気者にはより多くの仕事が迷い込み、どんどん作品が生み出され、露出数が増える。
 金持ちのところに金が集まる、ってのと理屈は一緒。

 ちょっと、待て!
 それなら、それでいいンじゃない?
 お前の云う厄介事なンか、ブランド力を得る為なら些事だろ?……そう思う方が殆どだと思う。
 ところが、だ!

 俺は兎に角、飽きっぽい!w

 同じ事を、同じように、毎日毎日繰り返すような様、コレって最早、ルーチンワークに過ぎンのよw
 アスリートのジンクスみて~なルーティーンって、それはそれでカッコイイのかも知れないし、それで良いのだが、基本、アタマを使う商売でルーチンワークは、バカになってしまう!w

バカだからこそ、売れる、ってのもある!w
 なので、一様にバカだからと云って、馬鹿にするのは筋違い。

 絵描きや作家は全てではないにしろ、基本的に感性や直感に頼る者が多く、デビュー前、もしくは、売れる前までに得た情報(インプット)に依存する傾向が実に高い。
 デビュー前、或いは売れる前、燻ってる時や多感な時期に獲得したインプットを、ここぞとばかりに放出する。だからこそ、その作品は面白いンだが、多くの絵描きや作家はそこで出涸らしになってしまう。
 情報の枯渇、アンテナ力の欠落、生み出すべきクリエイティブにかける創造性の失墜、加えて、物理的な満足度、単に収入の増加などに伴うハングリー精神やチャレンジ精神の欠如、加齢や社会性、生活環境に依存した安定性を求める為、作品のパワーが消え失せる。
 ブランディングが確立されている著名な絵描きや作家は、それこそ、ブランド力がある為、誰も作品の劣化を諫めないが、まぁ、現役のプロが見りゃ、その違いは一目瞭然。
 ゴミをゴミと云えないのもブランド(相手と自分双方)なンだが、ブランドを無視した純粋な目で、ゴミをゴミと云えないようじゃ、絵描きや作家の寿命は終い。
 本質的に“終わっている”にも関わらず、絵を描き続け、作家業を続けるのは、それこそ金の為。無論、仕事故それで構わンのだが、端から見るに、何とも痛ましい。

 故に、脳味噌を使う、使い続ける。
 ルーチンワークにならンように、いつものようにならン為に。
 ペンネームを使い分けるのは、平たく云って、様々な画風や作風を構築して、それぞれを披露し、その為にアタマとテクを使い分け、何より、飽きっぽい俺が飽きずに描き続ける為!

 ね?簡単でしょ?w

 ま、理由の1つに過ぎないけどネ。

 それを事務所(法人)レベルで行っているって事。
 アニメ製作会社の手法に近しいが、とは云え、俺自身はアニメ畑ではないのでその実情はよく分からン。
 単に、イラストレーターや漫画家の中では、風変わり、それだけ。

 実際、生み出した多くの作品に、俺自身が全く手を出していない(描いてない)w
 なので、ゴースト呼ばわりされたり、揶揄されたりもするが、ところがどっこい、お前ら(他の絵描きや作家)よりテクもスキルも手数も作品数も多い!何より、アタマをフル回転させとる!w
 バランス感覚とアンテナ力、チャレンジ精神とストイックさ、行動力と理解力、それら全てを総動員させ、作品を作り出し続ける、その為の手法。

 俺には出来ませン、一つの絵柄と作風で永遠同じタイトルの作品を描き続ける事なンざ。
 作品ってのは、完結、させる事で最上となる。
 未完はどこまで行っても未完。人気を博して長期連載をし続けても、未完のままじゃ、人気なくて打ち切りになった“俺たた”と同じ。
 少なくとも、商業媒体で未完は頂けない(趣味ならおk
 ついでに、タイトル数の少ない者は、読み切り(短編)描けンよーになるw
 ブランディング(人気)があるから、ごく稀に読み切り披露しても文句を云う者は少ないが、実際、新人が描いたとしたら……目も当てられないモノばかり。
 これが現実なのよネ、実際は。

※タイトル(作品)数少ない長期連載作家が短編を描けなくなり理由は、いずれ別途記事にしますw

ところで、結局、おまえ(俺の事)は何だ?

 長いね~、前置きが。ココまでが長い!w

 このクソみたいに冗長なテキスト、いつまで続けンだ、とお叱りを受け兼ねないが、ま、始めたばかりで誰も見ないnoteで、わざわざ文句云う奇特な方はいない筈w
 すみませンね、わたくし、趣味で物書き(小説)やってる上、ライティングの仕事も請けるンで、ムダに文章書きたくなるのよw

 え?
 にしては、文体めちゃくちゃ、文法ぐちゃぐちゃ、常体/敬体出鱈目過ぎンだろって?
 そこはご愛敬。

 だから、云ってンじゃン?
 飽きちゃうのよ、同じ、だとw
 手を変え、品を変え、色々せンと、テキスト書く事さえ飽きちゃう。まして、こンだけ長文書き連ねてっと、それこそ未完で終わっちまう。
 ま~、趣味なンで、未完でもなンでも構わンのだけどね?w

 色々書いてきたけど、ず~っとわたくし、趣味で絵を描く事をしてこなかった訳です、一部の断れない事情を除いては。
 それは先述のように、受諾命の絵描き故、金にもならン絵を描く事に意味を見出せないから(実際、てめぇ~のペンネーム群さえ、一切描いてないのも多数ある訳だから、そりゃ~多忙で時間無いのに趣味で絵なンざ描くワケない!w当たり前!

 そンなわたくしめを変えたのが……そう、ウマ娘!w

 実は俺、ゲームって全くやらない。
 まだ、ふつ~の、よくある絵描きだった若い頃、アシスタントさン達がみンなゲーム好きで、それに付き合わされてやった事はあるが、自発的にはほぼしない。
 これには、ガキの頃に嵌まっていたTRPGにまつわる影響もデカイのだが、この話は今、無関係故、割愛!

 なぜ、ウマ娘が、要は、ウマ娘の趣味絵を描こうと思ったのか?
 ちなみにわたくし、競馬、やりませン!
 正確には、一切のギャンブル、やりませンw
 賭けをするくらいなら自分に賭ける、つまり、会社に、ビジネスに、お仕事にカケるw

 さて、ゲームも殆どやらない俺なのだが、このウマ娘、実はゲームがローンチされる前から、コンテンツとして気に入っていた。
 何故なら、俺は……アニオタ!w
 驚異的なアニオタ、且つ、声豚なのである!!!w

 と云っても、コレ、ガキの頃からじゃないンだなw
 実は、ニワカ!
 ニワカ中のニワカ!!
 ニワカアニオタ!!!

 俺がアニオタになったのは、2009年。
 現在が2023年だから、14年前。
 アニオタ暦14年なら、そこそこ長い?
 いやいや、これが大学生なら、そりゃ~長いでしょうよ?
 しかし、だ。
 冒頭に書いた内容を思い出してくれ。
 ナニ?
 テキストが長過ぎて、冒頭忘れた?
 俺もッ!w

 え~と、絵描き業界に30年以上おる、と書いたのだが、この当たりを鑑みるに、オタ暦14年は相対的に短いだろ?w
 そう、我が人生において、アニオタ暦はまだ軽い!
 14年、これを年齢に勘定したら、中学二年生、中二だ、中二!!w
 中学生程度の知識しか持ち合わせていない、って事。
 それくらい、俺のアニオタ暦は浅い。
 だが、中二と云えば、厨二病!
 乃ち、厄介なお年頃w
 ナニか、自分には秘められたパワーがあるのではないか、そう疑う毎日♪
 そンな、矢鱈とヤバめなお年頃(ヲタ暦的な意味で)故、ナニかをしたいワケよw

 ま、それはさておき、ウマ娘がゲームとしてローンチされる前からライブに行っており、しかしながら、あまりにも長い間、ゲームがリリースされる事なく、やっと現れたワケだ、それが二年前の2021年2月24日。
 実はこの時、ウマ娘(ゲームの方)への情熱が冷めていた。
 そりゃ~、毎クール嫁が変わる典型的なクソオタの上、ウマ娘のアニメ2期が素晴らし過ぎた事で一応の満足度を得ていた為、ゲームはやらンでいいか、と思っていた。
 それが、上述の2021年2月24日の事。

 ンで、実際にウマ娘のゲームを始めたのが、2021年2月25日の事!
 おいィ?
 たった1日で、熱い掌返しかよっっっ!?
 はい、そーです♪
 手の平ってのは、返す為にあるのです。
 掌を返さないってのは、頑固者。考え方を切り替える事のできない愚か者の所業。
 自分自身の過ちを認め、より正しくあるべき姿を見つめ直す所作。偏に、是正力!
 悔い改める事が出来てこそ、人間というものは成長するンです、はいィ!w

 実際にゲームを始めたら、そっこ~ハマッた♪
 たのすぃ~~~♡
 ところが、間もなく襲い掛かってくる、憂鬱。
 育成ゲー特有の、周回地獄!

 基本、多忙であるが故、この周回地獄に挑む事が苦痛!
 それに加え、俺は生来、飽きっぽい!!
 忙しい、時間無い、同じ事の繰り返し、ルーチンワーク大嫌い、ついでに飽きが襲い掛かってくる……

 なンて事だッ!?
 2016年の発表以来、アニメ1期で熱を上げ、ウマ娘ライブでテンション高め、2018年末リリース予定だったゲームが延期され、そこから更に3年も待ったというのに、半年足らずで飽きてしまうのか?
 俺の熱意は、そンなにも儚く、脆いモノなのか!?

 なンて醜くちっぽけな存在なンだ、俺は……

 ナニかないのか、ウマ娘への情熱を維持する手段!
 何をすれば、俺はウマ娘を楽しむ事ができる?
 なンなら俺は、ウマ娘ちゃン達を愛せるンだ!?

 そうだ、、描こう

「その時、ふと閃いた!

 このアイディアは、俺自身とのトレーニングに活かせるかもしれない!

 俺自身の成長につながった!」

 う~ン、我ながら、ナイスアイデア♡

 絵を描く事は仕事である。
 だが、仕事で描く絵は、あンま好きじゃないw(描くのが嫌いなンじゃなく、単に〆切が嫌いなだけだがw
 では、仕事じゃない絵を描くってのはどうだ?

 お前(俺)の信念では、金にならない絵は描かないンじゃないのか?
 受諾命のお前(俺)が絵を描くのは、絵描きとしてお前(俺)自身の存在理由じゃなかったのか?
 自ら下したレゾンデートルを、お前(俺)自身が否定するのか?
 そンなにお前(俺)の信念は脆いのか?
 そンなに、安っぽい男なのか、お前(俺)は??

 うるさい!
 必殺、熱い掌返し、だッッッ!!!!w

 バカヤロー!
 信念なンざ、元から持ち合わせてねぇ~っつーの!
 俺のモットーは、モットーを持たない、ってコト♪

 そもそも、俺がガキの頃、自分自身に下した枷、要は、受諾案件のみ絵を描くってのは、素人臭さを払拭し、絶対にプロになるっつ~決意の証でしかなく、ストイックさを持ち合わせなければプロにはなれまい、っつ~自身の甘さを諫める“おまじない”に過ぎない。
 プロになって何十年も経っとるのに、今更そンなおまじない持ち出したところで、自分自身の頑固さを露呈するだけ。
 頑固さってのは、ジジイ特有のATフィールド。
 変われないヤツは老いさらばえて朽ちるのみ。
 そンなの、イヤ、だ!

 俺はウマ娘ちゃンを愛してるンだァーーーッ!!!!!

「フー……スッとしたぜ!

 おれは他の絵描きや作家に比べると、チと荒っぽい性格でな〜

 激高してトチ狂いそうになると愛を叫ンで頭を冷静にするようにしているのだ」

 故に、ウマ娘の絵を描きはじめましたとさ♪

 とは云え、生粋の商業絵描き故、反応(反響)ね~のとか、イ・ヤ・だ!
 好きでも嫌いでも、描いた絵には反応を求める。より正確には、見た方達に楽しンで貰いたい♪
 よりフランクに、より軽率に、より純粋に、楽しンで貰いたいが故、道化師に徹する!
 絵描きじゃなかったら、芸人になりたい、と思ったコトさえあるンで、兎にも角にも、絵描きピエロに、俺はなるッ♪
 折角、趣味で描くンだから、絵描きピエロ、と云う謎のネタ師になろう。

 俺は、絵師、なンてオシャレさは持ち合わせていない。
 あるのは、愚直なテクと無駄スキル、ジジイ所以のゴミ知識、そして、内在する狂気と尽きる事のない絵への情熱、それだけ。
 絵師には決してなれないが、ネタ絵師にならなれるンじゃね?w

 そンなこンなで、時間を見付けてはチョロチョロとウマ娘の絵を描き、長い時間かけてたら、ストックが貯まってきた。

 あれれ?
 コレって、もしかして、同人誌とか、作れるンじゃネ?

 ヨシ!
 じゃ、いっちょ~、同人誌でも作っか♪
 でも、作る云うても、作っただけじゃしょーもない。
 同人即売イベントみてーなトコに出展しなきゃ、同人活動とは云えない。
 折角、描いてきたンだから、いっそ、同人活動にジョブチェンジするべきでは?

 俺たちの戦いはこれからだ!

 ご愛読ありがとうございました。

 わたくしの次回note記事にご期待ください♪

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