“みんなごと”宣伝部 / 12の物語

京都市“みんなごと”まちづくり推進事業で開催した「“みんなごと”宣伝部」の受講生12名…

“みんなごと”宣伝部 / 12の物語

京都市“みんなごと”まちづくり推進事業で開催した「“みんなごと”宣伝部」の受講生12名による、お互いのインタビュー記事を中心にご紹介していきます。

最近の記事

風俗スカウトマンに勝つ!若年女性・少女のための伴走型支援とは?「若草プロジェクト in KYOTO」北川美里さんインタビュー

今まで生きている中で「あの時、やっておけばよかった…」という後悔や、忘れられないことは、皆さんにも1つ2つあるのではないでしょうか。 今回、お話を聞かせていただいた北川美里さんは、そんな「あのときの思い」を胸に活動をされている方です。 北川さんは、京都府更生保護女性連盟(以下、更生保護)の「若草プロジェクトin KYOTO」で若年女性・少女を支える活動をされています。 若草プロジェクトとは、瀬戸内寂聴さんと、元厚生労働事務次官である村木厚子さんが呼びかけ人として始まり、

    • 自然豊かな南山城村でお茶のかおりにつつまれて、地域のお宝に再び命を吹き込み、人との交流を生み出す。井戸野茶園 4代目代表「井戸乃井」 井戸野修子さん

      みなさんはお茶をよく飲まれるでしょうか?僕もほぼ毎日飲んでリラックスしています。今回、お話を伺ったのは、井戸野修子さん。空気がおいしい南山城村のお茶の香りから始まった地域のまちづくり活動についてお聞きしました。  井戸野さんは京都府南山城村で宇治茶の栽培・生産をされている井戸野茶園4代目「井戸乃井」 代表として家業を継がれました。そのかたわら地域の活性を目的に活動されている古民家リノベーション(再生)に取り組む、「ものつくる ね」の代表をされています。 地域の特産品である

      • 「ちょっと場所を持ってて困ってるんです」という人が、ふらりと相談にー 地域に人の流れをつくりたい「株式会社NINI」西濱萌根さんインタビュー

        京都には古き良き建物やスペースが数多くあります。けれども、うまく活用されず長年空き家になっていたり、「気が付いたら駐車場になっていた」なんていう場所を見かけることも多くなっているのではないでしょうか? そこで今回は、古いビルをリノベーションしたホステルの運営や、人の集まりにくいエリアの活性化に取り組んでいる「株式会社NINI」の共同代表で、神宮丸太町のHOSTEL「NINIROOM」を経営する西濱 萌根さんにお話を伺いました。 長らく空いていた元印刷会社兼倉庫のビルをリノ

        • 7年間ずっとゆるキャラの中の人!? 伏見の「ふしみこちゃん」生みの親・立野晃史さんに聞く誕生秘話とその想い

          皆さんはゆるキャラに会ったことはありますよね? でも、その“中の人”に会ったことがある人は、あまりいないのではないでしょうか? 今回ご紹介する立野晃史さんは、まさしくその「ゆるキャラの中の人」。 しかも、7年間も専属で中の人をしているというから驚きです。 立野さんは、伏見区の町づくり活動の中で生まれたゆるキャラ「ふしみこちゃん」の専属。地元の良さを伝えるPR活動のシンボルキャラクターとして、地元のイベントなどに出演しているそうです。 そのとき、世界が一変。立野さんが伏見

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          ワークショップで見つけたあなたの興味・関心に伴走します!希望結社ツクラム 西森寛さんが大事にしている「学びの身体化」とは?

          子どもを取り巻く環境が大きく変わってしまった今日この頃。地域が繋がっていた時代の良さを大切にしながらも、広い世界と繋っていくことを意識されている「まちのきょういく委員会」。この活動をされている希望結社ツクラム代表の西森寛(にしもりひろし)さんにお話をお聞きしました。 静かな中にも熱い想い希望結社ツクラム代表の西森さんは、『落ち着きとりりしさを醸し出す雰囲気の方』。学童保育、塾や家庭教師といった子どもや教育に関わる取り組みも手掛けてこられていました。 「ツクラムは、みんなで

          ワークショップで見つけたあなたの興味・関心に伴走します!希望結社ツクラム 西森寛さんが大事にしている「学びの身体化」とは?

          地球のなかのちいさなお家で、誰でもほっとできる体験を 〜「 feel at home 」という住み開き〜

          昔は近所の縁側に座っていたおばあさんや、井戸端という場でおしゃべりして、お互いに気にかけたり助け合ったりして、小さな悩みなどを解決することが出来ていました。しかし今は、二世代、三世代が一つ屋根の下で暮らすという大家族は少なくなり、このようなご近所づきあいが減ってしまいました。 地域で気軽に立ち寄れる縁側「feel at home」代表の上倉 妙(かみくら たえ)さんは、ご自宅の1階部分を住み開き。地域で気軽に立ち寄れる縁側のようであり、ほっとつつみこまれるような場所として運

          地球のなかのちいさなお家で、誰でもほっとできる体験を 〜「 feel at home 」という住み開き〜

          デスカフェで気軽に死を語ろう! お寺のまち京都からはじまった若手僧侶団体「ワカゾー」とは?

          「お寺の数は、全国のコンビニの数より多いんですよ。」と言われて驚いた。たしかに京都にはお寺が多いけれど、まさか全国に7万5千か寺もあるなんて! 意外と知られていないお寺のデータを教えてくれたのは、若き女性僧侶の藤井一葉さん。兵庫県のお寺に生まれ育ち、大学院進学をきっかけに仏教を学びはじめたという。 大学院で出会った僧侶7名とともに「未熟な若者」と「若手僧侶」という意味を込めた僧侶グループ『ワカゾー』を立ち上げた。 名前の響きや、ロゴに使われたいい感じに緊張感のないフォン

          デスカフェで気軽に死を語ろう! お寺のまち京都からはじまった若手僧侶団体「ワカゾー」とは?

          旅での要は“宿泊先”を選ぶことから?HOSTEL NINIROOM代表・西濱 愛乃さんに聞く「友達に会いにいくような旅へ」

          「旅に出たいけど、ちょっと不安だなぁ」「旅先に友人でもいたらいいのになぁ」と思ったことってありませんか? そんなあなたにおすすめしたいのが、「京都に住む友達の部屋」というコンセプトのHOSTEL NINIROOM(以下、NINIROOM)。旅先で暮らす友人のように、あなたの旅に安心できる居場所を用意してくれます。  今回は、NINIROOMを運営する西濱愛乃さんにお話を聞かせていただきました。 友達のお部屋に行くような気持ちで旅に出る 2017年12月、NINIROOM

          旅での要は“宿泊先”を選ぶことから?HOSTEL NINIROOM代表・西濱 愛乃さんに聞く「友達に会いにいくような旅へ」

          子供の頃から大好きな商店街をみんなのちからで元気にしたい。 小原あさこさんの挑戦ー今熊野まちライブラリーづくり

          みなさんには、小さい頃のまちの思い出はあるだろうか。 小原あさこさんは、幼稚園の帰りに並んで買ってもらったお肉屋さんのコロッケのホクホクとした味が忘れられないという。 そのお肉屋さんは、京都市東山区にある今熊野商店街にある。新熊野神社や泉涌寺の門前にある古くからの商店街だが、最近は人通りもめっきり減ってしまった。 商店街に再び賑わいが戻るにはどうしたらいいだろうと考えて、あさこさんが思いついたのが「まちライブラリー」という手法である。 まちライブラリーとは、店舗や事務所

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          “多様性”とは“可能性” そしてワクワク社会の実現へ。あなたのストーリーがまちをつくり社会を変える

          最近よく耳にする“多様性の社会” “個の尊重・個性の時代”。なんとなくはわかるけど、何でも認められるわけではないのでは、と感じていませんか? 今から話にでてくる「コミュニティオーガナイジング」の特徴を少し聞くだけでも、そのモヤモヤ感が解消され、良好な人間関係が構築されるかもしれません。 今回は、京都市職員で青少年の活動支援などを経験し、現在は主にまちづくり活動支援をされている山下比佐暢(ひさのぶ)さんにインタビュー。 コミュニティオーガナイジングの、コミュニティの力の結

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          地域で育ち、育て合う"おおきなかぞく" 〜熊倉聖子さんに聞く「子育てと介護」〜

          小さい頃、夜9時からテレビ放送される映画を家族4人揃って見た。私は一番小さくて大抵は途中で寝てしまったけれど。でも、そう広くないソファでぎゅうぎゅうにくっついたまま、いつの間にか終わった映画の結末を口々に聞かされる時間も、あたたかい家族団らんだった。 聖子さんが語ってくれた取り組みの中でもっとも印象的だったのは、小さいお子さんとお母さん、大学生とそのおばあちゃんなど15人ほどが集まって、ある映画をテーマに語り合うというワークショップ。 3歳に満たない子供から、80代のおば

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          バルーンアートの衝撃から始まったまちづくり 「アートが溢れるまちで大切な人を育てたい!」 株式会社キャピタル代表 河野将之さんインタビュー

          自分のまちが「よいまち」になったらいいな。多くの皆さんはそう思っているのではないでしょうか?でも、その姿をはっきりとイメージできる人は意外と少ないかもしれません。 河野将之さんは、10年前にお子さんが生まれてから、まちへの関心が高まりました。「自分の大切な人が育っていくまちが『よいまち』になって欲しい」という願いを持つようになったからです。 今、アートの力を使って、左京区をもっと「よいまち」にするために、動き出そうとしている河野さんに、インタビューでお話をうかがいました。

          バルーンアートの衝撃から始まったまちづくり 「アートが溢れるまちで大切な人を育てたい!」 株式会社キャピタル代表 河野将之さんインタビュー

          「自分ごとからみんなごとへ」意識が変われば「伝わる文章」に変わっていく  ~書くことを学び合う仲間と出会う“みんなごと”宣伝部・2日目~

          1/12・2/2の二日間にわたって開催された「書くことを学び合う仲間と出会う“みんなごと”宣伝部」。まちづくり推進事業「まちづくり・お宝バンク」の取組提案者の中から「自分の活動をもっと世の中にひろめていきたい」そんな思いをもつ方たちが集い、インタビューを通じて「伝わる文章」を書くために大切なことを学びました。 二日目は草稿を持ち寄り、杉本さんに相談しながら、記事をブラッシュアップ。完成した原稿を、各自が朗読する発表会を行いました。 「書きたいのに書けない…」互いの活動への

          「自分ごとからみんなごとへ」意識が変われば「伝わる文章」に変わっていく  ~書くことを学び合う仲間と出会う“みんなごと”宣伝部・2日目~

          インタビューを通じて「伝えること」の本質を理解する ~書くことを学び合う仲間と出会う“みんなごと”宣伝部・1日目~

          手紙や作文を書いたことは幾度もあるのに、「文章をうまく書こう」とすると途端に手が止まる。これで正しいのだろうか、誰かにを読んでもらえるような“きちんとした”文章なのだろうか、と。 1/12・2/2の二日間にわたって開催された「書くことを学び合う仲間と出会う“みんなごと”宣伝部」。まちづくり推進事業「まちづくり・お宝バンク」の取組提案者の中から「自分の活動をもっと世の中にひろめていきたい」そんな思いをもつ方たちが集い、インタビューを通じて「伝わる文章」を書くために大切なことを

          インタビューを通じて「伝えること」の本質を理解する ~書くことを学び合う仲間と出会う“みんなごと”宣伝部・1日目~