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第2回署名集計とポスティング活動

まつさか香肌峡環境対策委員会有志による、飯高地域の風力発電計画に異議を唱える署名の中間集計が行われ、現在紙の署名用紙と電子署名(ダブルカウントはしません)による有効署名の合計数が8779筆になりました。

前回の集計4020筆から倍以上に増え、地道な活動は着実に広がっています。飯高町内も前回はカバーできていなかった地区などから多く寄せられましたし、松阪市内、三重県内から前回を上回る勢いで賛同の声が寄せられています。電子署名では、国外からの票がずいぶん伸びていました。きっと、この地域にゆかりのある人々のおかげです。ありがたいことです。

事業者からの動きは何もないここ数か月で、新聞記事なども出なくなり、あれはどうなってるのかとの不安の声が挙がっています。そりゃそうですね。事業者の車目撃情報は度々あることもあり、計画をあきらめたわけでないことは明らかで、沈黙を保ちながらいつ何を言ってくるのかわからないのは不安しかありません。

まつさか香肌峡環境対策委員会では署名活動を続け、近隣地域でのポスティングも進めています。知人を一人一人当って回収協力をお願いし、体制を整えたところで、土地勘のあまりない地域を一軒一軒回ることを有志でしています。協力先探しに苦労することもありますが、熱い志の方と話し込んでしまったり、大きな影響力のある方とつながったり、苦労の分だけ実のある活動ができています。どこの地域も他人ごとではありません。山を削ったり川を汚したりという前時代的な開発に、少しでも疑問をもつことで、未来が創られていったらいいです。

香肌峡もすっかり春になってきました。あまご釣りも解禁され、釣り人や登山客が増えています。自然豊かな地域は住民だけのものでなく、沢山の人のかけがえのない遊び場です。遊び場を残せる社会であってほしい。みんなの飯高は子供たちに残せる未来を描き続けています。しつこいですが、それが原動力なので、ひるむわけにはいきませんよ。


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