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満月の紅茶摘みイベントin南大隅町

先日の17日に、南大隅町の地域おこし協力隊である有木円美さんが企画された、満月の紅茶摘みイベントへ行ってきました〜!
その様子を今回お伝えします!

西日が強く照りつける中、15人ほどの参加者が集まりました。軽く自己紹介をしてから、早速紅茶畑へ!

山道をどんどん上がると、一気に開けた土地に出ました。開聞岳がくっきり!風も涼しくて、梅雨っぽくなくすがすがしい。また一つ、好きな場所がふえた気がします。


空が、広い。



紅茶畑へ入り、今回お世話になる紅茶農家の後藤さんから紅茶の摘み方レクチャーを受けます。
摘むところは、一芯二葉という、ひとつの芯に二つの葉っぱがついているのを摘んでいきます。みんなで確認しながら、きれいに並んだ紅茶畑で列を作っていざ、茶摘み開始!

一芯二葉。オレンジの線のところで摘んでいきます。



初めはどれをちぎっていいのかわからないくらい、どれも同じ茶葉に見えましたが、慣れてくると柔らかい感触だったり、すこし赤みがかっているのがあるものが若葉だなあというふうに分かってきます。そして意外と簡単にポキッととれて、夢中になって、もくもくと摘んでいきます。




ふと外に意識を向けると、セミや虫の声、風の音、そして青い空と夕焼け。全身の力を抜いて、倒れちゃいたいくらい気持ちよい。



日差しが少し弱まってきたころ、ティ―タイムの時間になりました。無農薬で作られた紅茶を、後藤さんが直々に入れてくださります!そしてなんと、手作りのサンドイッチとパウンドケーキまで用意してくださりました!これにはみんな大喜び。大空のもとで頂く紅茶とサンドイッチとケーキは最高としか言いようがありません、、、!




西の空を気にしながら、「出るかなあ」「厳しいかもなあ」とか言いながら、満月が出てくれるのを期待してまた茶摘みの作業へ。だんだんと暗くなってきて、懐中電灯を照らしながら作業を再開します。

雲行きがあやしいぞ...。


夜の作業は、静かで、神秘的な雰囲気に包まれた感じ。すべての生き物は、満月の日に何かの力が働くといわれていて、今回の紅茶摘みも同じ。栄養価が一番高くなるといわれる満月の日に手摘み、手もみで紅茶をつくられるので(しかも無農薬)、普通の紅茶よりも価値が高い商品として、東京の高級な紅茶専門店で取り扱われているそうです。



若葉は少し赤みがかって、てかっているの、わかりますか⁇



集まった紅茶の匂いをかがせてもらうと、紅茶というより爽やかな花の匂いが!今日の品種は「べにふうき」という和紅茶だそう。紅茶と緑茶って茶葉はもともと一緒だと思っていたのですが、紅茶用の茶葉があるんだと、新たな気づきでした。

そして気になっていた満月ですが、、、、残念ながら今回は出てくれませんでした…。月の薄明かりは見れたんですが、雲が厚かった、、!
でも、夜に農作業というなかなかできない経験をすることができたし、新たなつながりもできて、気持ちがすごく満たされたイベントでした!!!




夏の夜と心地よい疲労感。ずっと立ちっぱなしでいたけれど、「つかれたー。」より、「気持ちよかったー。」のほうがしっくりくる感覚でした。やっぱり自然の中で手足を動かすのは気持ちよいです。

またこの広い空の下で、風と山と海を感じながら、後藤さんたちとおしゃべりしたいなぁ。
そんなふうに思える、ゆったり時間が流れていて、柔らかくて、素敵なイベントでした!
円美さん、ありがとうございました!!!



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