ODデビューのためのトランジット講座！②

スイスイ水曜日‼️
ハイパー多忙により更新お休みしました🙏
また更新していきますので引き続きよろしくお願いします！

『MihoCの読むトライアスロンレッスン』の更新だよ〜‼️

今週はリクエストがあった『トランジット』について、前回に引き続き後編をお届けします！


特にOD（スタンダードディスタンス）のトランジットは更衣室がなくて、T1のバイクラックのハンドル幅が自分のスペースになったりと、特殊。


今回はとくに『ODのトランジット（T2）』について書こうと思います！


安全第一に、
忘れ物なく、
隣のBibナンバーの人に思いやりを持ち、
それでいてレース後にピックアップしやすい、
MihoC流トランジットテクニック（ビギナー編）をお届けします❤️

IRONMAN編（ロングディスタンス編）はまた別の機会に書きますね！

1.バイク→ランへ。

バイクの旅を終えたら、自転車を降りて走り始める準備が必要です。つまりトランジット2、通称T2（ティーツー）の時間。

長い時間前傾を続けた背骨、
長い時間内臓を支え続けた腹筋、
その他にも肩首お尻ハムストリング…
カラダはいよいよバキバキ！

バイクパートを終えたカラダは疲労が蓄積され、T2に向かう『バイクエンドライン』で自転車を降りる時にフラつく人が続出します。

前後に選手がいないことを確認するのはもちろんのこと、なるべく端に寄って下車し、接触事故に気をつけましょう！

その時、エンドラインを踏まないように早めに自転車を降りましょうね！

👆
キッズトライアスロン大会のトランジット。
かわいいね❤️

2.バイクラックからギアチェンジ！

バイクを降りたら、足元に気を付けて自分のバイクラックのところへバイクを戻しにいきます。

IRONMANでは、バイクエンドラインで降りたらスタッフの人に自分のバイクをパスして自分のT2ギアを手ぶらで取りに行くことができます。IRONMANチャレンジの時はそれにびっくりしないようにね❗️

さぁバイクを自分のBibナンバーのラックに掛けたら、T2のギアチェンジが始まります。

まずはオフする物を全て外してしまいましょう‼️
✅ヘルメット
✅サングラス（ヘルメットを外すに伴い）
✅バイクシューズ
✅ソックス（バイク中に靴下が濡れたらチェンジ）
✅バイクグローブ
✅その他、ランパートに不要なギア

ギアを外したら、T1の時と同様にバイクラックの奥にしまい込むようにしまいましょう！
他の選手がT2に帰ってきた時に通路近くにあるヘルメットなどは蹴飛ばされて紛失するかもしれません。

そうそう、ヘルメットはバイクラックや自転車に掛けることはやめましょう。
これはルールではなくマナーですが、T2に帰ってきた他の選手がバイクラックに掛けてある自転車に走りながらぶつかってしまうことは少なくありません。その際に、ヘルメットが落ちてしまうと他の選手が怪我をする可能性もあります。気をつけましょう！

写真では自転車の前輪より前方にヘルメットなどを置いていますが、実際は前輪より前に出ない方がベターです！

では、ランパートに向けて装備を準備します。
頭からギアチェンジしていくのがMihoCおすすめ。今日はそのおすすめの順番に書きますね！

✅T2で飲む予定だったエナジージェルを飲みながら
✅キャップorサンバイザー
✅サングラス
✅ランソックス（濡れてなければ履き替え不要）
✅ランシュー
✅ランパートに必要な補給食を背中に持つ
✅ゼッケンベルトを回してナンバーを前向きにする

ひとつひとつ書き出すとやることが多そうですが、実際には装備を〝身に付けるだけ〟の時間であればこれだけの工程を15秒くらいで行うことができます。MihoCのリアルレースであればもっと早いです。
でもね、忘れ物をするくらいならじっくり予定通りに着実に準備した方が結果的に早いです。急がなくて大丈夫だよ！

意外とバイクグローブを外し忘れてランパート中に外すことになったりしますので、お気をつけください！ラン中に荷物が増えるってイヤだよね〜！

３.ランパートのスタートとメッセージ

さぁ準備ができたらもうあとは走るだけです！

〝走るだけ〟（笑）

バイクパートが終わった時、T2に入った時に、
『あとまだランもある〜』と思う人っていないんじゃないかと思う。

なぜかトライアスリート達はみんな揃って『あとはランだけだ！』と言う気持ちで走り始める。

このポジティブマインドがトライアスリートらしいと思う、すごくわたしは好きだ‼️

命懸けとなるスイムに向かって海に飛び込み、

風も坂も太陽も全部背負って自分の脚だけを信じて進み続けるバイクを超えて、

最後は走るだけ。


トライアスリートがひとつひとつ超えて進み続ける姿勢は、とても美しくて芸術に値すると思う。


そんなみんなを支えて背中を押し続ける私の仕事、トライアスロンコーチという仕事はとてもやりがいのある素晴らしさがあります。

チャレンジを続けてくれてありがとう。

また来年、たくさんのチャレンジと共にトライアスロンの発展があり続けますように。

👆
初めてのIRONMANのゴールをたくさん痛い思いをして、ぐちゃぐちゃで迎えた事を思い出す今日この頃。

TRIMING代表
トライアスロンコーチ
MihoC

※MihoCの『読むトライアスロンレッスン』スイスイ水曜日に毎週配信です♩

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