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にわか中学受験記①

2022年1月15日、関西の中学入試が始まった。
娘が中学受験をするなんて昨年の夏は思ってもみなかったのだが・・・にわか”受験生の母”を経験することになった。

きっかけ

娘はいわゆる進学塾には通っておらず、中学受験に関係ない習い事(英会話や市のスポーツ少年団で体操)を続けてきた。
学校活動には積極的に参加し、児童会役員にも立候補するタイプ。とにかく、これやってみる?と聞くと、やってみたいとすぐ返してくる。
娘の積極性に関しては一目置いていた。

そんなノリでか知らんけど、中学受験をしたいと突然言い出した。昨年10月だったっけ、公立中学の見学から戻って出た言葉
・やりたいクラブ活動がない
・学校が古くて薄汚れているのがいや

自己推薦入試を知る

そんなこと言われても、受験勉強は全くやってきてないし、そんな甘い世界じゃないでしょうよと思うのが正直な印象。しかし最近の中学受験形態は様々であることを知り、ダメもとで試してみたのが自己推薦入試だった。

自己推薦入試
中学入試において学力のみの選考ではなく、人柄や価値観、小学校6年間の活動等を含めた多面的な指標による選考を実施。本校を第1志望とし、選考基準を満たす小学6 年生の女子児童であれば、だれでも申請できる制度

受験勉強はしていないので、そもそも偏差値の高〜い中学は対象外、笑。娘の好きな体操やダンスなどのクラブ活動をもつ中学が自宅通学圏にあることを知り(娘が見つけてきた)、そこで受けてみることにした。

受ける前に親の葛藤もあった。特に公立中→県立高→国立大・院ルートをたどる夫は特に。
失礼ながらこの中高一貫私立女子校に行くことで、
・ここ数年、娘がなりたいと言ってた弁護士の夢はこの先にあるのか?
・娘の進路を狭めてしまわないか?
・一気にあがる教育費・・・

この頃、自分が学んでいるコーチングの仲間にクライアント役として娘の進路について話してみることで、気持ちを整理していった。

結局は娘が見つけ、行きたいと言った道に進むことに意味がある。娘の気持ちに親が蓋をするのはない。まずはやってみるの精神を尊重しよう、と思えた。
感情を声に出して音にし、聞いてもらうことの効果をここでも感じられた。

ちょうどよいタイミングでプレテスト、クリスマス時期の学校見学。娘の中で行きたい気持ちは急上昇した。

続きはまた今度

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