minol(kobayashi_mako)

映画や観劇の感想や写真やら思考メモやら。

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マガジン

  • 漫画千夜もどき

    好きな漫画の紹介をしていきます。 なるべく連載が完結している作品にする予定です。 あと、自分が撮った写真の中から、その漫画に会いそうな写真をピックアップしてます。

  • イキウメ感想

最近の記事

2019年読んだ漫画

<昨年からの引き続き(連載物)> ・ハイキュー ・ワンピース ・ランウェイで笑って ・来世は他人が良い ・約束のネバーランド ・ハイガクラ ・アレンとドラン ・路地恋唄 ・LINBO THE KING ・憂国のモリアーティ ・トモダチゲーム ・デビルズライン ・ヒロアカ ・スモーキン'パレヱド ・ランドリオール ・さんかく窓の外は夜 ・ヴァニタスの手記 ・極彩の家 ・阿吽 ・かしましめし ・ラブラブエイリアン ・麦の惑星 ・能面女子の花子さん ・あげくの果てのカノン ・潜熱

    • 節目だし、転職報告記事でも書こうと思う

      先日Twitterでもつぶやきましたが、9月から新しく、とある会社へjoinさせていただきました。 新しい会社のこと、、、というか、新しい会社に移って感じたことを書こうと思います。 とある会社、と書きましたが、ユニファ株式会社という「家族✕テクノロジーで世界中の家族コミュニケーションを豊かにする」という思いのもと、保育園向けのサービスを展開している会社に転職いたしました。 実は学生の頃「なりたくない職業第1位」が”保母さん”だった私保育園向け、と言いますが具体的には主に

      • 【漫画紹介007】メランコリア

        花とアリス殺人事件のコミカライズを手掛けられていた道満さんの最新作「メランコリア」(道満 晴明)です。 ショートショート好きなんです。 この帯好きすぎて本屋で購入決めました。 上下巻になっていて、上巻は単なるかわいいイラストの少しシュールな短編集だな、ぐらいの感想なんですが下巻でこのバラバラだった短編集がつながっていきます。 これ連載だと逆にわかりづらかったのではないだろうか・・・単行本で良かった作品の一つです。 ただし何回読んでもわからない(笑) なのにわからない

        • 【漫画紹介006】こじらせ☆ルサンチガール

          今回取り上げるのは、pixivコミックで連載中の「こじらせ☆ルサンチガール」(裏ロジ)です。 コメディもののあんま重くないやつ。 (あらすじ抜粋)江古田さんは誰もがうらやむキラキラ女子大生♪ しかし、そんな江古田さんにはある「裏の顔」があった。同じ大学に通う清瀬くんに「裏の顔」を目撃されてしまい、 江古田さんは清瀬くんを亡き者にしようと決意する!! 内面をこじらせすぎた江古田さんの果てなきルサンチマンが炸裂する予測不能のハイテンション恋愛コメディ、開幕!! 江古田さんって

        2019年読んだ漫画

        マガジン

        • 漫画千夜もどき
          7本
        • イキウメ感想
          8本

        記事

          【漫画紹介005】ひきだしにテラリウム

          ご存知『ダンジョン飯』の作者、九井諒子さんの短編集です。 短編集というか、ショート・ショートです。 この本以前にも2冊短編集を出してらっしゃいますが、『ひきだしにテラリウム』はショート・ショートと言うだけあって、前2作よりもずっと短いお話がいっぱい詰まってます。(どうやら、この本用に描き下ろしたっぽいですね。) まるでこの本自体がテラリウム。みたいな。 今回はネタバレも含みますので、ダメな方はばっくぷりーず。 *** 『ひきだしにテラリウム』に収録されたお話って、

          【漫画紹介005】ひきだしにテラリウム

          【漫画紹介004】黒髪のヘルガ

          今回取り上げるのは朔ユキ蔵さんの「黒髪のヘルガ」(全1巻)です。 内容としては、ダークなおとぎ話。 少女から大人の女性への通過儀礼として、「性」がテーマとしてついてまわるのは 仕方がない(というか必要な)ことではありますが、こちらもそんな感じのテーマです。 神様が「少女」であったら。 「少女」が王子さまに恋をしたら。 「少女」から嫌われた少女はどうしたら生きられるのか。 「少女」が目を背けたかったものはなんなのか。 「少女」が恋した王子さまの、「少女」が嫌いな一

          【漫画紹介004】黒髪のヘルガ

          【漫画紹介003】裏世界ピクニック

          連載が終わってる作品をピックアップしていく、とか思ってたのに3回目で既にその心意気は破れました(笑)。 絶賛連載中の「裏世界ピクニック」をとりあげたいと思います。 ラノベ原作で小説版が3巻、漫画版が2巻まで。 (ガンガンオンラインで一部無料で読めます) 主人公はコミュ障女子大生で、百合要素がほんのり。 よくあるラノベファンタジーものかなー、と思いきや読んでみたら一味違いました。 たぶん、ホラー系に近い。 現実世界に突如現れる異世界(「裏世界」と主人公は命名)へのゲー

          【漫画紹介003】裏世界ピクニック

          【漫画紹介002】春の呪い

          「このマンガがすごい」でも取り上げられていたので知っている方も多いはず。 「春の呪い」(小西明日香)全2巻 死んだ妹の婚約者とのラブストーリーです。 私が昔から好きな劇作家さんが「『負い目』とは日本人特有の感情なのかも」ということを話していたことがあったのですが、このマンガはまさに「負い目」と向き合う話になっています。 死んだ妹でさえ抱えていた「負い目」と、死人に対する思い合っている人同士の「負い目」。 『呪いはないのかもしれない。でもそれは一生背負っていかなければ

          【漫画紹介002】春の呪い

          【漫画紹介001】トルソの僕ら

          ちょっとずつ気に入った漫画でも紹介していこうかなー、と思います。 まずは100冊目指して紹介していきたい。 1回目は「トルソの僕ら」(墨佳 遼)です。 上下巻でなので全2巻。 人間と「人ではないもの」の交流が描かれた短編集で、1巻3話ずつ収録されています。 こころあたたまるほんわかストーリーかと思いきや、3話のうち1話はちょっとゾクっとくるちょいホラー仕立て。 毒やせつなさも混じった素敵な短編集です。 人と「人ではないもの」の交流自体は、ファンタジーでよくあるモチ

          【漫画紹介001】トルソの僕ら

          2018年読んだ漫画

          画像は数年前のものです。 今年読んだ漫画リスト。まだある気がするので随時更新していきます。 お友達から借りたのとかは含んでません。 <昨年からの引き続き(連載物)> ・ハイキュー ・ワンピース ・ランウェイで笑って ・ブルー・ピリオド ・約束のネバーランド ・あまつき ・ハイガクラ ・アレンとドラン ・路地恋唄 ・おもいでだま(しばらく買ってなくて最後まで読んだ) ・LINBO THE KING ・憂国のモリアーティ ・トモダチゲーム ・デビルズライン ・ヒロアカ ・ス

          2018年読んだ漫画

          観劇感想:イキウメ「図書館的人生Vol.4 襲ってくるもの」@東京芸術劇場

          図書館的人生、第四巻は意識の中の魔物、「感情、衝動、思い出」についての短篇集。 誰かの何気ない一言で湧き上がってきた感情。 突然、心の中に火花のように現れては消えていく衝動。 見知らぬ人の芳香や懐かしい音楽が、否応なしに引きずり出す思い出。 それらはふとしたきっかけで襲ってくる。意志とは無関係に。 無視することはできても、無かったことにはできない。 私達の日常は平穏に見えて、心の中は様々なものに襲われている。 感情、衝動、思い出。襲ってくるもの。 自由意志なんて本当にあるのか

          観劇感想:イキウメ「図書館的人生Vol.4 襲ってくるもの」@東京芸術劇場

          映画『夜明け告げるルーのうた』感想

          2017年6月 当初全く見る予定ではなく、公式サイトを見ても「ポニョの焼き直し?」ぐらいにしか思ってませんでした。 が、ひょんなきっかけで見に言ったら、映画館の座席が揺れるくらいの嗚咽が漏れる号泣っぷりを発揮した映画です。 3日後ぐらいにもう一回見に行きました。 見る前の自分を猛省したい。 ちなみに私はジブリ映画をほとんど見たことがなく、トトロとラピュタともののけとナウシカが金曜ロードショーでやってる時にかいつまんでチラ見するぐらいです。 人魚幼女とか、洪水(海辺

          映画『夜明け告げるルーのうた』感想

          観劇感想:イキウメ「天の敵」

          「人生という、死に至る病に効果あり。」 恒例となった前川さんのホームグラウンド、劇団イキウメの公演です。 2017年5月に見に行ってまいりました。 過去作品「図書館的人生 Vol.3 食べもの連鎖」の追加脚本verです。 奇しくも人の血を飲むことで永遠の命を得た人間(ドラキュラ)の伝記モノ。 (主人公は別の人です) <あらすじ> ジャーナリストの寺泊 満(安井順平)は、菜食の人気料理家、橋本和夫(浜田信也)に取材を申し込む。 きっかけは妻の優子(太田緑ロランス)

          観劇感想:イキウメ「天の敵」

          観劇感想:カタルシツ「生きてる時間」

          2017年2月。 いつも見に行っている劇団イキウメの番外編(?)カタルシツの公演です。 今回はなんと落語家さんとコラボ!ということで、落語の語りシーンと演劇シーンを交互にやる感じでした。(話としてはつながっている。) 過去作品、「表と裏と、その向こう」(2008年)をベースにしています。 とはいえ、登場人物は削られ、ラストもちょっと違ったような。。。 見てしばらく時間が経ってしまったので忘れてしまいました^^;

          観劇感想:カタルシツ「生きてる時間」

          観劇感想:遠野物語・奇ッ怪 其ノ参

          2016年の秋に見に行ってきた演劇の感想メモです。 遠野物語・奇ッ怪 其ノ参 [原作]柳田国男 (「遠野物語」角川ソフィア文庫) [脚本・演出]前川知大 [出演]仲村トオル 瀬戸康史 山内圭哉 池谷のぶえ 安井順平 浜田信也 安藤輪子 石山蓮華 銀粉蝶 いつも見に行っているイキウメの脚本家、前川さんの外部公演(?)です。 BRUTUS (ブルータス) 2016年 11月1日号にもインタビュー記事が載っていました。 奇ッ怪は過去2作ありまして、題材が割と古典芸能寄りと

          観劇感想:遠野物語・奇ッ怪 其ノ参

          映画「太陽」の感想

          大好きな前川さん脚本ということで、GW前半に見に行ってきたのですが。 TV役者の目玉は神木君ぐらいということもあり、すごーーーーーくガラガラでした('Д')モッタイナイ… 映画「太陽」webサイト http://eiga-taiyo.jp/ 監督と原作者インタビュー http://www.cinra.net/interview/201604-taiyo 太陽の詳細は別の記事を参照してもらうとして。。 映画のネタバレをそれなりに交えながら、所感をつらつらと。 ===

          映画「太陽」の感想