昨日、Wall Street JournalのPodcastを聞いていたら、「MBAを卒業しても仕事が見つからない人が増えている」っていうニュースが紹介されていました。
記事でいえば下記リンク先のようです。無料では読めなさそうなので、もしよければPodcastをお聞きください。1月17日の15分ぐらいあるエピソードの真ん中あたりでこの話題になります。
https://www.wsj.com/lifestyle/careers/the-m-b-a-s-who-cant-find-jobs-669cc1fa

MBA/EMBA検討者としてはタイムリーな内容だったので、ざっくりと内容をまとめておきます。

• MBA卒業生の就職が難しくなってきていて、トップビジネススクールの一つであるハーバードでも、MBA卒業してから3ヶ月後の就職していない率が8%から20%にここ数年間で大幅上昇している

• 就職マーケット全体的に厳しくはなっていることもあるが、特にこれまでMBA卒業生の主要な就職先であった3つの業界であるコンサルティング・ファイナンス・テックで特に厳しくなっている

• ビジネススクール側もこの状況は認識していて、コーチングサポートなどの付加価値を提供しているところもある

トップスクールであればUSD200kぐらいかかるわけで（今の為替水準でいえば3,000万円…）、それがペイオフする給与水準の会社ってそりゃ米国であっても限られると思います。
個人的には、MBA/EMBAに行きたいという気持ちは変わらないので、ビジネススクールには「入学のハードルを下げる」ではなく「授業料の金額を下げる」という方向でなんとかしてもらいたいものです。（お金させ払えば誰でも入れるようなMBAなんて意味ないので…）