2024/2/18 ツエーゲン金沢 プレシーズンマッチ カターレ富山戦(ホーム)

新スタジアムが完成したツエーゲン金沢、柿落としマッチは今年から同カテゴリとなったカターレ富山との北陸ダービーです。2008年以来の対戦だそうです。

この試合は1-4で敗戦となりました。気になった所を書いていきます。

気になった点

フォーメーション

この試合のフォーメーションは攻撃時4-1-4-1(4-1-2-3)、守備時4-4-2で、キャンプのトレーニングマッチなどで披露されていた形でした。

アンカーには新加入の大山、インサイドハーフは梶浦、嶋田で、守備時は梶浦がボランチ、嶋田がフォワード位置に入っていました。またフォワードは、左ウイング加藤、右ウイング大谷、中央がマリソンでした。

昨季も4-1-3-2というアンカーを使うフォーメーションはありましたが、より中盤でボールを保持できる形といえるでしょう。

ただ、伊藤監督はフォーメーションにそこまで拘らないのではないかと思います。可変もしますし、あくまで初期位置という感じでしょうか。

サイドの距離感

試合全体的に、攻撃は左サイドからが多めでしたね。やや中に入りボランチ的な位置になる長峰、外に張る加藤、そこに左IHの梶浦が絡んできて何度かチャンスができてました。長峰が高い位置で外に張ると逆に加藤が中に入ったり。昨季からのメンバーなので距離感と前に上がるタイミングが合わせやすいのかもしれません。

逆に右サイドからの攻撃は少なめでしたね。小島と大谷の距離が長かった。昨季、大谷は右サイドで出る事はあまりなかったので、ポジションが難しかったのかもしれません。また、右IHの嶋田は自由に動き常に右のサポートをしているわけではないため、攻めづらかったのかもしれません。

大谷にスペースへのロングボールを出した時は走力を活かしチャンスとなっていたので、その辺は期待できそうです。

サイドバックの位置

先ほどの話でもありましたが、両サイドバックが中の位置を取る、いわゆる偽SBの形を取っていました。とはいうものの、常にその形を取るのではなく、ウイングの位置次第で外に張ることも見えました。

配置的にSBが中に入ると角度がつくのでWGにパスが繋げやすいので、面白いと思います。ただ、SBの選手は結構頑張らないと大変そうですね。SB好きとしては、楽しみかつ心配な所。

前プレ

前線のプレスがあまりかかってなかったですね。簡単に相手ディフェンスラインからボランチ+フォワードに入っていたので、もう少し中央でパスコースを限定できるようになると良いですね。

それにしても富山FWの9番と11番は強力でした。来月のアウェイ戦はドキドキですね。

MVP

誰とは言いづらい試合内容でしたね。とりあえずMVPは新キャプテン畑尾にあげましょう。

次節

今シーズン初戦は2/25アウェイでアスルクラロ沼津との対戦です。初戦からなかなかの難敵ですね。

その他雑感

プレシーズンなので今日の結果に一喜一憂する所ではないと思います。というか、長期政権後の新監督1年目ですので長い目で見てやってほしいですね。

スタジアムも初めてなので運営側も慣れずに四苦八苦してると思います。動線とかスタグルなども気になりましたが、ホーム開幕戦までも時間がありますし、徐々に改善していくでしょう。

新しいスタジアムでの新シーズンの到来を感じさせる1日でした。

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