Facebookに投稿した内容と一緒ですが，こちらにも投稿します．

孫正義育英財団の最終選考会，先ほど無事終了しました．

詳しい内容は書けないのですが，
「本当に出会いたい環境に出会った」の一言に尽きます．

実は，最終候補生のうち，話が盛り上がった5人でカフェ行って語り合いました．

工学，医療，生物，建築，ロボット，言語学，地理，政治，宗教，ハエ，人工言語･･･
BUZZで理知的な，爆発的な議論を絶え間なくやっていたら夜になっていました．

こんな議論を何年ぶりにしただろう，って．
心の底から楽しかった．
これが，学ぶことか，と．

自分が今まで広く学んだり調べまくったこと，
例えばロボットのことだけじゃなくて，言語とか，考古学とか，生き物とか宗教とか，
眠ってた武器が今日久しぶりに引き起こされた．

ああ，ちゃんと「専門的なゼネラリスト」（2プロのポリシー）の基盤は
間違いなく構築されてたんだなって．

今日は本当にこの世界に探求心を向けている人たちに出会えて嬉しかった一方，

「自分が今まで居た環境は，想像以上にぬるま湯だったかもしれない」
と痛感させられました．

いや，今まで漠然と「東大ってすげえなあ」と思ってたけど，
やっぱり意欲的に学んで様々な活動してる東大生や，東大の環境は，
想像してたよりもっとすごい．ちゃんと活用すれば，だけど．

環境はいくらでも追い求められるって，
分かったつもりだったのに全然足りてなかった．
いやー，甘かった．世界って，いや日本って狭いけど広いんだね．
狭かったのは自分の視野か．

でも冷静に考えてみると，
選んできた道自体は決して間違ってなかったんじゃないか？とも．

特に古賀さんとか，花守さんとか，あずにゃんとか，貫太くんとか，
他にもたくさんの人たちには，
福岡に居ないと出会えなかったから，
これが人生における現状での最適解だったのかもしれないなと思えました．

「たられば」ならいくらでもいえるけど，人生は不可逆なので．

10代で論文出したり，製品出したり，
そんな子たちから比べたら遅すぎたけど，まだ間に合うと信じたい．

今までの環境，お世話になった人，自分の選択を，
徒に否定したり，言い訳にしたくないから，
今年25歳になるけど，全力で挽回しようと思う．

自分の人生，まだまだこんなもんじゃねぇぞ，と．
まだブレーキかかってたわ．甘かった．猛省．
やっと人生始まったわ．

･･･

ひとまず，目の前のROBOMASTER（ロボマス）世界大会優勝を頑張ります．

「今どきの若者たち」ですが，日々頑張っています．

先人たちが築き上げてきた想いと技術を背負って，
新たな発想と発明を積み重ねています．

ロボマスに出場しようとなったきっかけって，
チームの代表が「最近，なんか日本のロボットは面白くないね」って言われたからなんですが．
世界で，二度とそんなこと言わせたくないです．

この日本には様々な課題も多いことは事実ですが，
ひとりの国民として，エンジニアとして，
この国を愛しているので．

あと数日になりましたが，まだまだクラウドファンディングも挑戦中です．
私たちは，皆さんの力を必要としています．
個人単位で，1000円～支援できますので，
もしよかったら覗いてみてください．

【詳細】https://faavo.jp/hakata/project/3525

以上，読んでくださった方はありがとうございました．