ローカルSDGs 奥三河フォーラム
やっと少し落ち着いたので、今さら、2月に行われた、「ローカルSDGs 奥三河フォーラム」のアーカイブを少しずつ見る。
ローカルSDGs 奥三河フォーラムhttps://www.town.shitara.lg.jp/soshiki/5/5834.html
正直、難しくてよくわからないところも。
とにかく電力会社を地域で運営することで、地域に経済を取り戻すという計画らしい。(違ってたらごめんなさい、教えてください)
町内の事業者などを交えて協議し、豊田の旭地区の実践を設楽に取り入れようとしているそうだ。
農協からの提案もあり、きちんと町内の現状がデータで示されているのも素晴らしかった。
町内のトマト農家も、10年後には約20名、180а以上の離農が予想されるという。
豊田の実践では、この取り組みによって都市部に流出した、1億5400万円を地域内に留める計画らしい。
私達の農園が、師匠から引き継いだハウスは、1億円以上の価値があると言われている。築40年ながら、資材を潤沢に使っているため。(もう現在では手に入れられない資材もあるとのこと。)
離農が180а進むとすれば、安く見積もっても3億6000万円分のハウスが引き継がれないということになる。
全国の新規就農希望者は、農地を見つけるだけでもかなり困難であるという。居抜きのハウスなんて、夢のまた夢なのだ。
旭地区の方にお話を伺ったときにも、農園の現状を話したら、「安定した売り先があり、高い品質で栽培できるといった農業ができるのは素晴らしい。旭ではそういったことができないので、様々な生業を模索し実践しているのだ」といったお話もいただいた。
農業のみにかかわらず、設楽町にはそういった素晴らしい資源がたくさんある。
どうか、この地域の豊かな資源がきちんと引き継がれる道のりを、地域のみんなで育んでゆくことができますように。
改めて、身を引き締めてがんばりたいと思った。
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