ご無沙汰しております。
よく意味の分からないタイトルをつけてしまい申し訳ないです。この記事の最終地点は100日後（厳密に言うと95日後くらい）のシーズン終了後の帰国のタイミングでは笑顔でいるぞ！なので、こんなタイトルにしました。

ここ最近は、上手くいかなくてなかなか難しい時間を過ごしていました。

セールシャークスに入団してから、順調に試合出場機会にも恵まれていたのですが、ここ直近の３試合にはメンバーに入れていません。

様々な要素がその事実を作っているのですが、私自身このような経験をするのは初めてなので、フラストレーションがとても溜まります。悔しいとかムカつくとか、どのように表現したら良いのかわからなくて、とにかく変な言葉を言わないように抑えています。笑

今の現状を説明すると…

・セールシャークスは現在リーグ最下位（９チーム中９位）
・私は３試合連続でメンバー外

これまでのチームの経緯を説明すると…

・前半戦で勝利＋ボーナスポイントの獲得を見込んでいた３試合を落とす
・後半戦になってEQP問題が浮上
・フォワードの主力数名が怪我

どこから話すべきなのか、かなり複雑で悩みますが、この壁を乗り越えた時に私自身がこの苦難を忘れないように、そして、これが誰かを勇気づける記事になれば嬉しいので書きます。

コーチからのレビューは「ボスになれ」です。ウォリアーズの１年目にもリザーブ入りが多くなってきた時に言われました。

難しかった点は、入団して色々と学んでいる途中なので、例えば、他の人の動きが間違っていると思っても、私が正しいのか、それともチームの方針なのかが判断しづらくて、話をしやすい人に確認してから言葉にしたいので、たしかに、なかなかボスっぽくはなかったです。

今では経験を積んで、コーチからのレビューでは「うるさくなってきて、９シェイプをコントロールしているのは練習でも伺えた。次は10シェイプもオーガナイズしてほしい」とのことで、なかなか忙しいなぁ私、とか思いつつも、それを要求されるのであればやるしかないと、練習では自分のいるべき場所に早くセットして、ボールのある方向とは真逆を向いてコミュニケーションをとるようにしています。

個人的に、練習でのパフォーマンスは良くなってきていて、私もチームメイトもお互いに相手の動き方やタイミングを掴んできたので、とてもプレーをしやすくなってきました。

あとはもう一つ、問題があります。

プレミアリーグには世界各国から国際レベルの選手が集まっていて、とても競技レベルが向上している一方で、イングランド代表になる資格のある若い選手の試合出場機会が減少してしまっていました。

それを危惧したRFU（イングランドのラグビー協会）が、今シーズンから各チーム１試合につき平均で13人のEQP（＝イングランド代表になり得る資格を持つ選手のこと）プレーヤーを登録しなくてはならない、というルールを作りました。

セールシャークスは、元々外国人選手が多いチームだったのと、前半戦だけでも３試合は勝利＋ボーナスポイントを獲得する見込みであったため、そのルールを守らずにペナルティを受けてポイントを失ったとしても問題ないと想定していたようです。

しかし、フォワードの主力選手に怪我人が多く出てしまい、全ての試合を落としてしまいました。勝ち点とボーナスポイントで計５点×３試合で15ポイントは獲得している予定でしたが、そういった訳にもいかず、リーグの前半戦でEQPの選手を必要な人数登録していなかったために、ペナルティを受け、８ポイントから５ポイント引かれて、３ポイントしか残らない状況になってしまいました。

後半戦はさすがにルールを順守しようとしている姿勢を見せなくてはいけなくなったため、勝ち目が少ない相手に対してはEQPの選手をなるべく登録しようと努めているようです。で、私はNon-EQP選手なので、削られやすくなっています。

しかし、実際に私がメンバー落ちをしている試合で先発の10番は皆、Non-EQP選手です。だからさらに悔しいのです。その選手たちはラグビー選手としてとても素晴らしい選手たちです。でも、彼らのファーストポジションは他の場所なのに、フライハーフ失格と言われているようで、悲しいです。

EQPの選手が多いポジションのNon-EQPの選手を10番に移すことでEQPの数を保てて、とか、確かにEQPのルールがなければ３試合連続で試合のメンバーに入れないということはなかったかもしれませんが、今の状況でも試合に出ているNon-EQPの選手がいます。

数少ないNon-EQPを勝ち取るのはコーチにとって絶対に使いたい選手や優れた選手になります。私はまだそれには値しないので悔しいです。

絶対にこのままシーズンを終わらせたくないので、今シーズンのベストゲームだったといわれる試合を10番を着て作りたいです。

この国特有の全く晴れない変な天気にも八つ当たりをしてしまうくらい。マンチェスターの寒さや雨の多さに苛立ってしまうくらい。£１が190円を超えてしまうことにも、とんでもなく呆れてしまったり。
感情の上下が激しくて、自分でも自分がよくわからない状況ですが、多くの人に助けられながら日々を過ごしております。

その時が来るまで、良い準備を重ねたいと思います。なるべくポジティブに生きて。

頑張りやがれ、自分！！