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近場で一泊。横須賀中央の巻。

先週も行ってまいりました、近場で一泊ADDressの旅。
今回は京急横須賀中央駅から15分ほどのお宿です。

お昼前に横須賀中央に着くつもりでいたのですが、モタモタしているうちに予定時間をすぎ、到着が一時過ぎになってしまいました。

その前日、歯医者さんで矯正の調整をしてもらった時に、「昔はここでよく飲んだのよ」という牛タン屋さんを教えてもらったので、駅に着くなり場所を確認に。
駅前にはPRIMEというビルがあるのですが、先日ついに店じまいで再開発となったそうで、無人感強かったです。それでも、そのままゴースト化しないでよかった。駅前にはやっぱり活気が欲しいです。
そのPRIMEの裏側の細い路地にそのお店はありました。
お値段も良心的だったので、今度、営業時間に訪ねてみたいと思います。

牛タンのお店 西洋軒

で、お昼を食べようと思い、ちょっと気になっていた天丼屋さんへ足を運びますが、13時を過ぎているのに10数名の行列ができています。
街をフラフラ一回りして30分後に行ってみたところ、それでも10人ぐらいの行列が。普段、行列には並ばない主義の私ですが、今日の私には宿泊する以外の用事が特にないのです。時間もあることなので並んでみることにしました。気温10度を下回る寒空で3〜40分ほど待っての入店となりました。

店内はL字カウンターだけで、10席ないぐらいのお店。中で3人のおばさまがせっせと働いておりました。
私の前に女子高生二人組と男子高校生二人組がいたのですが、どちらともとても行儀が良く、しっかり挨拶もできていて、最近の高校生の印象がグッと良くなりました。どこの高校かわかりませんが、おじさんはとても心地よく感じておりましたぞよ。

天丼の岩松  岩松丼です

その後、先日見たオダギリジョーのドラマ、「僕の手を売ります」で見た横須賀の景色を探して飲屋街をしばし彷徨きました。

このアングルよー ドラマではチラシ配ってました



その後、本日の宿泊所に向かいます。
住宅地で、坂の上にあるということは見当ついていたので、寄り道しながらゆるゆる向かいます。

間違いない!と思わせる佇まい。街の肉屋さん。
数日後の所さんのTVで紹介されてましたよ〜


本日のお宿です。高台でとても静か。



荷物を宿に置いて、目星をつけていた銭湯に行きます。

当たり湯さん。


暖簾をくぐると男湯・女湯の間に番台があり、そこで現金を払うというなかなかのオールドスタイルの銭湯で、こういうの30年ぶりくらいじゃなかろうか、とっても懐かしいのでした。
時間は4時過ぎなのに、地元のお爺さんでごった返していました。
とても小さな銭湯なのですが、老朽化著しくいろんなところを手入れしながら頑張って営業している感が強かったです。
でも、銭湯が残っている街は大体が良い街です。
これからも常連さんに支えられながら営業が続くことを祈ります。


横須賀中央公園 向こうは猿島です
二代め平和のモニュメント
三味線屋さんがありました

夜の街をフラフラしながら、夕食をとりお宿に戻りました。
宿には宿泊者2名。
私と同年代?くらいのおじさまと私。
宿の管理をしている家守さんと3人で、地域の話や不動産の話、住むこと暮らすことや断捨離の話などで遅くまで懇談させていただきました。
今までで一番人と話した夜となりました。
これが、ADDress旅の醍醐味ですね。


さて翌日。
横須賀美術館に向かいます。
横須賀美術館を設計したのは、今年のプリツカー賞(建築界のノーベル賞と言われる賞)に輝いた山本理顕さん。
理顕さんとは度々、反町のバーでご一緒することがあり、数日前に受賞のお知らせがあったので、それを記念しての訪問です。


美術館の手前の走水神社で下車してお参り。
走水神社からの眺め。
美味食堂でお昼。今日は太刀魚のお刺身定食です。
横須賀美術館です。

美術館のあと、再び横須賀にバスで戻り、しばらく街をうろうろしましたが、特に買い物をするでもなくスルッと帰ってきました。

今回の大きな収穫は、家守との会話の時間を楽しむことができたことです。人と出会い話す機会があるというのは、普通のホテル住まいではなかなかないことです。

三浦半島のADDress宿をいろいろ試した後、もう一度戻ってきたいと思いました。(三浦は想像以上に色々ありそうw)









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