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有原投手は日本復帰で即大活躍となるのか?

新年あけましておめでとうございます。
今年も時間が許す限り、
noteにyoutubeにTwitterに顔出していきますので
今年もよろしくお願いします。

新年最初は
メジャーから復帰する有原投手について
書いて行こうと思います。

先日、とあるスポーツ記事にこんな記載がありました。

【ソフトバンク有原獲得!3年15億の超大型補強!!】

これを見た瞬間に
「阪神がマネーゲームに参戦しなくてよかった」と思いました。

日本ハム時代の有原投手のポテンシャルなら価値はあったと思いますが、
間違いなく言えるのは
「今の有原投手に5億の価値はない」
と断言できます。

日本ハムの有原投手といえば
140km後半から150km前後のストレートに
多彩な変化球を投げるタイプでした。

個人的な印象としては
変化球のキレも良く、
ストレート、変化球どちらも高さと低さを間違えない投球スタイルで
テンポ良くアウトが取れるイメージがありました。

しかし今の有原投手は
メジャーでは大苦戦となり、
2年間でわずか3勝しかできなかった投手です。
昨年終盤の登板ではストレートが87マイル(約140km)程度しか
投げておらず、
コントロールも甘く、
変化球のキレが無く簡単に打たれていました。

日本に戻ればかつてのポテンシャルが戻るのであれば、
獲得する価値はあると思いますが、
その可能性は低く、
日本で大活躍するには間違いなく時間はかかると思います。

時間がかかる要因としては、
メジャーの硬いマウンドにあると思います。
マウンドが硬いと日本人投手特有の下半身主導のフォームが難しくなり、
どうしても腕の力に頼る投げ方になってしまいます。
今まで使ってこなかった腕の力に頼ると肩、肘に負担がかかるのは当然で、
股関節も使えなくなってしまい硬くなってしまいます。

その状態から日本のマウンドに戻っても硬くなった股関節が急に使える訳がなく、
バランスは崩れてしまい、
本来のフォームも取り戻せないまま投げないと行けません。

恐らく1年目はかなり厳しい成績になると予想します。
かつて松坂氏がソフトバンクに移籍した際も
メジャーのマウンドにやられ、
肩が壊れ、股関節が硬くなってしまったような
同じ未来を感じてしまいます。

有原投手を本気で【復活】させたいなら、
1軍即戦力ではなく
2軍でみっちり下半身主導のフォームを取り戻す作業が必須になります。
これに関しては1年ぐらい掛けてもいいと
思います。
まあ絶対そうはならないと思いますが・・・。

趙民点

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