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北海道日本ハムファイターズは 新球場の結果、電通ファイターズに変わり果てたのか?

いきなりなんだという話にもなるが、3/30にプロ野球が開幕し、北海道日本ハムファイターズ(だったもの)は新球場エスコンフィールドでの開幕となった。しかし、4/5時点で1勝4敗。
しかもただの負けならまだしも草野球並の打線、守備での敗北がほとんど。とてもプロ野球集団とは思えないほどになっている。それだけならまだしも本日未明に中田翔への暴力に対する態度、西川、大田、秋吉に対するノーテンダー事件により、役職を剥奪されたはずの吉村浩元GMが謎の昇進。
そこにふと浮かんだ1つの疑問
Q.日本ハムは電通に乗っ取られた?

エスコンフィールドができるまで


エスコンフィールド北海道

エスコンフィールドを作る原因となったきっかけは何かというとご存知札幌ドームの役人のせいである。高い使用料を払わされ、なおかつ売り上げのほとんどは札幌市に入り、チームには全体の数割しか入らない。なおかつ使用料の値上げを発表され堪忍袋の緒が切れた日本ハムは札幌ドームを離れ新球場を建てることを提案。
そのときに提携を組んだのが日本エスコン株式会社。この会社の系列がどこか経路を辿ると実は繋がっているのは広告会社の電通。
つまりは日本ハムと電通が繋がってしまったとも言える。
電通はみなさんご存知の通り、2021年の東京オリンピック、パラリンピックの主翼となっていたが、開会式と閉会式の規模の弱さに国民から波紋を産んだ。使っている資金と演出に釣り合いが取れていないと。さらには開催後汚職が発覚し、電通幹部に対して軒並み逮捕、起訴などが行われている。それを考えるとこの繋がりは日本ハム自体は気づいていなかっただろうがまずい事態を生んだと言えよう。
さらに問題なのが、エスコンが完成してからの対応にあたる。
要は「モノだけ作って中身はハリボテ状態」
エスコンフィールドを作る際に選んだのが札幌から少し離れた北広島という地域。札幌から郊外にあたる場所とはいえ、交通面のインフラ整備は札幌市ほど磐石ではない。まずJR北広島駅は乗り入れ先が少なくホームも狭い。新駅を作る予定だが数年後となり青写真状態であるし、JR北海道が路線廃止を次々と行っているところを見るとそう簡単には作成の早期化には首を縦に振らないはず。もう一つ地下鉄の延伸も考えられるが、宮の沢駅を作成してから十数年延伸がないところを考えると札幌市交通局もおそらく火の車だろう。
また管理面でも問題を生んでおり、まだまだ改善点は山積みになっている。札幌ドームから一刻も早く離れたい気持ちはあるとはいえ、後先考えない行動が今の混乱を招いていると言えよう。

新球場プロジェクトが始まってからの日ハムの体制

さて、ここまではエスコンフィールドについて話したが、ここから北海道日本ハムの話に移る。
北海道日本ハムファイターズは2004年に東京から札幌に移り、札幌ドームを本拠地として野球チームを作り北海道のファンを大熱狂させ「た」。
※あえて過去形にさせていただく
2006年に移動後初優勝を果たし、その後何度か優勝を果たし、2016年まではAクラスのほぼ常連チームであった。その歯車が狂い始めたのが2016年以降の当時二刀流でファンを沸かせた大谷翔平のメジャー行きの話が決まってからである。

当時は栗山英樹監督、吉村浩GMの体制を取っていた。この吉村浩が意外と曲者で、昔は日刊スポーツの広報の人物で野球とのつながりはほとんどない。なのにGMという重大な役職を賄っていた。
この日刊にも特徴があり、特定のもの贔屓の新聞記事を作っている。
この体制になってから数年は低迷を招き、2021年には栗山氏は退任。それは当たり前のことだが、その間に起きた出来事が吉村氏の現在までの居座りの疑問をまねいている。

  • 中田翔の暴力事件に対しての記者への質問に対しての態度

退任きっかけとなったのはチーム低迷というのもあったが、おそらくこれだろう。栗山氏は中田翔を「日ハムの4番」と強くいうぐらい起用し、よほどのことがない限りはたとえ不調でもその魂胆を覆すことはなかった。その中田が調子を上げた矢先に突然の登録抹消。何があったのかと思いきや、チームメイトに対する暴力行為で謹慎処分をくらい、その後巨人へ移籍させる決断をした。
その際、記者に問い詰められた際に吉村氏は激昂したと聞く。確かに急に言われたらこうなるのも無理はないと思うが本当の問題は2つ目である。

  • 西川、大田、秋吉のチームからのノーテンダー

プロ野球の世界では成績が振るわなかった選手に対して自由契約を言い渡し、その後トライアウトでアピールの機会を貰い、巡りが良ければ他チームと再契約できる。しかし、吉村浩が言い渡したのは「ノーテンダー」という回りくどい言い回しをした選手契約破棄。しかも問題なのが稲葉GM、新庄(bigboss)監督の新体制となって、GM降板の際に起きているということ。つまり勝手な判断で3名に対し選手契約破棄をした。その後、役職降格となったが、正直クビにするぐらいの重罪だと思う。その判断が下せなかったということははっきりとはわからないが裏の要因があるのではないだろうか?

新庄新体制になってからの日ハムの現状

新球場設立前年、新庄監督が就いたがあまりの戦力のなさにチームは最下位。戦力調整のために、シーズンを捨てていたとはいえこの態度に問題を感じた当時の優秀打者の近藤健介がソフトバンクに移籍、今シーズンの戦力はさらに下がった。
その雲行きの怪しい中で話題を生んだのが「きつねダンス」というファイターズガールのイニング感のパフォーマンス。それがバズり、そのシーズンは本職の野球よりも興行のほうが主体となった。この傾向、振る舞いが似ているチームがあり、それがMリーグというプロ麻雀リーグのTEAM雷電というチーム。今年こそ入れ替え制度の岐路に立たされ本職の麻雀のほうに力を注いだが、
それまでは全く違っており、「勝てる麻雀」ではなく「面白い麻雀」のコンセプトを掲げ、俳優の萩原聖人を中心にMリーグの熱狂を広げることにのみになっていた。そのせいか、チームは常に下位をひた走り、2022年シーズンには-1200ptというチーム史上不名誉な記録を叩き出し、唯一ファイナルシーズン(※)に進めないチームと揶揄され続けた。
※Mリーグはレギュラーシーズン、セミファイナル、ファイナルの三部構成でレギュラー、セミファイナルとも全8チーム(セミファイナルは6チーム)中それぞれ下位2チームが敗退、ファイナルシーズンでの覇者が優勝となる。


TEAM雷電


その雷電というチームを作ったのが電通である。
つまり新庄体制のハムと雷電のコンセプトには
近いものがあるのではないだろうか?

今回の仮説は正直陰謀論と言われても否定できないだろうし、あくまでも個人の見解に過ぎないけど、おそらくこのままの日ハムだと選手自体も育たないし、優秀な選手はFAで持っていかれてもおかしくないと思うし、最初は盛況しているエスコンも北海道民の性格からするとすぐに閑古鳥の鳴くようなことになる。野球を北海道で本当に盛り上げる気力があるならチームの、フロントの本気と覚悟を見せて欲しい。


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