Mリーグの差別問題

レギュラーシーズンも佳境を迎えるMリーグ、ただその中で暴言的、差別的な発言が今季は特に目立つようになってきている。今回は気になった点を2点挙げていく。

1.実況者、解説者贔屓の差別

Mリーグの縁の下とも言える実況者、解説者
実況は小林未沙、松嶋桃、日吉辰哉の3名のローテーションでそこにレギュラー解説者を取り入れるという形を2年目から進めてきた。今季は去年からレギュラー解説となった土田浩翔(19〜)、藤崎智(20〜)、河野直也(20〜)に加えてパイレーツとの契約終了となった朝倉康心、石橋伸洋を加えた。おそらく来年度からも同じパターンで契約終了となったMリーガーを解説に組み込むのではないだろうか。
話がずれたが、問題となっているのが視聴者の中に解説の好き嫌いを露骨にABEMAのコメント欄やTwitterで言ってる人。それだけなら他のスポーツでもあることだからあまり気にはしないけど、
それで他の団体を巻き込むのはどうなのかなと。
特にMリーグは団体がバラバラだから、余計に
好きな団体をやたらと持ち上げる、嫌いな団体をオーバーに下げるコメントが顕著。

さらにそれがヒートしたのが、終盤戦によくあるタイトルホルダーをゲスト解説に迎えたときに、
「この人解説に迎えたいから、(嫌いな人)をクビにして」ってそれは違うだろと。
たぶん同じような解説者だらけになったら間違いなく視聴率は下がる。
※次世代の渋川難波(19〜21)を求めたい気持ちはわかる
解説者にも特徴をつけるのも興行として大切ではないだろうか。

2.プレイヤー(特に女性)差別

Mリーグは終盤戦を迎え個人成績を確認すると、
上位3名が女性Mリーガーというここまでになかったことになっている。そのせいか今季目立つのは
「運だけの麻雀」というコメント。麻雀は運7割、実力3割だからそれは認める。
なにが許せないかというと、それが向けられているのは女性だけで、男性Mリーガー、しかもここまで数々のタイトルを取ってる人にはそのコメントが一切なく、跪いてるということ。
思うのが、それって女性差別じゃないの?と。
憶測だが、そのコメント残している人たちって
何かと見下してるんだろうなと、「こんな下手くそな人使うなら〈ネット麻雀〉で上位の階級とってる俺を選べ」とか。つまりは年季の浅いプロに対して尊敬の念が一切ないのだろう。なぜかというと自分の方が年上だし、麻雀の経験はそこらへんのひよっこより上だと思っているのだから。
しかし、あくまで「プロ」であり「Mリーガー」なのだから若い子に対しても、少し賛辞のコメントがあってもよいのではないだろうか?
それでもまだ見下すのなら今からでもプロ目指したらどうだ?プロは必要以上の努力をしているということを念頭に入れて。

発展して欲しいからあまりこういうのは言いたくないけど、これらの差別とかコメントを発するならその人はMリーグ見るな!と。その人が1人や数人消えようが影響しないだろうし、平和になるから。差別をなくして対等にみて皆楽しくMリーグを観戦するために。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?