今回は飼い主と飼い犬の絆を描く感動作「星守る犬」を
ご紹介します。

こちらは原作がマンガでコミック2巻分と短いお話ながらも
数々の賞を受賞した人気作品です。
その「星守る犬」が2011年に映画化。
映画観客動員ランキングで初登場第6位となり、話題を集めた作品です。

ストーリーは、ある日北海道で死後半年ほど経過した白骨死体が
草むらの車の中から発見されたところから始まる。
死体の身元は不明。しかしそばには死後間もない犬の死体も
寄り添っていた。
北海道の市役所で勤める奥津は、死体の身元を見つけるため
唯一の手掛かりである車の下に落ちていたレシートを手に、死体の男性の
軌跡を辿っていく…

というお話です。
主人公はおじさん役の西田敏行と、奥津役の玉山鉄二。
私は玉山さんファンなので、犬も好きだし原作コミックも少し読んでたので
軽い気持ちで観たんですが、もう観終わった後は号泣してしまいました。

原作でのおじさんは不愛想でぶっきらぼうなイメージでしたが、西田さん
演じるおじさんは、感受性豊かでとてもいい人でした。
本当心に沁みる良い演技をされてます。
玉山さんはじめ、他のキャストもベテラン揃いで安心して観ていられますが
ユキちゃん役の川島海荷だけちょっと浮いてましたねー。
個人的には役自体不要だった気もしますが…

飼い犬はおじさんの「ハッピー」と奥津の「クロ」の二匹が登場しますが
とても可愛いです。

この作品は人間と犬のハートフルな絆を描くのがテーマになっており
色々考えさせられます。
観てほしいのは
・現在犬を飼っている方
・犬好きでいずれ飼いたいと思っている方
・犬が好きでも嫌いでもない方
・感動作を観て泣いてスッキリしたい方
ですね。

大ヒットした感動作なので、今犬を飼っている方には犬との絆の大切さを
思い知らされるし、飼ってない方は飼いたくなっちゃうと思いますよ。

少し私の話を書くと、実は私の家族は過去に犬を飼っていました。
室内犬で、夜はいつも私のベッドに潜り込んでくるので毎日一緒に
寝ていて、とても可愛がっていました。10年ほど前の話ですが…
その時の楽しい思い出も最期の辛い思い出も、一気に思い出してしまい
号泣です。

私のように辛い犬との別れがあり、それが怖くて新しい犬が飼えなくなってしまった。
ペットロス症候群に苦しんだ経験がある。こんな方には向いていないかもですが。

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思いっきり泣ける「星守る犬」。犬好きもそうでもない方もぜひチェック
してみてください！

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